「人生は恋愛の敵よ」 江國香織の短編集『号泣する準備はできていた』の中の「熱帯夜」の一節。 「いちどこんなセリフを言ってみてえ」と思いましたね。 大地震をおこして世界中を皆殺しにすることができないのなら,考えても無駄だ。 […]
月: 2008年3月
A Farewell to Arms (Ernest Hemingway) — paperback reviewA Farewell to Arms (Ernest Hemingway) — paperback review
語彙レベル★★☆☆|ストーリー★★★☆|知的興奮度★★★☆|前提知識☆☆☆☆|対象レベル 英検2級以上|ジャンル 純文学(恋愛小説)|336p.|英語 たまには古典・名作のたぐいも取り上げようかなというわけで,これまた大 […]
英和辞典を比較する (9)英和辞典を比較する (9)
「ジーニアス」「ルミナス」「ウィズダム」「ロングマン」の4英和辞典の比較のシリーズ第9弾! 今回は,いわゆる新語がどの程度載っているかの比較です。新語は毎日地球上のどこかで生まれては消え,そのごく一部が生き残る,そういう […]
新年度のNHKラジオ語学講座新年度のNHKラジオ語学講座
来週月曜日,3月31日からNHK語学講座の新年度がスタートします。 新年度は語学講座が大きく模様替えするようです。私はテレビの講座は使わない主義なので,ラジオの方だけフォローしておきます。スペイン,イタリア語も現在視野に […]
『ニッポンの小説はどこへ行くのか』 「文學界」08年4月号『ニッポンの小説はどこへ行くのか』 「文學界」08年4月号
「文學界」最新号が『十一人大座談会 ニッポンの小説はどこへ行くのか』という特集を組んでいる。50年前の昭和32年,同誌が掲載した「日本の小説はどう変わるか」という座談会を踏まえた,いわば小説は50年でどう変わったのかとい […]
Practical men, who believe themselves to be quite exempt from any intellectual influences, are usually the slaves of some defunct economist. (J. M. Keynes)Practical men, who believe themselves to be quite exempt from any intellectual influences, are usually the slaves of some defunct economist. (J. M. Keynes)
「自分はいかなる知的影響とも全く無縁だと信じている実務家も,たいていの場合,どこかのもう時代遅れになった経済学者の奴隷になっている」 (ジョン・メイナード・ケインズ『雇用・利子・貨幣の一般理論』) exemp […]
the silence of the lambs (Thomas Harris)– paperback reviewthe silence of the lambs (Thomas Harris)– paperback review
語彙レベル★★☆☆|ストーリー★★★☆|知的興奮度★★☆☆|前提知識☆☆☆☆|対象レベル 英検準1級以上|ジャンル 冒険小説|384p.|英語 ハンニバル・レクターのシリーズ第一作(?)にして,トマス・ハリスを知らしめた […]
英和辞典を比較する (8)英和辞典を比較する (8)
「ジーニアス」「ルミナス」「ウィズダム」「ロングマン」の4英和辞典の比較のシリーズ第8弾! 現在の学習用英和辞典には,さまざまな「囲み記事」「コラム」的な追加情報が載せられています。既に取り上げた語法以外にも,「文化」に […]
英和辞典を比較する (7)英和辞典を比較する (7)
「ジーニアス」「ルミナス」「ウィズダム」「ロングマン」の4英和辞典の比較のシリーズ第7弾! 語法上いちばん問題になるのはなんといっても動詞でしょう。今回は動詞の語法をどのように表記しているのかを取り上げます。不定 […]
It(=tradition) involves, in the first place, the historical sense, which we may call nearly indispensable to anyone who would continue to be a poet beyond his twenty-fifth year. (T. S. Eliot)It(=tradition) involves, in the first place, the historical sense, which we may call nearly indispensable to anyone who would continue to be a poet beyond his twenty-fifth year. (T. S. Eliot)
「伝統はまず第一に歴史意識に関わっており,25歳を過ぎても詩人であり続けようとする人には誰にとってもそれは不可欠なものだと言ってよかろう。」(『伝統と個人の才能』 T. S. エリオット) もう少し長めに前後の文脈を引用 […]