タグ: 文法

あいつはつきあいにくい ( ONE POINT at a time 7)あいつはつきあいにくい ( ONE POINT at a time 7)

= tough 移動 (目的語繰り上げ) = 今回取り上げる 「tough 移動」という用語は,英語学(統語論)で使われている用語で,高校生・一般向けにもっとわかりやすい用語があるといいのですが,ないんですね。いい用語が […]

高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (2)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (2)

本題の「英文法参考書」に触れる前に,文法系の力をどのようにつけていけばいいのかの道筋を少し考えておきたいと思います。文法の勉強の全体の方向性を考えて,その中で参考書をどう使うかを位置づけよう,というわけです。そしてその方 […]

高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (1)高校生用の分厚い英文法参考書のはなし (1)

大学受験に限った話ではありませんが,英文法を勉強しようと思ったら,最初からひとつひとつの項目に深入りするのではなく,(1) まずおおざっぱに英語のしくみ(品詞・句・節・構造・語順)を理解し,(2) 次いで各項目をおおざっ […]

「別の」=「同じ」 ? ( ONE POINT at a time 4)「別の」=「同じ」 ? ( ONE POINT at a time 4)

= another のいろいろな用法 = another を「別の」という意味で覚えている人が多いようです。もちろんそう訳せることが多いのですが,「別の」で覚えるより,「もう一つの」「もう一人の」という意味で覚えておく方 […]

見る・見える・わかる ( ONE POINT at a time 2)見る・見える・わかる ( ONE POINT at a time 2)

= 知覚動詞 = 前回の「状態動詞と動作動詞」にも出てきた知覚動詞を取り上げます。前回触れた点は以下のようなものでした。 『視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五つの知覚を示す動詞を知覚動詞と言いますが,実はこれには2種類あっ […]

"パラッパッパッパー, i’m loving it. " ( ONE POINT at a time 1)"パラッパッパッパー, i’m loving it. " ( ONE POINT at a time 1)

= 状態動詞の進行形 (ややハイレベル)= 英語の動詞は,通常 (1) 動作動詞 と (2) 状態動詞 に分けられ,状態動詞は進行形で用いることができないという特徴をもちます。 状態動詞とは, もともと継続的な状態(一時 […]

This is the sort of English up with which I will not put. (Winston Churchill)This is the sort of English up with which I will not put. (Winston Churchill)

「こういう英語には耐えられない」 と訳しても,おもしろさはさっぱり伝わりませんが,ほかに訳しようもありません。 もちろん put up with ~ 「~に耐える,がまんする」で,最初の this は自己言及的,つまりこ […]