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高校生向け新書 4 《河出書房新社 14歳の世渡り術》

8月
2009
27
この記事の印刷用バージョン

河出書房新社発行のシリーズ「14歳の世渡り術」です。

ふれこみは,「中学生以上,大人まで」。

作りも,テーマの選び方も理論社 YA新書 「よりみちパン!セ」 とよく似ています。どちらも硬い大人なら「そんなの中高生に読ませていいのか」と目を剥いて怒りそうなものも含まれていますが,知ったこっちゃありません。

 

 

2009年8月27日 現在

タイトル

著者

発行日

ねだん

内容

神さまってなに? 森 達也 著 2009.06.12 1,260円 神さまお願い! 誰もが一度は思ったことがあるはずだ。でも、神さまって本当にいるの? 世界の宗教の歴史や現状を踏まえ、その謎に迫る。宗教とは、信じるとは何かを考えてみよう。
さよなら紛争
武装解除人が見た世界の現実
伊勢崎 賢治 著 2009.04.21 1,260円 こうしている今も世界のどこかで紛争が起きている。アフリカ等の貧困国で武装解除を指揮してきた著者が、知られざる紛争の現状を伝える。日本人が平和のためにできるユニークな方法も提案。
受験国語が君を救う! 石原 千秋 著 2009.03.19 1,260円 世の中は受験国語のようにできている! 入試問題作成の表も裏も知り尽くした著者が、単に点をとる技術だけでなく、これからの人生に役立つ、受験国語の解き方・考え方を伝授する。
勝てる読書 豊崎 由美 著 2009.01.26 1,260円 親に、先生に、友達に、そして何より自分に勝つためには……? ユニークなテーマ別に選ばれた、今読むべき本が満載の、かつて類を見ないピリ辛ブックガイド。「文藝」人気連載を単行本化。
あした選挙へ行くまえに 池上 彰 著 2008.11.05 1,260円 選挙に行っても政治は変わらない、なんて時代は終わった。その1票を投じる前に、選挙の仕組みを知っておこう。税金を無駄遣いせず上手に使ってくれる政治家を、賢く選ぶための本。
ちょい大人力検定
子ども以上大人未満の人間関係講座
石原 壮一郎 著 2008.07.14 1,260円 友だち、大人との付き合い方から恋愛相談まで、何かと悩みや迷いが多い“ちょい大人”に、大人力の入門版である“ちょい大人力”を伝授。検定方式で学べる目からウロコのサバイバル処世術。
復讐プランナー あさのあつこ 著 2008.06.12 1,260円 雄哉はクラスメイトの久利谷たちから執拗ないじめを受けることに。そんな時「じゃあ、復讐計画を立ててみれば」と物騒なことを呟く不思議な先輩が現れ――。
みえない未来相談室。
すきなコトを仕事にする方法
k.m.p. 著 なかがわみどり 著 ムラマツエリコ 著 2008.04.14 1,260円 「大人になるって?」「仕事をするって?」という疑問に答えるコミック&エッセイ。悩みながらも手探りで自分たちのスタイルを確立してきた著者が、10代の頃を振り返りながら答えを探る。
女子の国はいつも内戦 辛酸 なめ子 著 2008.03.12 1,260円 永遠に、女子の敵は女子。敵だらけのジャングルの中でどうすれば生きられる? 大人になっても気の抜けない女子の殺伐とした実態とサバイバル実践方法をなめ子お姉様がお教えします。
不肖・宮嶋 メディアのウソ、教えたる! 宮嶋 茂樹 著 2007.08.22 1,260円 今日見たニュースは、100%真実か? 戦場など数々の危険な現場をわたり歩いてきた報道カメラマン不肖・宮嶋が、情報を賢く受けとめ、惑わされずに生きる術を伝授。
どうして君は友だちがいないのか 橋下 徹 著 2007.07.24 1,260円 友だちは面倒。上っ面ばかりで本当の親友がいない! そんな人のための橋下弁護士のまるきり新しい友情交渉術。世界一面倒な友だち問題を乗り越えれば真のつきあいスキルが身につきます。
右翼と左翼はどうちがう? 雨宮 処凛 著 2007.05.22 1,260円 求めているのはどちらも平和な社会なのに、仲良くできないのはなぜ? 両方の活動を経験した著者が、右翼・左翼のテロ、革命の歴史や現状をかみ砕く! 現役活動家への取材も収録。
「占い脳」でかしこく生きる 鏡 リュウジ 著 2007.05.22 1,260円 「占いはアテにならない」って納得してない? でも、占いを使える脳=「占い脳」こそ自分の頭で考える力を得る鍵! 「今日も最下位……」と落ち込むあなた。不安な毎日はもう終わり!
民族の壁どついたる!
在日コリアンとのつき合い方
井筒 和幸 著 2007.05.22 1,260円 同じ人間なのに、なぜ憎しみ合った殺し合ったりするの? 試験には出ない韓国、北朝鮮との問題から、世界中の人たちと仲良くする方法を考える。にがい歴史も全部知ろう!
お金を味方にして人生楽にする!(仮) 山崎 元 著 未刊 1,260円  
差別をしよう! ホーキング青山 著 2009.09.17 1,260円 友達に嫌われないための平等なんておかしい。だったら、差別して差別されて、そこから個性を探せばイイ。身体障害者芸人が、自ら浴びてきた視線を跳ね返す差別のススメ。ビートたけし推薦!
なぜヤクザはいなくならないのか 萱野 稔人 著 未刊 1,260円  

 

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by rickie | Posted in その他(高校生向け), 学問を知る, 文献リスト | No Comments »

高校生向け新書 3 《理論社 YA新書 「よりみちパン!セ」》

7月
2009
30
この記事の印刷用バージョン

「よりみちパンセ」シリーズは,ちょっと独特です。

執筆陣も,学者(白川静,養老孟司,小熊英二,小倉千加子など)あり,作家(重松清,田口ランディ,伊藤比呂美)あり,社会的実践者(徳永進,村瀬孝生,湯浅誠)あり,その他,芸人(玉袋筋太郎),右翼活動家(鈴木邦男),エッチ系クリエーター,正体不明(叶恭子)など,ちょっと他では見られないくらいバラエティに富んでいます。

テーマも,学問的なはなしよりも,若い世代の人(中高生が主な対象)の悩み・苦しみに正面からぶつかる内容が多く,恋愛・性・世の中・酒・ドラッグにいたるまで,昔の大人が見たら目をむいちゃいそうな内容を含んでいます。

もちろん,それがあなたになにか大切なものを与えてくれるかは,その筆者とあなた次第でしょう。まとはずれかもしれないし,人生を変えてくれるかもしれません。

 

なお,このシリーズは「新書」と名前がついていますが,ちょっと大きめです。

 

アマゾン: →    理論社YA新書「よりみちパン!セ」

 

1 みんなのなやみ 重松 清 10代の悩みや疑問という「生の声」に、直木賞作家の重松清さんが、「正解」以上にバリエーション豊かな考え方で答えてくれる、心強い相談室。
2 神さまがくれた漢字たち 白川 静 監修 山本史也 著 その昔、人間がいまほど自分中心じゃなかった時代、人間と自然、そして神さまとの豊かな関係から、漢字というものは生まれたのです。漢字を見る目が180度変わる、刺激的な物語。
3 いのちの食べかた 森 達也 魚は切り身で泳いじゃいないって、TVで見て知ってるよ。じゃあ、毎日食べてる大好きな「お肉」は、どんなふうに食卓に届くの? 誰も教えてくれない、食べものといのちの、たいせつな関係。
4 さびしさの授業 伏見憲明 どうしたら自分が「生きられる場所」をみつけていくことができるのか。「世界」と「君」の間に生じる亀裂に対して、君自身のかけがえのないプライドを保ちつづけながら、ひとり向き合っていく方法を提案する。
5 正しい保健体育 みうらじゅん 「どうしてセックスしてはいけないの?」「包茎は手術したほうがいいの?」──若者に伝えるべき本当の「セックス」とは何か? 性教育の旗手みらうじゅんが放つ、童貞時代を生き抜くスタンダード!
6 14歳からの仕事道(しごとみち) 玄田有史 やりたいことがわからなくても大丈夫。まだイメージの定まらない自分の将来にひそむ、「仕事」や「働くこと」そのものへの不安に向き合うための真摯なヒント。
7 不登校、選んだわけじゃないんだぜ! 貴戸理恵+常野雄次郎 「不登校は病気じゃない、自分で選んだんだ。」そう言った瞬間にこぼれ落ちていく本当の気持ちと現実、背負わされていく責任。もと小学校不登校者である若き研究者と、もと明るい不登校エリートがリアルなことばをさぐる。
8 こどものためのドラッグ大全 深見 填 なぜ人間はドラッグに関心を持ってしまうのか。ドラッグと人間の関係の長い歴史、効果の裏の危険性、中毒者たちの自助グループの様子や連絡先などのSOSラインまでを網羅する。
9 ハッピーになれる算数 新井紀子 「数学」と聞いただけで、つい視線が宙に泳ぐキミはおもいきって「算数」までもどろう。そもそものしくみを考えるのって、算数や数学にかぎってだけ必要なことじゃない。キミがハッピーになれるための、秘訣でもあるんだから。
10 ひかりのメリーゴーラウンド 田口ランディ どうして私は「私」なんだろう。私たちはいったいどこから来て、どこへ還ってゆくのだろう。少女が向き合いつづけた、光と影に彩られたある初夏からの一年間──。若い世代へ贈る、著者初めての純愛小説。
11 バカなおとなにならない脳 養老孟司 「最近のワカモノどもの考えてることは理解できん!」……そんなこと、それこそいまどきのバカなおとなたちに言われたくないよ! でも、どうしたらいいんですか、脳ミソの専門家、養老先生。中学生から高校生たちの、迷問、奇問、素朴な疑問に答えます。
12 みんなのなやみ 2 重松 清 子どもたちを主人公とするたくさんの物語を描いてきた作家が、10代の「悩み」をとおして、子どもたちに贈る言葉。第一弾につづく、勇気あふれる相談室。
13 オヤジ国憲法でいこう! しりあがり寿+祖父江慎 わが子よ。そして、いまどきの若者よ。オヤジ呼ばわりされ、家では洗濯物だって別に洗われてしまうワタクシだが、キミたちに伝えたい熱い思いがある。「オジサン」が語る、おかしく、かつ、アナーキーな人生のルール。
14 日本という国 小熊英二 ぼくたちがいま暮らしているのは、「日本」という国。じゃあ、「日本」って、いったいいつ、だれによって作り出されたのか、きみは知っている? みずから 「学ぶ」ことの意味とそのための技法に触れながら、いまにつながる「歴史」を知り、未来を探るために描かれる、刺激的な近代史。
15 気分はもう、裁判長 北尾トロ 「裁判なんて、カンケーないよ」と思っているキミ。でも、いちど気軽に「法廷」をのぞいてみよう。法律をルールにした真剣勝負のやりとりに、世間とはいかに広く、深いものであるかということを、キミは身をもって知るはずだ。
16 いま生きているという冒険 石川直樹 降りかかってきたすべてのことを、自分の五感すべてで引き受けて、堂々と世界と向き合っていけばいい──。最年少で世界七大陸最高峰登頂を達成し、自然だ けをたよりに進む航海術を学び続けるなど、世界を素手で旅する若き<冒険者>による、ことばを超えた出会いへの、やさしいいざない。未発表カラー写真多 数。
17 だれか、ふつうを教えてくれ! 倉本智明 両手が使えなければ口をお皿に近づけて食べる。行儀が悪い! と「ふつう」の人なら思うけど、その「ふつう」とは一体、誰にとっての「ふつう」なんだろう。子どもむけの障害学の一冊。
18 演劇は道具だ 宮沢章夫 「演劇」と聞いただけでなんだかこそばゆい。そう感じるからだを大事にしよう。自分のからだと他人のからだを出会わせて、わくわくするなにかを「いま、ここ」に生み出そう。刺激的な演劇入門。
19 死ぬのは、こわい? 徳永 進 鳥取のホスピス「野の花診療所」を開業する書き手による、いちばんやさしいデス・エデュケーション。こどもの、そして大人にとっても永遠の謎である「死」について考える。
20 男子のための恋愛検定 伏見憲明 たった一人を好きになる、不可思議な心のメカニズムから、セックスにひそむリスクを回避するためのノウハウまで、「恋」がもつ可能性とかけがえのなさを説いた男子のための「恋愛論」。
21 世界を信じるためのメソッド ぼくらの時代のメディア・リテラシー 森 達也 メディアと情報の洪水のなかで、ぼくらはなにを疑い、なにをどう信じ、考えていったらいいんだろう? いまもっとも子どもたちに、若い人たちに、そしてわれわれおとなにとって切実に必要で、もっともビビッドなメディア・リテラシー。
22 コドモであり続けるためのスキル 貴戸理恵 コドモはみんな「一人前のおとな」にならなきゃいけない。……そういわれればなにも言えない私たち。でもちょっと待て! そんなおとなが作り出している世 の中、ホントにそんなにいいもんか? おとなが隠してる、この世の中の仕組みの「公然の秘密」を探りながら、コドモのまま生きるためのスキルを伝授!
23 生き抜くための数学入門 新井紀子 とりあえず公式覚えて数学をやりすごしてるあなた、はっきり言ってやばいです。数学は、わけわかんないこの世界を生きぬくための、ナイフみたいに基本的な 道具。「そもそも、それってなに?」から始めて、リアルな答えを探そう。「数学」というナイフの研ぎ方、使い方を、愛をもって伝授します。
24 男子のための人生のルール 玉袋筋太郎(浅草キッド) ひとは、男に生まれるのではない。男に「なる」のだ──自らのからだやコンプレックスへの向き合い方、人との関係のいちばん基本の姿勢、世間という大海原 へ漕ぎ出していく方法など、自分だけの矜持をもつ本物の「漢(おとこ)」になりたいすべての少年へ満を持しておくる、最強の「人生のルール」。
25 おばあちゃんが、ぼけた。 村瀬孝生 谷川俊太郎氏大推薦の老人通所施設「宅老所よりあい」の若き所長による、笑わずにはいられない、泣かずにはいられない仰天レポートの数々。「ぼけた」お年寄りたちに日々振り回されることで見えてくる、人間の最大限の不思議とどうしようもない魅力。
26 「美しい」ってなんだろう? 美術のすすめ 森村泰昌 美しさ、ってなんだろう? 一見きれいじゃないものも、大したように見えないものも、いつもの見方をちょっと変えれば、すごく美しく見えてくるものがある。新たな美しさの発見と人生の豊かさの関係を、トップアーティストが、身近な形式で特別講義。
27 オンナらしさ入門(笑) 小倉千加子 「女の子って、何でできてる?」お砂糖とスパイスと、素敵なものいろいろでできている。でも、誰がそう決めたの? 私は誰にとっての「甘い」ものなの? 家や学校、世間で経験することになる女の子の困惑と生きがたさをのびやかに笑い飛ばせるよう、フェミニズムがとっておきの勇気ある知恵を伝える。
28 ひとりひとりの味 平松洋子 人間はいろいろだ。もちろんおうちの姿だって、それぞれいろいろ。だから、じつは、全ての人に共通する「おいしい味」なんていうものはないんです。フード・ジャーナリストとして、また稀代のエッセイの名手として絶大な人気を誇る著者がおくる、ひとりひとりの「味覚道」。
29 ひとはみな、ハダカになる。 バクシーシ山下 子どもがセックスを知ることに、眉をひそめる大人がいる。でも、戦争や飢餓や病気とかかわりなく生きることは可能かもしれないけれど、「セックス」とかか わりなく生きていくなんて、不可能なんじゃない? アダルトビデオをめぐる事柄や物語から、ひとがハダカになることをセキララに、かつ、まっすぐに考え る。AV界の鬼才と呼ばれる監督が伝える、世界でいちばん「ふつう」な特殊講義。興味本位で、問題なし!
30 ついていったら、だまされる 多田文明 しつこいセールスや勧誘、はたまた、ポストに入っている身に覚えのない請求書まで、世の中には身近なところにキミをだまそうとする人がいっぱい。「自分だ けは絶対にだいじょうぶ」なんて頭から思い込む前に、どんな危険があるのか、冷静になって知ることがたいせつ。「自ら、あえてだまされにいく」という仰天 の方法でキャッチセールス評論家の名をほしいままにする書き手が、街にあふれるサギやワナのテクニックから自分の身を守る方法を大公開します。
31 あのころ、先生がいた。 伊藤比呂美 初めて会う人、初めて行く場所──そんな「初めて」の印象深さとともに、日々のくりかえしのなかでじんわり、ゆっくり、何かを伝えてくれたり、さよならを して何年もたってからふと大切なことに気づかせてくれるような「出会い」がある。子どものころ、親の次に身近な存在だった「先生」たちの数々の思い出か ら、等身大のおとなの姿と「出会い」のかたちを豊かに描き出す一冊。
32 家を出る日のために 辰巳 渚 「暮らし」とは、生きることそのもの。代々さまざまなかたちで受け継がれてきた「暮らしの技術」を失いつつある私たちが、「いい加減」に、背筋を伸ばして生きていくためのやさしくて新しい技法を、「家事塾」を主宰する著者がおくる。
33 「悪いこと」したら、どうなるの? 藤井誠二+武富健治(マンガ) 悪いことをしたらどうなるの? 身近なことなのに、私たちは「その後」のことをちゃんと知らない。「加害者」「被害者」、それを受け止める「わたし」。少 年犯罪を長年取材するノンフィクション作家・藤井誠二と、教育問題を異色の手法であぶり出したマンガ鈴木先生の作者・武富健治が、全国の少年院や少年 刑務所をまわって拾い上げた現実を描く。子ども自身が「少年犯罪」を考えるために絶対に欲しかった一冊。
34 失敗の愛国心 鈴木邦男 巷でなにかと話題の「愛国心」。あるものへの「心」を数値で計る意味はなんだ? 歴史と書き手みずからの失敗を軸に、ぼくたちの過去/現在/未来について根本的に問いかける一冊。
35 カレーになりたい! 水野仁輔(東京カリ~番長) 寝ても覚めてもカレーカレー! 各メディアで大活躍、カレーに脳みそと全身を侵略された著者による、前代未聞のカレー本。カレーはみんなの気持ちを、そし て人生をハッピーにする最高のスパイスだ! 巻頭と巻末に、びっくり仰天のフルカラーおまけを付し、楽しさ満載でお届けします。
36 続・神さまがくれた漢字たち 古代の音 山本史也 既刊に 続いて、故・白川静の愛弟子による、学校でも家庭でも教えてもらえない、本当の漢字の物語、第2弾! 自然あるいはかたちないもののおとずれから、人間が 謙虚に学んだものとしての「漢字」レッスンに、「おもいッきりイイ!!テレビ」で、みのもんたもゲストの面々も、思わず驚嘆!
37 叶恭子の知のジュエリー12ヵ月 叶 恭子 ゴーイング・マイウェイと自分勝手は、似て非なる最たるもの。みずからの経験を実学とする、人生の硬派としての著者による珠玉の名言の数々が、あなただけ のかけがえのない人生を導き出す。親や学校の先生からは聞くことのできない、徹底したフェアネスと心からのいつくしみの言葉に満ちた、世界一美しい日めく りカレンダー万年版。
38 恋と股間 杉作J太郎 いかなるピンチのときにでも、力強くマイルドな笑みを浮かべよう。「成功とは、人生における異常事態である」と熱く説く杉作氏が、世間に蔓延するま ちがいだらけの情報をなで切りにしつつ、真に男子の血肉となる、ハードボイルドに超絶な「恋愛術」を指南する。これを読めば、キミにも彼女ができる! た ぶん!!
39 建築バカボンド 岡村泰之 「家」づくりは自分を知り、家族を知り、他人を知るための、心楽しいプロジェクトでもあり、壮絶なバトルでもある。つまり家づくりとは、人生そのものなの だ! 当代の人気建築家がさまざまな角度から丁寧に、そしてときに野蛮に指南する、小学生からの「おれんち」「あたしんち」づくり入門。
40 この世でいちばん大事な「カネ」の話 西原理恵子 なぜわれわれは、子どもに「金」の教育ができないのだろう!? カネがなければ一家離散、カネがなければ一家心中。カネがなければ人生、貧しい。これは真 実だ、ああそれなのに。経済学者やカネの地獄を見ないものにはけっして語れない、そんな、カネと労働のリアルをみつめ、人生の根本を哲学する書。
41 だれでも一度は、処女だった。 千木良悠子+辛酸なめ子 それはもうまさにそれぞれ、正解がないのが正解です。とはいえ消せない不安と好奇心……先輩諸氏がつれづれなるままにあなたに語ってくれる、「そのとき」 のおそるべきバリエーションの数々を、2名の女子ががっつりとご案内。「処女」に関する豆知識と、悩めるあなたへのアドバイスも満載!
42 こどものためのお酒入門 山同敦子 お酒は「飲む」「酔う」ためだけのものじゃない。その以前にこそ、知っておきたいお酒の魅力とその偉大さがある。自然と人間とが生み出すそんな「たからも の」の魅力を、あらゆるお酒に精通することで知られる著者が、心を込めてスケッチする、画期的な「未成年向けお酒入門」。
43 童貞の教室 松江哲明+古泉智浩(マンガ) 映画童貞。をプロデユースにて一世を風靡した映画監督が、今度は活字で自身の童貞時代をドキュメンタリーする!? 男子の絶望と希望を描いて右に出る もののない古泉智浩の巻頭マンガとともに、リアル童貞の「疾風怒濤」が持つ意味を、軽やかに、かつ、深く優しく徹底解剖する。
44 阿修羅(あしゅら)のジュエリー 鶴岡真弓 国宝「阿修羅像」は、キラキラでエキゾティックなジュエリーをまとった、天平のファッションリーダーだった! そしてあまりにも有名なこの少年顔の鬼神の装飾には、現代のアクセサリーや携帯ストラップの持つ秘密が隠されていたのです。
45 きみが選んだ死刑のスイッチ 森 達也 ホームルーム/裁判員制度/死刑。この3つに共通する、最大の注意点はなんでしょう?その答えは、この本のなかにあります。手遅れになる前に、ぜひいま、読んでおいてください。マンガ「小学生にもわからない裁判員制度のイロハ」入り。
46 どんとこい,貧困 湯浅誠 日本社会を覆う「貧困」の問題を、困った「だれか」、さぼった「だれか」の自己責任論ですますのはこれで終わりにしようじゃないか。そして、生きて幸福な社会を、いま、みんなの手で確かに作りだそう!派遣村村長が、静かな情熱をもって初めて子どもたちに語る、希望の書。
47 前略、離婚を決めました 綾屋紗月 前略、離婚を決めました。お母さんがどうしてそう決めたのかを、いとしいあなたたち、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚や職場の人たち、そして私の知らない人たちにきちんと説明したいと思って、これを書き始めました――。「自立」ではなく「ともに生きる」ことの困難さとかけがえのなさを、画期的な書発達障害当事者研究の書き手がおくる。

 

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by rickie | Posted in その他(高校生向け), 学問を知る, 文献リスト | No Comments »

高校生向け新書 2  《ちくまプリマー新書》

7月
2009
22
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高校生・ヤングアダルト向けの新書である,筑摩書房の「ちくまプリマー新書」のリストです。

「岩波ジュニア新書」に比べると,薄手ですがそれほど堅苦しくなく気楽に読めるものが多いのが特徴です。逆に言うと重厚感には欠け,淡泊な感じもしますが,切り口は伝統的な「岩波ジュニア」よりも新鮮です。

 

リストは2009年7月現在。出版順年月順(古い→新しい)。

ちゃんと話すための敬語の本 橋本 治
先生はえらい 内田 樹
死んだらどうなるの? 玄侑 宗久
熱烈応援!スポーツ天国 最相 葉月
事物はじまりの物語 吉村 昭
勉強ができなくても恥ずかしくない 1 どうしよう・・・の巻 橋本 治
学校で教えない性教育の本 河野 美香
奇跡を起こした村のはなし 吉岡 忍
勉強ができなくても恥ずかしくない 2 やっちまえ!の巻 橋本 治
世にも美しい数学入門 藤原 正彦 小川 洋子
勉強ができなくても恥ずかしくない 3 それからの巻 橋本 治
人類と建築の歴史 藤森 照信
変な子と呼ばれて ―ミッシェル・近藤の人生 吉永 みち子
ある漂流者のはなし 吉岡 忍
お金持ちになれる人 邱 永漢
人はあなたの顔をどう見ているか 石井 政之
ピカソに見せたい! 山本 容子
数え方でみがく日本語 飯田 朝子
こころの底に見えたもの なだ いなだ
<いい子>じゃなきゃいけないの? 香山 リカ
木のことば 森のことば 高田 宏
漢方的スローライフ 幸井 俊高
目玉の学校 赤瀬川 原平
憲法はむずかしくない 池上 彰
英語の論理 日本語の心 牧野 高吉
君はレオナルド・ダ・ヴィンチを知っているか 布施 英利
世にも美しい日本語入門 安野 光雅 藤原 正彦
「ビミョーな未来」をどう生きるか 藤原 和博
環境問題のウソ 池田 清彦
包帯クラブ The Bandage Club 天童 荒太
娘に語るお父さんの歴史 重松 清
病魔という悪の物語 チフスのメアリ 金森 修
はじめの哲学 三好 由紀彦
おもしろ古典教室 上野 誠
野球はベースボールを超えたのか R・ホワイティング 松井 みどり 翻訳
俳優になりたいあなたへ 鴻上 尚史
サルが食いかけでエサを捨てる理由(ワケ) 野村 潤一郎
詩への道しるべ 柴田 翔
おはようからおやすみまでの科学 佐倉 統 古田 ゆかり
「無言館」にいらっしゃい 窪島 誠一郎
思春期のこころ 大渕 憲一
日本の歴史を作った森 立松 和平
自分のためのエコロジー 甲斐 徹郎
おいしさを科学する 伏木 亨
「ゆっくり」でいいんだよ 辻 信一
夢みるクラシック 交響曲入門 吉松 隆
和算を楽しむ 佐藤 健一
おしえて! ニュースの疑問点 池上 彰
ブッダ ─大人になる道 アルボムッレ・スマナサーラ
君はピカソを知っているか 布施 英利
問題がモンダイなのだ 山本 貴光 吉川 浩満
これが正しい!英語学習法 斎藤 兆史
物語の役割 小川 洋子
われわれはどこへ行くのか? 松井 孝典
話し上手 聞き上手 齋藤 孝
ニッポンの心意気 ─現代仕事カタログ 吉岡 忍
詩に誘われて 柴田 翔
クリエイター・スピリットとは何か? 杉山 知之
データはウソをつく ─科学的な社会調査の方法 谷岡 一郎
音楽を「考える」 茂木 健一郎 江村 哲二
ファッションのチカラ 今井 啓子
「世界征服」は可能か? 岡田 斗司夫
川を旅する 池内 紀
未来形の読書術 石原 千秋
民主主義という不思議な仕組み 佐々木 毅
自然を感じるこころ ─ネイチャーライティング入門 野田 研一
「科学的」って何だ! 松井 孝典 南 伸坊
いのちはなぜ大切なのか 小澤 竹俊
西洋館を楽しむ 増田 彰久
高校生のためのメディア・リテラシー 林 直哉
現代日本の小説 尾崎 真理子
笑ってお料理 平野 レミ
新しい道徳 藤原 和博
生命科学の冒険 ─生殖・クローン・遺伝子・脳 青野 由利
ほんとはこわい「やさしさ社会」 森 真一
僕らの憲法学 ─「使い方」教えます 田村 理
ブッダの幸福論 アルボムッレ・スマナサーラ
読み上手 書き上手 齋藤 孝
幸せになる力 清水 義範
友だち幻想 ─人と人の〈つながり〉を考える 菅野 仁
SFはこれを読め! 谷岡 一郎
「見えざる手」が経済を動かす 池上 彰
いちばんさいしょの算数1 ─たし算とかけ算 橋本 治
古代から来た未来人 折口信夫 中沢 新一
いちばんさいしょの算数2 ─わり算とひき算 橋本 治
ケータイ小説は文学か 石原 千秋
遺伝子がわかる! 池田 清彦
若い人に語る戦争と日本人 保阪 正康
進化論の5つの謎 ─いかにして人間になるか 船木 亨
男の子のための軍隊学習のススメ 高田 里惠子
食べるって何? ─食育の原点 原田 信男
教科書の文学を読みなおす 島内 景二
手に職。 森 まゆみ
受験生のための一夜漬け漢文教室 山田 史生
景気ってなんだろう 岩田 規久男
目と耳と足を鍛える技術 ─初心者からプロまで役立つノンフィクション入門 佐野 眞一
大学受験に強くなる教養講座 横山 雅彦
ゲームの教科書 馬場 保仁 山本 貴光
英語は多読が一番! クリストファー・ベルトン 渡辺 順子 翻訳
なぜ「大学は出ておきなさい」と言われるのか ─キャリアにつながる学び方 浦坂 純子
経済学はこう考える 根井 雅弘
めげても立ちなおる心の習慣 岡本 正善
地学のツボ ─地球と宇宙の不思議をさぐる 鎌田 浩毅
独学という道もある 柳川 範之
あなたの勉強法はどこがいけないのか? 西林 克彦
環境問題の基本のキホン ─物質とエネルギー 志村 史夫
多読術 松岡 正剛
京都美術鑑賞入門 布施 英利
女が読む太宰治 雨宮 処凛 井上 荒野 太田 治子 香山 リカ 佐藤 江梨子 辛酸 なめ子 平 安寿子 高田 里惠子 津村 記久子 中沢 けい 西 加奈子 山崎 ナオコーラ 筑摩書房編集部 編集
若いうちに読みたい太宰治 齋藤 孝
百姓たちの江戸時代 渡辺 尚志
負けない 勢古 浩爾
宇宙がよろこぶ生命論 長沼 毅
ALMA電波望遠鏡 石黒 正人
中学生からの哲学「超」入門 ─自分の意志を持つということ 竹田 青嗣

 

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by rickie | Posted in その他(高校生向け), 学問を知る, 文献リスト | No Comments »

高校生向け新書 1  《岩波ジュニア新書》

7月
2009
10
この記事の印刷用バージョン

高校生向けの新書やシリーズのリスト。

  • 岩波ジュニア新書
  • ちくまプリマー新書
  • 理想社 YA新書 よりみちパン!セ

など,高校生や中学生を対象にした新書です。

でも,大人でも読める本が多く,じつは大人が買っている方が多いかもしれません。

 

今回は岩波書店で出している,岩波ジュニア新書です。

岩波カラーのせいか,全体として堅めです。なにか,いかにも大人が高校生に読ませたがっている本,文部科学省・PTA推薦,といった感じです。高校生向けの本といえばケータイ小説以外はだいたいそんなモンだと言えなくはないのですが,特に岩波ジュニア新書はその感が強い気がします。

ふつうの岩波新書に比べれば装丁もカラフルですが,これも,こんなのが高校生には受けるだろうなと大人が思っているようなデザインで,ちくまプリマー新書の方がシンプルでセンスがいいと思います。

でもそれらは内容とは別の話で,内容の善し悪しは当然のことながら1冊1冊ちがいます。高校生にわかるのかな?という本もあれば,こんな本に高校生の時出会っておきたかったという本も,僕が高校生なら速攻で飽きる・捨てる・売り飛ばす本もあります。

本というものは,無理やり読む必要はありません。読まされるのもいやなものです。気になる本,読み始めたら止まらなかったという本とつきあうべきでしょう。

 

→ 岩波書店の岩波ジュニア新書のページ

いま「岩波ジュニア新書創刊30周年」とかで,読者ガイドブックがサイトにあります。

「岩波ジュニア新書創刊30年記念 読書ガイドブック」pdf版

 

2009年7月現在。絶版・版元品切れを除く。50音順です。

アインシュタインが考えたこと 佐藤 文隆
アインシュタイン16歳の夢 戸田 盛和
アジアに共に歩む人がいる 川原 一之
飛鳥・奈良時代 吉田 孝
あなたにもできる災害ボランティア スベンドリニ・カクチ/大倉 弥生 訳
カラー版 アニメーションの世界へようこそ 山村 浩二
アニメが世界をつなぐ 鈴木 伸一
アフガニスタンの未来をささえる 石原 陽一郎,茅 和伊,長岡 正哲,石川 かおり
アフリカのいまを知ろう 山田 肖子 編著
アマゾンで地球環境を考える 西沢 利栄
遺伝暗号のナゾにいどむ 岡田 吉美
いかそう日本国憲法 奥平 康弘
生きもの地図をつくろう 浜口 哲一
生きものは昼夜をよむ 沼田 英治
生きることと学ぶこと 早乙女 勝元
生きるということ 宮田 光雄
いじめを考える なだ いなだ
イスラームを知ろう 清水 芳見
遺跡が語る日本人のくらし 佐原 真
いのちをはぐくむ農と食 小泉 武夫
いま,きみを励ますことば 中村 邦生
いま,この研究がおもしろい 岩波書店編集部 編
いま,この研究がおもしろい part2 岩波書店編集部 編
イラクの戦場で学んだこと 岸谷 美穂
カラー版 インド・カレー紀行 辛島 昇/大村 次郷 写真
ウイルスってなんだろう 岡田 吉美
ウェブがわかる本 大向 一輝
宇宙と生命の起源 嶺重 慎,小久保 英一郎 編著
カラー版 宇宙に行くニャ! 山田 ふしぎ
カラー版 宇宙はきらめく 野本 陽代
宇宙物理への道 佐藤 文隆
カラー版 海と親しもう 伊藤 勝敏
海に沈んだ対馬丸 早乙女 愛
海はゴミ箱じゃない! 眞 淳平
英会話の基本表現100話 小池 直己
映画の仕事はやめられない! 附田 斉子
英語辞書の使いかた 外山 滋比古
英語で読み解く賢治の世界 ロジャー・パルバース/上杉 隼人 訳
英語の歌 河野 一郎
英語の疑問 こう考えてみよう 大津 幸一
英語の詩 河野 一郎
英語の発想がよくわかる表現50 行方 昭夫
英単語に強くなる 林 信孝
江戸時代 深谷 克己
調べてみよう エネルギーのいま・未来 槌屋 治紀
調べてみよう お金の動き 泉 美智子
沖縄からアジアが見える 比嘉 政夫
沖縄のいまガイドブック 照屋 林賢,名嘉 睦稔,村上 有慶
おくのほそ道の旅 萩原 恭男,杉田 美登
大人になるということ 佐藤 忠男
会社で働くということ 森 清
会社とはなにか 奥村 宏
科学の考え方・学び方 池内 了
これだけは読んでおきたい 科学の10冊 池内 了 編著
事典シリーズ 化学の小事典 上野 英一,小谷 正博,諏訪 恵治,玉虫 伶太,千々和 栄子,山岸 悦子,渡辺 範夫
学習力トレーニング 海保 博之
書く力をつけよう 工藤 信彦
崖っぷちに立つあなたへ 落合 恵子
パソコンで開く 数の不思議世界 飯高 茂
歌舞伎入門 古井戸 秀夫
カラー版 鎌倉 感じる&わかるガイド 岡田 寿彦,関戸 勇
紙芝居は楽しいぞ! 鈴木 常勝
からだの部品事典 新妻 昭夫 編著
カレンダー世界史 柴田 三千雄 編著
カレンダー日本史 永原 慶二 編著
新版 環境とつきあう50話 森住 明弘
韓国の若者を知りたい 水野 俊平
漢詩入門 一海 知義
漢字のサーカス 馬場 雄二
漢字のはなし 阿辻 哲次
漢文の読みかた 奥平 卓
きみたちと現代 宮田 光雄
教育で平和をつくる 小松 太郎
新版 行政ってなんだろう 新藤 宗幸
京都史跡見学 村井 康彦
きらわれものの草の話 松中 昭一
キング牧師 辻内 鏡人,中條 献
筋ジストロフィーの高校生,宇宙を学ぶ 千頭 一郎
近代国家を構想した思想家たち 鹿野 政直
近代社会と格闘した思想家たち 鹿野 政直
近代日本の戦争 色川 大吉
カラー版 草花のふしぎ世界探検 ピッキオ 編著
クモの糸の秘密 大崎 茂芳
車イスから見た街 村田 稔
「ケータイ時代」を生きるきみへ 尾木 直樹
経済の考え方がわかる本 新井 明,柳川 範之,新井 紀子,e-教室 編著
新版 経済のしくみ100話 岸本 重陳
新版 元素の小事典 高木 仁三郎
現代社会100面相 第3版 鎌田 慧
新版 原発を考える50話 西尾 漠
憲法読本 第3版 杉原 泰雄
恋の歌,恋の物語 林 望
高校生活100のアドバイス 東海林 明
高校生になったら 田代 三良
酵素のちから 左右田 健次
カラー版 神戸 島田 誠,森栗 茂一
国際感覚ってなんだろう 渡部 淳
国際関係がわかる本 原 康
新版 国際機関ってどんなところ 原 康
国際協力と平和を考える50話 森 英樹
国際協力の現場から 山本 一巳,山形 辰史 編
故事成句でたどる楽しい中国史 井波 律子
古代エジプト入門 内田 杉彦
古典がもっと好きになる 田中 貴子
ことばの力 川崎 洋
ハンドブック 子どもの権利条約 中野 光,小笠 毅 編著
この本,おもしろいよ! 岩波書店編集部 編
古文の読みかた 藤井 貞和
新版 ごみから地球を考える 八太 昭道
コミュニケーションの日本語 森山 卓郎
米をつくる 米でつくる 西沢 江美子
コルチャック先生 近藤 康子
これからの防災・減災がわかる本 河田 惠昭
「殺すな」と「共生」 小田 実
財政のしくみがわかる本 神野 直彦
細胞のはたらきがわかる本 伊藤 明夫
砂糖の世界史 川北 稔
カラー版 里山を歩こう 今森 光彦
カラー版 里山を歩こう Part2 今森 光彦
砂漠化ってなんだろう 根本 正之
三国志事典 立間 祥介,丹羽 隼兵
四季のことば100話 米川 千嘉子
思春期ってなんだろう 金子 由美子
地震と火山の島国 島村 英紀
地震・プレート・陸と海 深尾 良夫
自然をつかむ7話 木村 龍治
実験大好き! 化学はおもしろい 盛口 襄
詩のこころを読む 茨木 のり子
シベリア抑留とは何だったのか 畑谷 史代
地元学をはじめよう 吉本 哲郎
社会とどうかかわるか 山脇 直司
「従軍慰安婦」にされた少女たち 石川 逸子
15歳のナガサキ原爆 渡辺 浩
10代のうちに考えておくこと 香山 リカ
10代の真ん中で 村瀬 学
重力の達人 田中 輝彦
16歳 親と子のあいだには 平田 オリザ 編著
新版 主権者はきみだ 森 英樹
ジュニアダイエット 渡辺 満利子
手話の世界を訪ねよう 亀井 伸孝
将棋とチェスの話 松田 道弘
小説の読みかた 猪野 謙二 編
情報って何だろう 春木 良且
縄文のくらしを掘る 阿部 芳郎
小論文トレーニング 貝田 桃子
小論文に強くなる 轡田 隆史
職人を生きる 鮫島 敦
植物は何を見ているか 古谷 雅樹
食糧問題ときみたち 吉田 武彦
新版 女性の権利 赤松 良子 監修,国際女性の地位協会 編
書を楽しもう 魚住 和晃
新 エイズの基礎知識 山本 直樹,山本 美智子
進化とはなんだろうか 長谷川 眞理子
人権読本 鎌田 慧 編著
カラー版 信州 自然と学びのガイド 増村 征夫
新植物をつくりだす 岡田 吉美
身体感覚をひらく 松尾 哲矢,羽鳥 操
新版 1945年8月6日 伊東 壮
新聞の読みかた 岸本 重陳
心理学ってどんなもの 海保 博之
人類が生まれるための12の偶然 眞 淳平,松井 孝典 監修
人類VS感染症 岡田 晴恵
数学,一歩先へ 大橋 義房
数学がおもしろくなる12話 片山 孝次
数学で遊ぼう 芳沢 光雄
数学とっておきの12話 片山 孝次
事典シリーズ 数学の小事典 片山 孝次,大槻 真,神長 幾子
スケッチ 全国町並み見学 片寄 俊秀 文・絵
ストリートチルドレン 工藤 律子
すばる望遠鏡 家 正則
生活環境主義でいこう! 嘉田 由紀子 語り,古谷 桂信 構成
新版 星座12カ月 冨田 弘一郎
政治参加で未来をまもろう 首藤 信彦
政治のしくみがわかる本 山口 二郎
青春とはなにか 真継 伸彦
青春ロボコン 古厩 智之
聖書物語 山形 孝夫
西洋哲学の10冊 左近司 祥子 編著
世界遺産・知床がわかる本 中川 元
カラー版 世界遺産の建築を見よう 古市 徹雄
世界がステージ! 岩波書店編集部 編
データブック 世界各国地理 第3版 竹内 啓一
世界の遺児100人の夢 あしなが育英会 編著
世界の気象 総めぐり 土屋 愛寿
世界の宗教 村上 重良
世界はいまどう動いているか 毎日新聞外信部 編著
1941年12月8日 江口 圭一
カラー版 千石先生の動物ウォッチング 千石 正一
戦国の世 今谷 明
戦争遺跡から学ぶ 戦争遺跡保存全国ネットワーク 編
戦争と沖縄 池宮城 秀意
戦争のなかの青年 大島 孝一
戦争を止めたい 豊田 直巳
訪ねてみよう 戦争を学ぶミュージアム/メモリアル [記憶と表現]研究会
創作力トレーニング 原 和久
ゾウの歩んできた道 小原 秀雄
ソウルで学ぼう 水野 俊平
大学活用法 岩波書店編集部 編
大学生になるきみへ 中山 茂
大学でなにを学ぶか 隅谷 三喜男
カラー版 大地と人を撮る 高野 潤
大地の躍動を見る 山下 輝夫 編著
大日本帝国の時代 由井 正臣
ダンスでコミュニケーション! 香瑠鼓
短編小説を読もう 阿刀田 高
地球がわかる50話 島村 英紀
地球持続学のすすめ 武内 和彦
地球人として生きる 岩崎 駿介 編著
事典シリーズ 地球と宇宙の小事典 家 正則,木村 龍治,杉村 新,三輪 主彦
地球は火山がつくった 鎌田 浩毅
地球をこわさない生き方の本 槌田 劭 編著
地図を楽しもう 山岡 光治
父の仕事を継ぐ 自分の味をつくる 陳 建一
中学生時代 林 友三郎
中学生の満州敗戦日記 今井 和也
中高生のための憲法教室 伊藤 真
中国のいまがわかる本 上村 幸治
通訳者のしごと 近藤 正臣
釣りに行こう 藤井 克彦
DNAがわかる本 中内 光昭
カラー版 デジカメ自然観察のすすめ 海野 和男
デジタルの仕事がしたい 杉山 知之 編
手塚治虫がねがったこと 斎藤 次郎
哲学ってなんだ 竹田 青嗣
哲学のことば 左近司 祥子
カラー版 天文学入門 嶺重 慎,有本 淳一 編著
天文台へ行こう 古在 由秀
ことばあそび 同音漢字問題集 岡田 寿彦
東京が燃えた日 早乙女 勝元
道具にヒミツあり 小関 智弘
動物とふれあう仕事がしたい 花園 誠 編著
東北歴史紀行 高橋 富雄
読書を楽しもう 岩波書店編集部 編
図書館で出会える100冊 田中 共子
図書館へ行こう 田中 共子
ドストエフスキーのおもしろさ 中村 健之介
新版 ナガサキ 1945年 8月9日 長崎総合科学大学 平和文化研究所 編
カラー版 長崎 南蛮文化のまちを歩こう 原田 博二
なぜ国語を学ぶのか 村上 慎一
なぜ数学を学ぶのか 竹内 英人
なぜ私はこの仕事を選んだのか 岩波書店編集部 編
悩みとつきあおう 串崎 真志
奈良・京都の古寺めぐり 水野 敬三郎
新版 20世紀理科年表 山口 幸夫
21世紀を生きる君たちへ 小山内 美江子
20世紀を一緒に歩いてみないか 村上 義雄
日系人の歴史を知ろう 高橋 幸春
日本科学の先駆者 高峰譲吉 山嶋 哲盛
日本恐竜探検隊 真鍋 真,小林 快次 編著
日本古典のすすめ 岩波書店編集部 編
日本語のレトリック 瀬戸 賢一
日本社会の誕生 吉村 武彦
日本神話入門 阪下 圭八
日本の基本問題を考えてみよう 中馬 清福
日本の現代 鹿野 政直
日本の農業を考える 大野 和興
日本の文化 村井 康彦
日本の歴史 〔全9冊〕  
ニュースの言葉 毎日中学生新聞編集部 編著
ネアンデルタール人類のなぞ 奈良 貴史
粘土でにゃにゅにょ 田中 敬三
農業という仕事 大江 正章
脳のはたらきがわかる本 小長谷 正明
バイオマスは地球環境を救えるか 木谷 収
爆心地ヒロシマに入る 林 重男
博物館へ行こう 木下 史青
はじめての和楽器 石川 憲弘 編著
働くって何だ 30のアドバイス 森 清
話してみよう 旅行の英語 大津 幸一
ハンセン病を生きて 伊波 敏男
ピーター流生き方のすすめ ピーター・フランクル
ピーター流外国語習得術 ピーター・フランクル
ピーター流らくらく学習術 ピーター・フランクル
樋口一葉 関 礼子
ビデオ・レッスン 渡辺 浩
ヒマラヤで考えたこと 小野 有五
ひめゆりの沖縄戦 伊波 園子
表現する仕事がしたい! 岩波書店編集部 編
ピラミッドの謎 吉村 作治
新版 広島長崎修学旅行案内 松元 寛
ファンタジーが生まれるとき 角野 栄子
部活魂! 岩波書店編集部 編
カラー版 福岡 アジアに開かれた交易のまちガイド 武野 要子 編
福祉ってなんだ 古川 孝順
武士の時代 五味 文彦
仏教入門 松尾 剛次
ブッダ物語 中村 元,田辺 和子
フランス革命 遅塚 忠躬
フリーという生き方 岸川 真
文学でめぐる京都 高野 澄
分子のはたらきがわかる10話 齋藤 勝裕
平安時代 保立 道久
平家物語を読む 永積 安明
平和ってなんだろう 足立 力也
勉強法が変わる本 市川 伸一
冒険にでよう 椎名 誠
方言は気持ちを伝える 真田 信治
ロースクール生と学ぶ 法ってどんなもの? 大村 敦志 監修,東大大村ゼミ
父と娘の 法入門 大村 敦志
ぼくたちのアニメ史 辻 真先
ぼくたちの今 岩波書店編集部 編
ぼくたちは生きているのだ 小林 茂
ぼくの瀬戸内海案内 大林 宣彦
ぼくはアメリカを学んだ 鎌田 遵
ぼくは写真家になる! 太田 順一
ボランティアの考え方 秦 辰也
本 起源と役割をさぐる 犬養 道子
カラー版 本ができるまで 岩波書店編集部 編
まず歩きだそう 米沢 富美子
マンガ世界の歩き方 山辺 健史
万葉集入門 鈴木 日出男
ミクロにひそむ不思議 牛木 辰男,甲賀 大輔
ミジンコはすごい! 花里 孝幸
道は自分で切りひらく 大リーガーたちのチャレンジ 広岡 勲
南方熊楠 飯倉 照平
みんな地球に生きるひと アグネス・チャン
みんな地球に生きるひと Part3 アグネス・チャン
みんな地球に生きるひと Part2 アグネス・チャン
みんなでつくるバリアフリー 光野 有次
明治維新 田中 彰
めざせ,世界のフィールドを 小沼 廣幸
メソポタミア文明入門 中田 一郎
目を閉じて心開いて 三宮 麻由子
もっと知ろうアジア 陸 培春
もっと知ろう朝鮮 尹 健次
ものづくりに生きる 小関 智弘
ものの始まり50話 近藤 二郎
カラー版 屋久島 青山 潤三
役に立つ植物の話 石井 龍一
野生動物と共存できるか 高槻 成紀
山里の四季をうたう 井出 孫六,石埜 正一郎 編
山の自然教室 小泉 武栄
豊かさのゆくえ 佐和 隆光
夢を跳ぶ 佐藤 真海
ヨーロッパ思想入門 岩田 靖夫
カラー版 横浜 交流と発展のまちガイド 南 学 編著
四字熟語集 奥平 卓,和田 武司
よみがえる緑のシルクロード 佐藤 洋一郎
理科がおもしろくなる12話 山口 幸夫
理科をアートしよう 高木 隆司
量子力学とはなんだろう 長岡 洋介
料理の仕事がしたい 辻 芳樹 編
ルールはなぜあるのだろう 大村 敦志
ルネサンス 澤井 繁男
歴史を動かした発明 平田 寛 編著
レッツ英会話 土屋 宏之
レンズの向こうに自分が見える 野村 訓 編著
ローマ帝国 青柳 正規
労働法はぼくらの味方! 笹山 尚人
論理的に考えること 山下 正男
若いぼくらにできること 今井 雅之
若いやつは失礼 小林 道雄
新版 わたしたちと裁判 後藤 昭
わたしたちと世界 武田 清子
わたしの先生 岩波書店編集部 編
私の戦争 黒木 和雄
私は「蟻の兵隊」だった 奥村 和一,酒井 誠

 

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by rickie | Posted in その他(高校生向け), 学問を知る, 文献リスト | No Comments »

『高校生のための東大授業ライブ』

8月
2008
29
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東京大学教養学部編 |出版社:東大出版会|2007年|1800円|高校生・一般向け|249p.|独断的おすすめ度 ★★☆☆

 

すでに紹介した『16歳からの東大冒険講座』全3巻と同じく,東大が行う「高校生のための金曜特別講座」からピックアップした授業の書籍化。通算4巻目だが,出版社も変わり,ベネッセの援助も受け,本はオール・カラーになって,紙質も,ついでに定価も上がった,というわけですね。書店ではこれがいちばん新しく,いちばん手に入りやすいでしょう。

各講義のレベルはさまざまで,予備知識なしで読めるものもあれば,高校レベルの教科をきちんと頭に入れている人でも難しいものもあります。「学力低下」というレッテルが貼られることの多いいまどきの高校生の目線にまで何とか降りようとしている先生がこの本では多いのですが,高校生のレベルを無視した,または高校生に何がわかっているかがわかっていない先生も中にはいます。でも,わかる・わからないが問題なのではなく,興味が持てるかどうかが問題だと考えて読むのがいいと思います。全体的には,少しでも高校生の興味を引こうと考えた授業がいっぱいあります。わたし的には今回は文系的な話の方が面白かったかな。前は理系の方が面白かったんだけど。生物学関係がちょっと専門的すぎる気がしました。わたしには,ということですが。

ところで,第1講には,余談っぽく次のような話が載っています。

「大学で専攻する分野を大学入学前に決めるのが日本の主流です。ちょうど,皆さんは専攻分野の決定で悩んでいるのではないでしょうか?」

「しかし,全ての若者が高校生時代に自分の興味や適性を活かす分野を見つけることが本当にできるのか,わたしは疑問に思っています。」

「高校生時代では早すぎてデータ不足,根拠に乏しく,結局,本人の適性に即した選択ができていないのではないかと危惧します。大学に入る前に大学での専攻を決めるのではなく,大学でじっくり時間をかけていろいろな分野の学問に触れ,自分の適性にあった分野を探すことが必要だと思います。そのような,大学で広くじっくりと学ぶ時間を許すのが『リベラル・アーツ教育』です。」

これはわたしも賛成ですし,そのように考えている高校生・父兄・高校教師・大学教師はかなりたくさんいると思うのですが,なかなか,というか全く事態は変わりません。このへんのことは,またあらためて考えてみたいと思います。

 

《 目次 》

PART 1 : リベラル・アーツの世界へようこそ

第1講 スーパーマンを救え ― 再生医学の最前線 松田良一

第2講 あみだくじの数理 ― 「自由」な数学の魅力 桂利行

第3講 民主主義は今も魅力があるのか ― 問い直す意味 森政稔

第4講 「今ここにいる自分」の謎を解く ― 哲学への招待

 

PART 2 : 学問と実践 地球大の広がり

第5講 地球は「やさしい惑星」か ― 生命の絶滅と進化 磯﨑行雄

第6講 人生をファンタジー化しよう ― 中国・黄土高原から 安富歩

第7講 アフリカの飢餓・貧困と闘う ― 日系人科学者として Gordon H. Sato

 

PART 3 : 知る・学ぶことの意味,その喜び

第8講 榎本武揚から見た明治維新の世界 ― 領土国家の形成 臼井隆一郎

第9講 イングリッシュ・ガーデン誕生の裏側 ― その美学と政治学 安西信一

第10講 ふるまいと記述 ― 文化人類学の異文化理解 森山工

第11講 朝永振一郎と湯川秀樹 ― 高校時代からの軌跡 岡本拓司

 

PART 4 : 人間と社会を支える科学の力

第12講 先天的な運命は変えられるか ― 生命科学の発展 安田賢二

第13講 生物が持つ分子機械 ― 形と働きを解明する 栗栖源嗣

第14講 エネルギー源としての乳酸 ― 運動と疲労の関係 八田秀雄

第15講 快適生活を支える物性物理 ― 身近な世界への応用 前田京剛

 

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by rickie | Posted in いろんな本, 学問を知る | No Comments »

『16歳からの東大冒険講座 [3] 文学/脳と心/数理』

7月
2008
9
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東京大学教養学部編 |出版社:培風館|2005年|1300円|高校生・一般向け|214p.|独断的おすすめ度 ★★☆☆

東京大学が高校生向けに行っている講座を書籍化したシリーズの第3弾。全三巻完結。

第2弾について書いたのはずいぶん前のような気がする。

第1冊め 「記号と文化/生命」はこちら

第2冊め 「情報/歴史と未来」はこちら

 

学問紹介や高校生のための大学教授による授業は最近ではだいぶ増えてきましたが,あまりうまくいっていないケースもあるようです。このシリーズは今でも続いていて,成功している方でしょう。

 

1部 文学

● 常識を破る ― ハムレットが太っていた  河合祥一郎

専門はイギリス演劇。

「ハムレット」にはハムレットに関して,He’s fat. という記述がある。だけどこのfatについては「汗かき」の意味だと解釈されてきた。「悩めるハムレット」という先入観がハムレット= fat というあたりまえの解釈を阻んできた。

そういうところから,文学や文化がいかに先入観から自由でないか,という方向へ話は進みます。

 

 21世紀に読み直す宮沢賢治 小森陽一

専門は近代日本文学。

宮沢賢治の『狼森と笊森,盗森』という童話を解読していきます。人間と自然との関わり,制度と権力の発生という視点での解釈です。文学の解釈としてはよくあるパターンの1つですが,高校生には強引に見えたり新鮮に感じるかもしれません。

 

 翻訳の不思議,文学のたくらみ エリス俊子

専門は日本近代の詩。

芭蕉の「古池やかはづ飛び込む水の音」の英訳18種類や,俳句に触発されたイマジズム運動,川端康成,村上春樹の英訳を紹介しながら,翻訳について語ります。翻訳家志望の高校生は時々いるのですが,これは翻訳の技術的なはなしではありません。文化の衝突としての翻訳論です。

 

 イタリア!イタリア!イタリア! 村松真理子

専門はイタリア文学,地域研究。

イタリアのあれこれを語っていて,ちょっとまとまりがないのですが,こういう語り口の方が高校生には興味が持てるかな。

 

2部 脳と心

 大学で心理学を学ぶ ― 心理学との出会い,心理学のおもしろさ ― 丹野義彦

専門は臨床心理。

心理学はいま高校生には人気が高い学問なのですが,心理学についての誤解も多く,ちょっと心配ではあります。心理学はおおざっぱに言うと,科学であることを強く志向する「認知心理学」系と,より文系的というか(こちらだって「科学」と自称するでしょうが)われわれがふつう「こころ」ということばで理解しているものを扱おうとしている「臨床心理」系の2つに分けられます(ホントはさらにこまかく分かれます)。前者は「悲しみ」とか「悩み」とか「不安」といったとらえどころのない「こころ」ではなく,人間の情処理機構としての「こころ」を扱います。そして学問的にはこっちの方が今の心理学のメジャーとなっています。大学選びの際はよくよくその辺の情報を集めておいてください。

この筆者は「臨床心理」系なのでとっつきやすいかもしれません。

 

 言語と脳から見た健康と病 酒井邦嘉

専門は言語脳科学。

こちらは認知科学系というか,脳科学のはなし。言語能力生得説(ヒトは言語を使う能力を遺伝的に持っているという説)は,今や言語学(生成文法派)のセントラル・ドグマになっていて,それを脳科学的に解明したいらしいです。わたしは,この説には???ですので,ふーんという感じですけど。

 

3部 数理

 21世紀の物理学 ― 超弦理論とはどんなものか ― 米谷民明

専門は理論物理学(素粒子論)。

「物理学って何」というすごく大きなはなしから,超弦理論というすごく高級(というかわけわかんない)理論まで,おおざっぱに語っています。物理の知識不要。

 

 知覚の複雑系理論 池上高志

専門は複雑系科学。

理系よりの認知科学。難しいですが,なんかすごいことを言っているな,おもしろそうだな,という気にはなれます。「自分がくすぐってもくすぐったくないのに,他人にくすぐられるとくすぐったいのはなぜか」なんていう問題意識はすごいと思いませんか。

 

 微積分の力 薩摩順吉

専門は応用数理。

差分から微積を考える,というはなしかな。数式は出てきますけど,それほど難しくはありません。話題のでかさから考えると,ちょっと物足りない感はありますが,時間がないんでしょうね。

 

 

このシリーズは幅広い興味がないと通読しにくいでしょう。図書館で見つけて,ぱらぱらめくって,おもしろそうなところを読む,というのがいいでしょう。

 

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by rickie | Posted in いろんな本, 学問を知る | No Comments »

『人間は動物である。ただし・・・』 爆笑問題のニッポンの教養

6月
2008
20
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著者: 山岸俊男・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★★☆

社会心理学の紹介。

爆笑問題は研究室に到着するや,実験台にされてしまいます。この最初のカマシのせいか,太田の牙が抜かれて今回は少しおとなしめです。そのせいか,このシリーズの中では,学者と爆問とのかけあいがなかなかうまくかみ合っている方だと思います。山岸氏の提示のしかた,プレゼンテーションもうまくて,もちろん入門の入門の入門にしかなっていないとしても,読んでみると社会心理学への興味が湧いてくるのではないでしょうか。

心理学は昔の行動主義心理学の時代からよく実験をしていて,それで「マウスで実験して人間心理の何がわかるんだ」というある意味紋切り型の批判を浴びてきました。大昔わたしも図書館で「心理学概論」なる本を読み始めたものの,そんな話ばかりですぐに放り出してしまいました。でも時代は変わって,行動主義はすたれ,実験もちょっとばかりおもしろくなってきたようです。見知らぬ人同士のグループを対象にした実験で,協調して行動すれば全員に利益が少しあるが,自分だけ出し抜こうとすれば大きな利益になりうるという実験で,この実験を日本人とアメリカ人に行ってみると,日本人はおおかたの予想を裏切って,必ずしも集団の利益をアメリカ人より重視しているわけではないが,相互に監視しあう状況だとアメリカ人よりも集団志向になる,なんていうおもしろい結果が出ているそうです。(番組での実験では太田の一人勝ち。)

心理学というのは高校生には(一般にも)誤解されがちで,人間の心のひだの隅々まで知っているのが心理学者だと思っている人が多いのですが,心理学はふつう我々が使っているような意味のよろこびとか悲しみといった「こころ」を研究しているわけではないといった方がいいでしょう。そして「心理学」は個人を対象にしているのに対し,「社会心理学」は社会と個人の相互作用の中での心理を研究対象にしている学問です。

タイトルの「人間は動物である。ただし・・・」は,山岸氏の発想の基本形を簡略に言ったものなのでしょう。

山岸: だから問題の立てかたとしては二とおり考えられます。

「人間と動物とは違うのだ。なぜならば人間はむちゃくちゃ頭がいいからだ。どうしてそんなに頭がいいんだろう。」

「人間だって動物だ。それなのに人間は社会を作って暮らしている。どうしてそんなことができるんだろう。」

田中: ああ,センセイは後者なんだ。

山岸: そう。これが経済学者だったら,人間はむちゃくちゃ頭がいいっていう前提で理論を作る。むちゃくちゃ頭がよくて,自分の利益だけを考えて行動をする。

田中: しかし,さっきやったような実験ではそれを裏切るような結果が出る。

太田: さあ,どう説明する,経済学!

どうやら,社会心理学はゲーム理論を横糸にして,生物学-社会心理学-経済学をつないでいくという構想を抱いているようです。人文・社会科学系の中ではどちらかというとマイナーな社会心理学ですが,けっこう大きな野望を秘めているのですね。

 

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by rickie | Posted in 学問を知る | No Comments »

『タイムマシンは宇宙の扉を開く』 爆笑問題のニッポンの教養

6月
2008
12
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著者: 佐藤勝彦・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★☆☆

むかし,もっと限定すると中学二年頃まで,ぼくは理系の少年でした。

● 小学校4年 解剖に目覚める

近所に小川が流れ,その向こう一帯は田んぼだったので,カエルには事欠かず,捕まえてくると家の玄関前のコンクリートに叩きつけて失神させ(麻酔の代わり),親に買ってもらった顕微鏡+解剖セット(メスとピンセットだけだけど)で解剖というか解体するのであった。何度もやっていると飽きるもので,開腹した時点でそのまま御遺体を放置したこともある。今であれば,こういう少年は危険人物として警察か児童相談所に通報されるのかも。

● 同じく小4 理科の実験に目覚める

塩酸と水酸化ナトリウムを薬屋で親に買ってきてもらい(劇薬だから子供は買えない),その二つを中和させて喜んでいた。何ができるかお分かりですよね。塩化ナトリウム,ふつう食塩と呼んでいる物質です。

● 小学校5年 天体観測に目覚める

「展望台」と近所で呼ばれていた,アパート群のかたわらの児童公園にある高さ2メートルくらいの楼の上に屈折式天体望遠鏡を持ち込んで,友人2人といっしょに明け方まで観測をした。何を観測したかは覚えていない。覚えているのは初めての徹夜に興奮して夜明けに3人でジェンカを踊ったことである。「れっつ・きす・ほほ寄せて...」

● 小学校6年 東京に戻ったので自然と断絶した

● 中学校1年 相対性理論に目覚める

講談社ブルーバックスの相対論関係の数式が出てこない本を読み漁った。わかっていたのがどうかは,定かではない。なにせ,発表当時だって,わかった学者は世界に10人しかおらず,そのうち9人は誤解していたとか何とか言われる理論ですから(数字には異説あり)。男の子はこのテの話にロマンを感じたりするというだけです。

さて,爆笑問題太田くんもこういう男子の一人だったようで,この本でも解説しようとする宇宙物理学者・佐藤勝彦氏を押さえて田中くんにウンチクをたれています。「すみません,田中はバカですから,先生を前にしてアレですが,私に説明させてください。アインシュタインは,・・・。それをハイゼンベルクっていう人が,・・・」ってなかんじ。

佐藤氏の関心の一端は,冒頭の次の部分で語られています。

田中 できるんですか,タイムマシンって。

佐藤: ええ。タイムマシンは「理論物理の範囲では,できるように見える」んですよ。だから困っているんですけどね。

太田 困っているねえ。

(中略)

佐藤 そうなんですよ。相対論という,今の物理学の基本になっている法則が,タイムマシンができていいようになっているんですよね。だから,考えるんです。でも一所懸命,何とかタイムマシンをできなくしたいのが本音なんですけどね。

相対論はタイムマシンの可能性を排除しない→でも,タイムマシンが可能ならさまざまな論理的パラドクスが生じる→よってタイムマシンの不可能性を証明したい→その糸口は量子論にあるのでは? というのが佐藤氏のテーマのようです。

後半はいつものことながら,太田くんが文系にありがちな神秘主義・不可知論の方向へ暴走し始め,対するに佐藤氏がナイーブな(失礼)科学主義・決定論の線で対抗します。方程式に宇宙のはじまりの時点の初期値を代入すれば,宇宙の歴史すべてが算出できるというやつです。

もちろんこのシリーズはうわっつらをなめるだけですから,あまり議論は進展しません。中1の時のぼくでも「そんなの知ってるよ」といいたくなるレベルですから,むしろあまりこういうことに関心がなかった人にお勧めなのかもしれません。

 

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by rickie | Posted in 学問を知る | No Comments »

『先生はえらい』

6月
2008
10
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著者:内田樹|出版社:筑摩書房(ちくまプリマー新書)|2005年|760円|高校生向け|独断的おすすめ度 ★★★☆

こんな題名から,「先生を尊敬しなさい」とか「先生の言うことを聞きましょう」とかいうようなお説教が並んでいるんだろうなと思うかもしれませんが,とんでもない。なぜ先生がえらいのかはこの本を読んでもらうしかありませんが,ヒントだけ言っておくと,「えらい,と思える人が先生」「えらい,と思うのは誤解」「誤解こそコミュニケーションの基本」といったところかな。

 

このコミュニケーションというのが,筆者の語りたいことで,その語りは対話から,交易や小説や精神分析へと飄々と流れていきますが,けっきょくコミュニケーションは可能(不可能)か,ということを軸にして回っています。

対話について筆者はこう語っています。

理解を望みながら,理解に達することができないという宙づり状態をできるだけ延長すること,それを私たちは望んでいるのです。
———————————————————————-
恋人に向かって「君のことをもっと理解したい」というのは愛の始まりを告げることばですけれど,「あなたって人が,よーくわかったわ」というのはたいてい別れのときにいうことばです。

ざぶとん一枚!

筆者の言いたいことにしっかりついていける高校生は多くないと思いますが,でも「よくわからないけど,なんか面白いじゃん」と思えれば,この本が読めていることになるでしょう。

 

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by rickie | Posted in いろんな本, 学問を知る | No Comments »

『ヒトはなぜ死ぬのか?』 爆笑問題のニッポンの教養

6月
2008
6
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著者: 田沼靖一・爆笑問題(太田光・田中裕二)|出版社:講談社|2007年|760円|高校生・一般向け|独断的おすすめ度 ★★☆☆

爆笑問題が学者から話を聞くNHKの番組を書籍化したシリーズ。

この本では,生化学の田沼靖一(東京理科大薬学部)を訪問します。アポトーシス論とゲノム解析を基礎にして薬の開発をやっている人です。

幼いころに死というものがあることを知って,すさまじい恐怖にとらわれた人は多いのではないかと思います。たいていの人は,それ以後できるだけ死のことは考えないようにして,そんなもの存在しないよというふりをして,生きていきます。でも時々死というものを深く見つめる必要に迫られることもあります。それは,身近な人の死という人生上の転機においてだったり,何かの職業上の必要(葬儀屋さんとか)だったり,学問・思想的なあるいは文学的な関心に引きずられてだったりします。死を問う学問は,たいてい哲学や精神分析や文学であることが多いのですが,自然科学もやっと死を真正面からとらえることができるようになったのですね。

田沼氏の専門はこの「細胞のアポトーシス的な死」です。細胞の死には大きく分けてネクローシスという外側から破壊されての死と,アポトーシスというDNAに組み込まれている死の二種類があります。つまり,人は(生物の細胞は)老いてくたびれて,機能しなくなった果てに死がやって来るというよりも,あらかじめ死は遺伝子的に予定されていて,細胞は「そろそろ死ななきゃ」という感じで死んでいく(ホントか)ということです。人は死に向かう存在なわけです。たとえば,がん細胞はこのアポトーシスを忘れてしまった細胞なので,がん細胞にアポトーシスを組み込めばがん治療が可能になるというような応用が可能です。

(昔からわたしは思ってたんですが,ウィルスとか癌とかは人間の中に住み着いてるくせに,人を殺してしまう。人を殺せば自分も死んでしまうんだから,生物学的に見て,人を殺すのは無意味である。だから何とかウィルスや癌を,「おまえなあ,そんなKYなことしてんじゃないよ」と説得することができれば治療が可能だと思ってたんですが,それと似ているでしょうか。似てないよね。)

わたしは文系的人間で,太田もそうですから,「進化の過程では,アポトーシスは両性生殖とともに生まれた。つまり,性とともに死は誕生した」なんてくだりを聞くと,文学的に読み込んでしまいます。「おお,バタイユじゃん」とか「こっちはハイデガーだよね」とか。ま,そういうインスピレーションを与えてくれる本ではあります。理系の人には冷ややかな目で見られますけど。


このシリーズはその分野について深い知識を得たい,じっくり学んでみたいという人には全く向きません。その分野を知っている人にとっては,入口のそのまた入口あたりでうろうろしているようで,物足りないでしょう。その分野は全く無知で,ちょこっとのぞいてみたい,しかもあんまり苦労せずに学者の問題意識の中の面白そうなところだけを,しかも結果だけをつまんでみたい,という人向けです。だからこそ,あまり何の興味も持っていないような高校生には向いていると思います。

 

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by rickie | Posted in 学問を知る | No Comments »

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