英文法ライブラリー 準動詞関連

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It is 人の性格の形容詞 of 人 to V

この公式に用いられる「性格の形容詞」

bold 大胆な brave 勇敢な
careless 不注意な clever かしこい
cruel 残酷な foolish ばかな
kind =good, nice 親切な honest 正直な,誠実な
polite 礼儀正しい rude 無礼な
selfish 利己的な sensible 良識ある,賢明な
silly ばかな stupid ばかな
considerate =thoughtful 思いやりのある wise 賢い

  *good は「良い」の意味ではIt ~ for ~ to, wiseやfoolishはforでも構いません。

参考 
① ふつう人を主語にする形容詞(It is ~ for 人 to V は不可)
happy, sorry, pleased, surprised, able, unable, capable, incapable, anxious, eager, ready, willing

② It is ~ that で使うことはできるが,It is ~ for ~ to V では使えない形容詞
certain, clear, likely, obvious, probable, true
possible, impossibleはIt is ~ for ~ to Vで使うと「できる・できない」,It is ~ that で使うと,「ありうる,ありえない」になります。

結果の不定詞

・・・, only to V ・・・が、あいにくVする
・・・ never to return ・・・、そして二度と戻らない
live to be ~ ~まで生きる
grow up to be ~ 大人になって~になる
wake up to find ~ 目覚めると~だ

It ~ that と 不定詞の 書き換え

It seems that S + V = S seems to V ・・・ようだ,らしい
It appears that S + V = S appears to V ・・・ようだ,らしい
It is said that S + V = S is said to V ・・・と言われている
It is believed that S + V = S is believed to V ・・・と思われている
It (so) happens that S + V = S happen to V たまたま・・・,・・・ということが起きる
It turns out that S + be + C = S turn out to be C SはCだとわかる

これらの動詞は,上の左辺の形か右辺の形のどちらかで使われます。従って,次のような使い方は間違いです。
× He is said that he is very rich.
× He seems that he is very rich.
もちろんseemには上記の用法以外に,seem + C の使い方があります。

be to V

①[予定]Vすることになっている He is to come here at 6.
②[義務]Vすべきだ(Vしなさい) You are to come as soon as possible.
③[可能]Vできる Nothing was to be seen. 受身の不定詞で,否定文のことが多い
④[運命]Vする運命にある The day was to decide his fate. beは普通過去形。
⑤[意図]Vするつもりだ If you are to succeed, do your best. if 節中がふつう。「Vするためには」とも訳せます。

感情の他動詞と日本語と異なる受身

感情他動詞 
現在分詞(~ing ) = その感情を与える 「~させるような」
過去分詞(p.p.) = その感情を持っている 「~している」

驚き alarm, amaze, astonish, startle,
surprise, shock (startle は自動詞あり marvel は自動詞)
喜び amuse, please, delight (delight in は自動詞)
魅惑 attract, charm, fascinate
満足 satisfy, gratify
激励 encourage
失望・落胆 disappoint, discourage, depress
退屈 bore, tire
悩み bother, annoy, irritate (bother は自動詞あり)
恐怖 frighten, terrify (fear は「恐れる」)
安心 relieve, reassure
当惑 bewilder, embarrass
感動 impress, move

その他 convince, confuse, exhaust , thrill, interest, upset, offend

それ以外に,日本語では自動詞だが,英語では受動で表現するもの

傷つける be injured, be wounded, be hurt
被害関連 be wrecked(難破する), be derailed(脱線する), be drowned(溺死する,自動詞あり)
遅れる be delayed
従事・熱中 be engaged, be involved, be occupied, be absorbed
混雑 be crowded, be jammed, be packed

・ ( )内に分詞を入れる問題では,その分詞の意味上の主語が何かを考えなければ,正解は出ません。S+V+O+CのCとして使われている分詞ならばOが意味上の主語,分詞構文で使われている分詞ならば,主節の主語が意味上の主語になります。
・ 他動詞(の現在分詞)的な意味を持つ形容詞に注意。 satisfactory (満足を与えるような→満足のいく), pleasant(楽しさを与えてくれる→楽しい),scary(恐怖感を与える→こわい)

動名詞目的語をとる動詞

mind いやがる miss のがす
escape のがれる enjoy
give up やめる stop やめる
quit やめる admit 認める
avoid 避ける appreciate ありがたいと思う
finish 終える practice 練習する
put off 延期する postpone 延期する
suggest 提案する consider 考慮する
resist 抵抗する risk 危険を冒す
repent 後悔する imagine 想像する
fancy 想像する deny 否定する
excuse ゆるす・言い訳する forgive ゆるす
pardon ゆるす recollect 思い出す
resent 憤慨する mention 言及する
tolerate 耐える

to V(不定詞名詞的用法) ⇔ Ving(動名詞)

remember to V Vするのを覚えている(未来・義務)
remember Ving Vしたのを覚えている(過去)
forget to V Vし忘れる(未来・義務)
forget Ving Vしたのを忘れる(過去)
stop to V Vするために立ち止まる
stop Ving Vするのをやめる
regret to V 残念ですが,Vします
regret Ving Vしたことを後悔する
try to V Vしようとする
try Ving ためしにVする
mean to V Vするつもりだ,Vすることを意味する
mean Ving Vすることを意味する,Vすることになる
go on to V 次にVする
go on Ving Vしつづける
learn to V Vできるようになる
learn Ving Vすることを学ぶ
need to V Vする必要がある
need Ving Vされる必要がある
want to V Vしたい
want Ving Vされる必要がある

like, love, hate, prefer, begin, start, attempt, intend, continue などは原則として,不定詞目的語と動名詞目的語のどちらも使え,意味の違いはありません。

to + Ving 型熟語

look forward to Ving Vするのを楽しみにする(待つ)
be used to Ving Vすることに慣れている
be accustomed to Ving ( = be accustomed to V)
What do you say to Ving? Vするのはどうですか?
with a view to Ving Vするために(目的)
when it comes to Ving Vすること(話)になると
 その他、前置詞 to を使った熟語表現において、
devote A to B AをB(すること)に捧げる
limit A to B AをB(すること)に限定する
object to A A(すること)に反対する