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同音異義・異綴り語

7月
2009
7
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同音異義語のリストです。発音は同じだが別の単語,違う単語だがたまたま発音が同じ単語ということですね。

一応,かな表記もつけておきましたが,あくまでも参考にすぎません。発音記号を覚えましょう。発音記号は一度覚えてしまうとあとがすごく楽です。もっとも覚えてしまうと当たり前すぎてありがたみを忘れがちで,あまりその大切さが正面から取り上げられることが少ないようですが。

なお,パソコン環境によっては発音記号がうまく画面に出ない可能性もあります。

そういう場合は,pdf ファイルをご利用下さい。 → このリストの pdfpdf

 

太字はアクセント箇所(発音記号では ˌ の直後がアクセント。ただし単音節の語ではアクセント記号省略)です。ひらがなのら行は,[r],カタカナのラ行は[l]。ひらがなの ふ は[f],ひらがなのさ行は[ɵ]を表す。 「トゥ」「ドゥ」はそれぞれ[t], [d]の便宜上の表記です。「り」と「リ」の違いに注意。

/ ˌeɚ /   
air (名) 空気 heir のhが読まれないことに注意
heir (名) 相続人
/ əlˌaʊd /   ァラウドゥ
aloud (副) 声を出して
allowed (動) allow(許可する)の過去形
/ əsˌent /   ァセントゥ
ascent (名) 上昇
assent (名) 同意
/ beis /   ベイ
base (名) 土台,基礎 bass を/bæs/と読めば,魚の「バス」
bass (名) (音楽の)バス,低音部
/ bˌeɚ /    
bear (名) 熊 (動) 持つ,支える,耐える
bare (形) むきだしの
/ biːt /    ビートゥ
beat (動) 打つ,打ち負かす
beet (名) (植物の)ビート
/ bˌiɚ /   ビァ
beer (名) ビール
bier (名) 棺桶
/ bluː /   ルー
blue (形) 青い
blew (動) blow(吹く)の過去形
/ baʊ /   
bow (動) おじぎする 同じ綴りでも,bow /bou/ は,「弓」
bough (名) 大きな枝
/ breik /   ブれイ
break (動) こわす,こわれる
brake (名) ブレーキ
/ bˌeɚri | bˌeri /   りィ
bury (動) 埋める,埋葬する
berry (名) ベリー(イチゴ,ブルーベリーなど)
/ sel /
cell (名) 細胞
sell (動) 売る
/ kˌɔɚz | kɔːz /   コー
cause (名) 原因 (動) 引き起こす corps は単複同形だが,単数の時の発音は/kˌɔɚ | kɔː/
corps (複) (名) 軍団
/ tʃuːz /   チュー
choose (動) 選ぶ
chews (動) chew(かむ)の三単現
/ kluː /    クルー
clue (名) 手がかり
clew (名) 糸玉
/ kˌɑmpləmənt /   カンプリマントゥ
complement (名) 補うもの ともに動詞(補う・おせじを言う)でも使えるが,発音は /kˌɑmpləment /
compliment (名) おせじ
/ kˌaʊnsl /   カウンスル
council (名) 評議・審議(会)
counsel (名) 助言,相談
/ dæm / デァ
dam (名) ダム
damn (動) ののしる,のろう
/ dˌiɚ /     ディ
deer (名) 鹿
dear (形) 愛しい,魅力的な
/ dizˌɚːt | dəzˌɚːt /   ディザートゥ
desert (動) 見捨てる 「砂漠」の意味の desert は,/dˌeɚːt /
dessert (名) デザート
/ d(j)uː /    デュー
due (形) 当然~はずで
dew (名) つゆ,しずく
/ dai /    ダイ
die (動) 死ぬ
dye (動) 染める
/ fˌeɚ /   フェ
fair (形) 公平な (名) 縁日,フェア
fare (名) 乗り物の料金
/ flˌaʊɚ /    ふラゥ
flower (名) 花
flour (名) 小麦粉
/ faʊl /    ふァウ
foul (形) 汚い,不正な
fowl (名) にわとり,家畜用の鳥
/ gɚrˌila /   グァ
gorilla (名) ゴリラ
guerilla (名) ゲリラ
/ griːs /   グりー
Greece (名) ギリシア
grease (名) 油脂,グリース
/ gest /   ストゥ
guest (名) 客
guessed (動) guess(推測する)の過去形
/ hˌeɚ /    
hair (名) 髪
hare (名) 野ウサギ
/ hiːl /  ヒー
heal (動) 治す,いやす
heel (名) かかと
/ hɚːd/  ハァードゥ
heard (動) hear(聞く)の過去形
herd (名) (牛・馬などの)群れ
/ hˌiɚ /   
here (副) ここに
hear (動) 聞く
/ hˌeɚroʊən | hˌiɚroʊən /   ヘァろウァン
heroine (名) ヒロイン,女性の主人公
heroin (名) ヘロイン
/ hˌaiɚ /   ハイ
hire (動) 雇う,金を払って借りる
higher (形) high の比較級
/ hoʊl /   ホウ
hole (名) 穴
whole (形) 全体の
/ hˌoʊli /   ホウリィ
holy (形) 神聖な
wholly (副) 全面的に
/ aidl /     アイドゥル
idle (形) ぶらぶらして
idol (名) 偶像,アイドル
/ ail /   アイ
isle (名) 島
aisle (名) (劇場などの)通路
I’ll I will の短縮形
/ kiː /   キー
key (名) カギ
quay (名) 埠頭,波止場
/ lein /    レイ
lain (動) lie(横たわる)の過去分詞形
lane (名) 細い道,(道路の)レーン,車線
/ led /   レッドゥ
led (動) lead(導く)の過去形 動詞 lead の原形の発音は/ liːd /
lead (名) 鉛
/ lesn /   スン
lesson (名) 授業,教訓
lessen (動) 少なくする
/ loʊn /   ロウ
loan (名) ローン,貸し付け(金)
lone (形) ひとりぼっちの
/ meid /   メイドゥ
made (動) make の過去形
maid (名) メイド,お手伝いさん
/ meil /   メイ
male (形) 男性の (名) 男性
mail (名) 郵便,メール
/ mein /   メイ
main (形) おもな
mane (名) たてがみ
/ mˌeɚ /   
mayor (名) 市長 mayor は/ mˌeiɚ /という発音も多い
mare (名) 雌ロバ
/ miːt /    ミートゥ
meet (動) 会う
meat (名) 肉
/ mˌainɚ /   マイナァ
minor (形) 小さい方の,重要でない
miner (名) 坑夫
/ mist /   ストゥ
mist (名) 霧,かすみ
missed (動) miss (のがす)の過去形
/ mˌɔɚniŋ | mˌɔːniŋ /   モーニング
morning (名) 朝
mourning (名) 喪服,哀悼
/ noʊ /    ノウ
no (形) 少しの~もない
know (動) 知っている
/ noʊz /   ノウ
nose (名) 鼻
knows (動) know の三単現
/ nʌn /    
none (代)誰(何)ひとつ~ない
nun (名) 修道女
/ wʌn /   
one (名) 1
won (動) win の過去形
/ ˌaʊɚ /   アウ
our (代) 私たちの
hour (名) 時間
/ pein /   ペイ
pain (名) 苦痛
pane (名) 窓ガラス
/ pˌeɚ /    
pair (名) 1対,ペア pear はピアではないので注意。
pear (名) 梨
/ piːs /    ピー
peace (名) 平和
piece (名) 1個,1つの「個」,「つ」
/ piːk /    ピー
peak (名) 頂上
peek (動) (ちらっと)のぞく
/ pˌiɚ /     
peer (名) 同輩,貴族 (動) じっと見る
pier (名) さん橋,埠頭
/ plein /   プレイ
plane (名) 飛行機,平面
plain (形) 明白な,飾りのない
/ pɔː /   ポー
pour (動) 注ぐ pour には /pˌɔɚ /という発音もあるが,プアではない。
paw (名) (犬・猫などの)足
/ prei /    プれイ
prey (名) 獲物,えじき
pray (動) 祈る
/ prˌɑfət /   プふぁットゥ
profit (名) 利益
prophet (名) 予言者
/ rein /    れイ
rain (名) 雨 (動) 雨が降る
reign (動) 統治する (名) 統治,治世
rein (名) 手綱(たづな)
/ reiz /    れイ
raise (動) 上げる,育てる
rays (名) ray (光線)の複数形
/ riːd /    りードゥ
read (動) 読む
reed (名) (植物の)葦(あし)
/ rait /    らイトゥ
right (形) 正しい
write (動) 書く
/ riŋ /    ング
ring (名) 輪,指輪
wring (動) しぼる,ねじる
/ roʊd /   ろウドゥ
road (名) 道路
rode (動) ride(乗る)の過去形
rowed (動) row(ボートをこぐ)の過去形
/ roʊl /    ろウ
role (名) 役割
roll (動) ころがる
/ ruːt /    るートゥ
root (名) 根っこ
route (名) 道筋,ルート
/ seil /    セイ
sale (名) 販売,売り上げ
sail (名) (ヨットなどの)帆
/ siːn /    スィー
scene (名) 景色,場面
seen (動) see(見る)の過去分詞形
/ sent /   ントゥ
sent (動) send(送る)の過去形
scent (名) かおり
cent (名) セント(アメリカの貨幣単位)
/ soʊ /    ソウ
sew (動) 縫う
sow (動) (種を)まく
so (副) そんなに,だから
/ sʌm /   
some (代) いくつか(の) someは強く読む時は/sʌm/,弱く読む時は/səm/。
sum (名) 合計
/ soʊl /   ソウ
soul (名) 魂
sole (名) 足の裏 (形) 唯一の
Seoul (名) ソウル(韓国の首都)
/ stˌeɚ /     ス
stair (名) (階段の)1段
stare (動) 見つめる
/ stˌeiʃəneɚri /   ステイショネァりィ
stationary (形) 静止した
stationery (名) 文房具
/ stiːl /     スティー
steal (動) 盗む
steel (名) 鋼鉄
/ streit /   ストゥれイトゥ
straight (形) まっすぐな
strait (名) 海峡
/ suːt /    スートゥ
suit (動) 合う,ふさわしい (名) スーツ
soot (名) すす
/ swiːt /   スゥィートゥ
suite (名) スイート(ルーム),ひとそろい
sweet (形) 甘い
/ sɔːd /   ソードゥ
sword (名) 剣,かたな
sawed (動) saw(のこぎりでひく)の過去形
/ teil / テイ
tale (名) おはなし
tail (名) しっぽ
/ ɵruː /   するー
through (前) ~を通って
threw (動) throw(投げる)の過去形
/ ɵroʊn /    すろウ
throne (名) 王位
thrown (動) throw(投げる)の過去分詞形
/ taid /    タイドゥ
tide (名) 潮流,潮の干満
tied (動) tie(結ぶ)の過去形
/ vein /   ヴェイ
vain (形) むだな,うぬぼれの
vein (名) 静脈,血管
/ weit /   ウェイトゥ
wait (動) 待つ
weight (名) 重さ,体重
/ wˌɔɚn | wˌɔːn /    ウォァーン
warn (動) 警告する
worn (動) wear (着る)の過去分詞形
/ wei /     ウェ
way (名) 道,方法
weigh (動) ~の重さがある
/ wˌeɚ /   ウェ
wear (動) 着る ware は software のware
ware (名) 商品,売り物
/ wiːk /   ウィー
week (名) 週
weak (形) 弱い
/ wʊd /   ウッドゥ
would (助) will の過去形 would を /wʊd/と読むのは強形。弱形は/wəd/。
wood (名) 木材,(複数形で)森

 

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by rickie | Posted in 未分類 | No Comments »

culture と civilization (その2)

7月
2009
5
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前回は,日本語には

文化 = 「精神的」, 文明 = 「物質的」

という図式が成り立ちうるが,英語では

culture = 「精神的」 は言えても,civilization = 「物質的」 は成り立たない,

ということを述べた。culture と civilization は,「意味論的に相補的ペアをなす一対の語」ではない。

 

わたしが,civilization = 「物質文明」 という図式を疑うようになったのは,大学時代にフランス語に触れたことがきっかけだった。

当時よく使われていた「モージェ」という愛称の教科書があって,これはモージェという人の作ったテキストなのだが,正式な名前は "Langue et Civilisation Françaises" という。「フランス語とフランス文明」。こういう時は「フランス語とフランス文化」といいそうなところに「文明」が使われている。じじつ第4巻などはほとんど文学だ。英語のcivilization も「物質文明」だけを意味するわけではないことは見たとおりだが,フランス語では英語よりも,「文明」という語のカバーする範囲が少しだけ広いようで,日本語とはさらに違いが大きくなっている。

 

しかし,civilization は「物質文明」を表すと言ってきたのは,あの教師だけではない。多くの教師たちが口にしてきた説明である[1] 。 それは単に日本語の「文化」と「文明」が持つニュアンスを culture と civilization に投射したということにすぎないのだろうか?

「文化」「文明」という日本語は漢語・漢文からとられた語ではあるが,現在の意味で使われるようになったのは明治以降のことで,つまり culture, civilization の日本語訳・翻訳語として使われる過程で現在の意味が付与されたことになる。だとすると,civilization = 「物質的」という原義にないニュアンスはどこから来たのか?

日本最大の国語事典「日本国語大辞典」はそのへんの消息を伝えてくれる。

文化

[語誌] (1) 漢籍に見られる語であるが,明治時代に「文明」とともに civilization の訳語として使用され,当初は「文明」とほぼ同じ意味であった。「文明」が「文明開化」という成語の流行によって明治時代初期から一般的に使用されていたのに対して,「文化」が定着したのは遅れて明治20年前後である。 (2) 明治30年代後半になると,ドイツ哲学が日本社会に浸透し始め,それに伴い「文化」はドイツ語の Kultur (英語の culture)の訳語へと転じた。そのことによって,次第に「文化」と「文明」の違いが強調されるようになった。大正時代になる[2] と,「文化」が多用されるようになり,「文明」の意味をも包括するようになってきた。

(小学館「日本国語大辞典」第2版)

つまり当初,文明 = 文化(「文明」優勢) だったのが分化して,文明<->文化 という対立図式ができ,しだいに「文化」優勢へと変わっていったことになる[3]

ドイツ語の辞書の「文明」(Zivilisation:ツィヴィリザツィオーン)の定義は,次のようなものだ。[4]

Zivilisation

Gesamtheit der durch den technischen u. wissenschaftlichen Fortschritt geschaffenen u. verbesserten sozialen u. materiellen Lebensbedingungen

文明 : 科学技術の進歩により創造・改良された社会的・物質的生活条件の総体

これは「広辞苑」の「文明」の項と大差ない。

 

「文明」の意味にはフランスの影響が,「文化」の意味にはドイツの影響がにじんでいる。

「文明」はフランス啓蒙主義とフランス革命の理念がその理念的支柱とした語であり,理性・啓蒙・進歩・普遍・都市・近代という概念と親和的であるが,「文化」の方は19世紀以降のドイツ思想やドイツ・ナショナリズムを背景に,超越的な精神性や民族の固有性と結びつく。

やがてこの2つは緊張関係を迎え[5] ,第1次世界大戦,戦間期,第2次世界大戦をとおして「文明」対「文化」の闘いがつづく。ナチスドイツはこの闘争の土壌の中から生まれているし,またそれを利用して国民動員態勢を作り上げた。[6] ドイツ人作家トーマス・マンは,ナチスを生んだ文化土壌を「ドイツ文化のデモーニッシュな面」として批判した。フランスのレジスタンス作家ヴェルコールの小説「海の沈黙」では,ドイツ人将校が戦争目的を「フランス文明とドイツ文化を結婚させる」ことと合理化している。仏独の対立は「文明」対「文化」の戦争というイデオロギーで飾られたのである。

 

明治後期から昭和初期にかけての日本語の「文化」という語の興隆が,こうした時代背景を背負っていることは疑えないだろうと思う。日本は日英同盟から日独伊三国同盟へと外交基軸が変遷していくが,それと相即的にドイツ的「文化」概念を輸入し,その概念を「文明」概念に逆照射して,精神文化<->物質文明 という図式を受け入れたということになる。同時期に輸入されたマルクス主義も,反資本主義というイデオロギーがむしろ反(物質)文明という理念と背馳することなくそれに溶け込んでいった。[7]

 

戦後,こうした「文化」概念は脱色されたはずなのだが,「文化は精神的,文明は物質的」というニュアンスはいまだかすかに命脈を保っているように思える。おそらく,文化と文明を対立させて考える思考法が,歴史上の一時期,地理的な一地方の問題には限られないからであろう。グローバル文明 対 ナショナル・リージョナルな文化 という形でふたたび現れているのかもしれないが,単純な歴史の反復にはならないだろう。

 


  1. 日本に限らず,また英語に限らず,教育はこうした誤解を常に再生産している。時を経るにつれある誤解は修正され,しかし新たな誤解が生み出される。 [▲ 戻る]
  2. 明治書院「現代に生きる幕末・明治初期漢語辞典」(佐藤亨 著)によれば明治43年ごろ [▲ 戻る]
  3. 「文化住宅」「文化包丁」というのは,文化的というより文明的(今風に言えば「インテリジェントな」ということだろう。文化が文明の意味の一部を請け負っている。) [▲ 戻る]
  4. わたしのドイツ語はあてにならないのだが。でも英語もそうか。 [▲ 戻る]
  5. というより,「文明」概念に対する対抗思想として「文化」概念が生じたのであろう。ナポレオンの侵略に対して,フィヒテが「ドイツ国民に告ぐ」を発したことが想起できる。 [▲ 戻る]
  6. このあたりの記述は,岩波「哲学・思想事典」の「文化」「文明」の項を参考にした。執筆者はいずれも,中田光雄。 [▲ 戻る]
  7. マルクス主義は普遍性を志向するイデオロギーでありながらも,エンゲルスはその源泉として「イギリス経済学」「フランス政治」「ドイツ哲学」をあげ,精神性をドイツに負わせているのがおもしろい。 [▲ 戻る]

 

 

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by rickie | Posted in ことばをめぐる散歩 | No Comments »

culture と civilization (その1)

7月
2009
3
この記事の印刷用バージョン

「文化」と「文明」。

いつどこでのことかは覚えてはいないのだが,はるか昔の授業でのこと。ある英語の教師が何かのついでに「culture は「精神的な文化」のこと,civilization は「物質的な文明」のことですね。」と説明した。culture と civilization の違いについてである。

それ以来この説明は何度も耳にしたものだし,わたし自身口走ったこともあるかもしれない。

物質文明 vs 精神文化。実にわかりやすい。わかりやすいが,ほんとだろうか?

 

言葉の意味,特にそれが内包する微妙なニュアンスを考えるには,まずその用法,用例を考えるべきだろう。

「日本文化」はよく使われる。「日本文明」はあまり聞かない。何か縄文時代の日本人が土器を練りながら怪しげな儀式をしている時代みたいだ。

「機械文明」は言えるが,「機械文化」はムリそうだ。やはり「物質的」ということ?でも「中国文明」には儒教や道教だって含まれるのでは?

「文化人」と「文明人」。わたしは文化人ではないが,文明人ではありうる。文化人は少数のエリートしかなれないが,文明人は「文明的」と呼ばれている社会や時代に帰属していればオッケーだ。

反対語を考えるのも意味をつかまえるうまい手段である。

「文明」の反対語は「野蛮」「未開」。「文化」の反対語は何か?

 

代表的な英和辞典と国語事典で,culture <―> civilization ,文化 <―> 文明 を調べてみよう。

culture  文化

culture [名] 1 [U] 文化; 芸術,文化活動((1)特定の時代・国における文化やその文化を共有する集団・社会を指す場合には[C]; その際しばしば修飾語を伴う。 (2) civilizationより精神面に重点をおく言い方) 2 [U] (学問・技能などの)修練;教養; 洗練 3 《医・生物》[U] (細菌などの)培養; [C] 培養菌,培養された細胞 4 [U] 栽培,耕作; 養殖,飼育

(三省堂 「ウィズダム英和辞典」第2版)

青字は筆者。以下同じ。)

文化

(3) (culture)人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果。衣食住をはじめ科学・技術・学問・芸術・道徳・宗教・政治など生活形成の様式と内容とを含む。文明とほぼ同義に用いられることが多いが、西洋では人間の精神的生活にかかわるものを文化と呼び、技術的発展のニュアンスが強い文明と区別する

(広辞苑 第6版)

 

civilization 文明

civilization [名] 1 [C][U] 文明 《高度に発達し,固有の文化生活様式を有した状態,また個々のそのような社会 → culture》 2 [U] (集合的に)文明世界,文明諸国(民) 3 [U] 文明化,開花; 教化 4 [U] (技術の進歩によって生み出された)便利なもの,文明の利器; (おどけて)(便利で快適な)文明生活,都会生活

(三省堂 「ウィズダム英和辞典」第2版)

 

文明

(2) (civilization)都市化。
(ア)生産手段の発達によって生活水準が上がり、人権尊重と機会均等などの原則が認められている社会、すなわち近代社会の状態。
(イ)宗教・道徳・学芸などの精神的所産としての狭義の文化に対し、人間の外的活動による技術的・物質的所産。西周、洋字ヲ以テ国語ヲ書スルノ論「カノ欧州諸国ト比較スルコトノ多カル中ニ、終ニハ彼ノ ― ヲ羨ミ」→文化(3)

(広辞苑 第6版)

どうも,あの教師の言葉は日本語の「文化」<―> 「文明」 にはあてはまるが,英語の culture <―> civilization とは微妙にずれている。確かに英語の culture にも「精神的」というニュアンスがつきまとっているようなのだが,civilization の方は,「物質的」とは言い切れないものがありそうだ。少なくとも現在の英和では civilization を物資面に限定する記述はない。

今度は英英辞典で引いてみる。最大の英語辞書 OED の出番である。

culture

5. a. absol. The training, development, and refinement of mind, tastes, and manners; the condition of being thus trained and refined; the intellectual side of civilization.

b. (with a and pl.) A particular form or type of intellectual development. Also, the civilization, customs, artistic achievements, etc., of a people, esp. at a certain stage of its development or history. (In many contexts, esp. in Sociology, it is not possible to separate this sense from sense 5a.)

Oxford English Dictionary (2nd edition)

5. a. (絶対語) 精神・嗜好・風俗の教化,発達,洗練; そのように教化・洗練された状態; 文明の知性面

b. (形容詞を伴って,または複数形で) 知的発達の特定の形式・種類。または,一国民,特にその発達や歴史上のある段階にある,文明・習慣・芸術面での業績。(多くの文脈,特に社会学ではこの意味と5aの意味の区別は不可能)

 

civilization

3. (More usually) Civilized condition or state; a developed or advanced state of human society; a particular stage or a particular type of this.

 

civilize

1. To make civil (sense 7); to bring out of a state of barbarism, to instruct in the arts of life, and thus elevate in the scale of humanity; to enlighten, refine, and polish.

Oxford English Dictionary (2nd edition)

「文明」 3. (より一般的用法) 文明化された(civilizedな)状態; 人間社会の発達・進歩した状態; これの特定段階,または特定の種類。

「文明化する」 1. 礼節をわきまえさせること; 野蛮状態から引き出し,生活上の諸芸を教え,もって人間性の高次の段階へと高めること; 啓蒙・洗練し,磨き上げること。

どうもここからすると,culture と civilization が対立的というよりも,culture はcivilization に含まれると考えた方がよさそうな感じである。しかも,civilization には「発達」「進歩」といった,人類が単線的に発展していくという史観が見え隠れしているようだ。「古代文化」と「近代文化」には序列はないが,「古代文明」と「近代文明」には優劣がつけられそうな気がする。やがて発達することが前提の「原始文明」はありえても,「未開文明」はちと苦しいのである。

civilization は civilize から生まれた語だが, ~ize は「~化する」「~にする」という変化を示す動詞なのだから,それもうなずける。「文明」は進歩するが,「文化」は進歩しないのである。

 

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by rickie | Posted in ことばをめぐる散歩 | No Comments »

『東大英単』 と 『京大基本英単語1100』

6月
2009
23
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「東大英単」  | 編著:東京大学教養学部英語部会 | 出版社:東京大学出版会 | 2009年 | 1800円 | 大学生・一般・(高校上級)向け

「京大学術語彙データベース基本英単語1100」 | 著者:京都大学英語学術語彙研究グループ+研究社 | 出版社:研究社 | 2009年 | 1400円 大学生・一般 向け

期せずして同時期に東大と京大から単語集が刊行された。

『東大英単』 と 『京大基本英単語1100』。

暗記用の単語集というものは,かつては試験対策の詰め込みようと相場が決まっていた。「単語は文脈で覚えていくもの,だから英文に触れて未知の単語に出会うたびに覚えていくべきであって,単語集なんか邪道だ,受験生じゃあるまいし」というのが英語の教師やら「達人」やらの託宣であった。つまり,単語集は,ふだんの努力を怠っている者が,大学入試やら英検やらTOEICやらの「試験の前にあわてて使うもの」であった。

 

それが天下の東大,京大が大学生をターゲットにした[1] 単語集を出版する時代である。時代は変わった,と言えなくはないが,でもあながち「学力低下」のためだけとは言えまい。「単語は英文に触れながら覚えるもの」といっても,それでは読んだ文章によって語彙に偏りができるし,第一,効率的だとは思えない。比較的短期間で単語を増やしてから読んだ方が,読む効率も上がり,その分触れる英文・語彙も増えるから,さらなる語彙増強が図れると考えるのも当然で,そもそも単語集は毛嫌いされるべきものではなかったのである。わたしも単語集というのは好きできなかったけれど,それはある種の知的エリーティズムのせいというより,単語集で学ぶということの窮屈さ,シャカリキさがいやだったというだけの話である。

 

そうした「ええかっこしい」を捨てたところから,『東大英単』と『京大基本英単語1100』は生まれたようだ。そのねらいには共通するものが多いであろうが,できあがったものはかなり違っている。

 

  東大英単 京大基本英単語1100
収録語彙数 280 1100
判型 A4 新書
編集した教師 英語科 全学部の協力
収録語彙の選定 "On Campus" データベース
収録語彙の傾向 汎用 学術論文

 

『東大英単』は,自校で作成し,教養学部1年で使う"On Campus"というテキスト(英文アンソロジー)の14の英文から選出した280の単語を収録している。各単語にほぼ1/2ページ使って,

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  1. 見出し語
  2. 発音
  3. 英語による語義(英英辞典的説明)
  4. 派生語
  5. 例文とその和訳 2つ
  6. 長めの解説

という順で,1語1語をじっくりと扱っている。日本語訳が載っていないのが特徴の1つと言えるだろう。単語の難易度レベルは決して高くなく,せいぜい英検準1級程度の単語が並んでいる。読者が東大生なら知っているはずの単語が8割以上のはずだ。だがら本書のねらいは,英単語の日本語の意味を言えるかどうかのレベルではなく,よく使われる語のニュアンスや用法も含めて1つ1つの語の手触りのようなものを感じ取らせるということなのだろう。英単語の日本語訳を知っていれば,それが単語を「知っている」ことだと思われがちだが,実はそうではない。英文を読んでいれば,知っている単語なのに何でこの単語がここで使われているのか,どうもしっくりこないという経験をしたことがあるはず。日本語訳でとらえきれない個性が単語にはあって,それを文と接しながら経験的に体得することがだいじなのである。基本的なことほど難しい。このへんの考え方は,京大本と好対照をなす。いかにも英語の教師が作った単語集だなという感じを抱かせるところだ。

各章末には2~3ページのコラムがあり,これも単なるおまけではなくて,語彙にまつわる話題を深く掘り下げた充実した内容になっている。

 

『京大学術語彙データベース基本英単語1100』は,文字どおり学術論文を読みこなし,執筆するのに必要な単語集というコンセプトでできている。各学問分野ごとに,学術雑誌からの英単語データーベースを作り(1000万語以上だという),そこから「文理共通語彙(477)」「文系共通語彙(311)」「理系共通語彙(322)」を絞り込むという具合に作られている。外見は受験用の単語集とそっくりで,おまけに赤いプラスチックシートまでついている。

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  1. 見出し語
  2. 発音
  3. 日本語の意味
  4. 例と訳(文よりも句の例が多い)
  5. 派生語

収録語彙数が多いのだから当然だが,レベルは東大本よりも高いと言えよう。特に「理系共通語彙」には,日本語訳を見てもわからない単語がちらほらある。 dendritic 「模樹石様の」,telomere 「テロメア」なんてのもある。テロメアって....。もちろん,文系なら「文系共通語彙」だけをやればいいということなのだろうが,どちらにも文理問わず必要な単語もあるので要注意ではある。

見かけはどう見ても受験生用単語集なので,面白みに欠けてはいるが,よくよく見てみると語彙の選出はなかなか見事である。「文理共通」の前半はやさしい単語が並んでいるのだが,後半は「あっ,この単語は大事なわりにあまりよそでは取り上げられないよなぁ」という語が目白押しで,実によく考えて作られている。単にコーパスから機械的に選んでいるのではなさそうだ。各所に「『意味』の使い分け」のコーナーがあり,類語の違いを簡単に説明している。東大本が「1つずつじっくり」であるのに対し,京大本はどうしても「浅い説明でたくさんの単語」となってしまう弱点をこのコーナーで補っている。

 

この項を書くに当たって両書の全単語を入力したのだが,といって著作権があるからそれをここに掲載するわけにもいかない[2]

両書に共通して選ばれていた単語だけ載せておくことにする。以下の76語だ。

advocate, alternative, ambiguous, apparent, array, articulate, capability, chronic, cite, commodity, communal, component, conjecture, consequence, consistent, construct, contamination, context, contradiction, counterpart, crucial, demonstrate, differentiate, dimension, dismantle, diversity, dominant, dynamics, evident, exclusively, exhibit, explicit, facilitate, finite, framework, furthermore, heterogeneity, hypothesis, impose, incorporate, indicate, individual, inherent, interaction, involve, maintain, manifestation, mutually, negligible, occurrence, parameter, perspective, phenomenon, potential, predominantly, previous, prominent, ratio, reference, revise, rigorous, sequence, sphere, stable, standardize, strategy, stress, subjective, subsequent, tacit, theoretical, trait, transcend, undermine, unify, variable

 

どちらがすぐれているのか,どちらを使うべきか,比較したくなるかもしれないが,コンセプトがまったく違い,どちらのコンセプトも学習上意味のあるコンセプトである。優劣を競うのはムダだと思う。語彙力増強に関心があるのなら両方持っていていいだろう。高校生なら,これらを使う必要はない。すでに大学受験用の単語集をこの1学期の時点で終えてしまった人[3]は,東大本をパラパラ眺めてみるのもいいだろうし,年を越して試験間際に京大本の「文理共通語彙」を詰め込むという方法もある。

 


  1. 自校の学生をターゲットにして作られているのは確かだが,両書とも本当のターゲットは広く一般の学生・社会人であろう。じじつ先行の「東大英単」はビジネス街の本屋で売れているという話だ。 [▲ 戻る]
  2. 単語には著作権はないが,どの単語を選ぶかにはあるだろう [▲ 戻る]
  3. 実際いるんですよ,そういう生徒も。 [▲ 戻る]

 

 

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さまざまな発音表記

6月
2009
13
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発音記号をマスターしておくことは,単語を増やす上での前提条件です。

なのですが...

発音記号にもいろいろな種類があって,またアメリカ英語とイギリス英語では発音に違いがあり,さらに同じ種類の記号体系でも約束ごと(この音を発音してもしなくてもいい場合どう表記するかとか)があって,それらが辞書によって違うことがあります。

とはいえ,日本のメジャーな辞書ではそれほど大きな違いはなく,市販の単語集であればそれをさらに簡略化したものを使っているので,そんなにむずかしくはありません。

学習者用の発音記号については,

発音記号 – おおざっぱに理解しようgoup

のページに載せておきましたので,参考にしてください。そろそろこれも改訂版を出したいのですが,その準備も兼ねて,かつ入試から離れて少し考えてみます。

 

いろいろある発音表記の中で,もっとも「権威のある」ものは国際音声字母(国際音声記号) International Phonetic Alphabet です(略して IPA)。しかしこれは本来,音声学で利用されるものであり,つまり地球上のすべての言語のすべての方言も含め,すべての音を正確に記述するために作られたものです。ということは,標準的な英語(「標準ってなに?」という問題は措いといて)の発音を記すのには必要ない記号がいっぱい入っていることになります。/ θ / という記号は英語で使うから目にしたことがあるでしょう(舌先を歯に軽く当てる『ス』)。発音記号の/ a / と/ ɑ /は違う音,なんてことも英語の音を知る上では知っておかなければなりません。辞書によっては,/ i /と/ ɪ /や/ u /と/ ʊ / を区別するものもあります。さらに英語以外では,/ ɥ /, / ʨ /, / ɰ /, / ɕ / といった記号もIPAにはあるのですが,こうなるとどう発音したらいいのか僕にもわかりません。

 

IPAでは専門的すぎるという理由でしょうか,ふつうの学習用英和辞典ではいくぶんそれを簡略化したものを載せています。各辞典で微妙に違っているのがふつうなので,凡例なので確認しておく必要があります。ジーニアス第4版なら表の見返し(表紙をめくったところ),ルミナスなら巻末にあります。

「発音なんか教わったこともない」という人はざっくりと勉強しておいた方がいいかもしれません。薄い本でCD付きの「ルミナス英和辞典―つづり字と発音解説」(研究社)あたりがお奨め。少し専門的には「ファンダメンタル音声学」(ひつじ書房)か「英語音声学入門」(大修館)ってところでしょうか。あとの2冊はもちろん受験生には必要ありません。学生・教師・一般向けです。

 

アメリカで出ているアメリカ人向けの辞書(英英)の多くでは,困ったことにIPAやその簡略バージョンが使われず,その辞書の独自ルールで発音を表記しています。 a という文字でIPAの/ æ /を表すことに決めているわけで,新たに覚えるのがかなりめんどくさいしろものです。辞書同士で似ているものもありますが,違うルールで書いてあるものも多いようです。一覧は,アメリカのWikipedia にあります。

Pronunciation respelling for English (Wikipedia-en)

それを元に,メジャーなものだけを pdf にしましたので,参考にしてみてください。これも高校生には不要です。

アメリカの辞書の発音表記pdfgoup

 

上のWikipedia のページもそうですが,発音記号をパソコン上で見たり書いたりするために発音記号用のフォントが必要になる場合があります。現在のパソコンの多くはUnicodeを使っているので,あまり意識しなくても発音記号を表記できるかもしれません(環境と設定しだい)。

  • ワープロで使うなら,フォントは"Century"や"Arial"(Windowsのばあい)ではなく,"Arial Unicode MS"などのUnicodeフォントを使う。ATOKなどの「文字パレット」でフォントを指定してから,「IPA拡張」のドロップダウンを選択して文字を探す。
  • IPA用(かな・漢字・ハングル以外のおもに西洋文字)にはさらに,"Doulos SIL goup" "Chrysanthi Unicode goup"などのフォントをダウンロードする(無料)という手もある
  • ホームページを作るなら,CSSでフォント指定をする。ちなみにWikipediaでは,"IPA"というクラスのCSSは,
    /* Support for Template:IPA, Template:Unicode and Template:Polytonic. The inherit declaration resets the font for all browsers except MSIE6. The empty comment must remain. */.IPA { font-family: 'Chrysanthi Unicode', 'Doulos SIL', 'Gentium', 'GentiumAlt', 'Code2000', 'TITUS Cyberbit Basic', 'DejaVu Sans', 'Bitstream Vera Sans', 'Bitstream Cyberbit', 'Arial Unicode MS', 'Lucida Sans Unicode', 'Hiragino Kaku Gothic Pro', 'Matrix Unicode', sans-serif; } .Unicode { font-family: 'TITUS Cyberbit Basic', 'Code2000', 'Doulos SIL', 'Chrysanthi Unicode', 'Bitstream Cyberbit', 'Bitstream CyberBase', 'Bitstream Vera', 'Thryomanes', 'Gentium', 'GentiumAlt', 'Visual Geez Unicode', 'Lucida Grande', 'Arial Unicode MS', 'Microsoft Sans Serif', 'Lucida Sans Unicode', sans-serif; }

    となっている。

 

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by rickie | Posted in 一般の語学学習, 英語の周辺, 英語学習情報(初~中) | No Comments »

un のつく話   (ONE POINT at a time : Mar. 09)

3月
2009
4
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= 接頭辞 un  =

ジョージ・オーウェル(George Orwell) の小説 Nineteen Eighty-Four (1984) は,ユートピア(Utopia)の反対に,すべてが悪夢のような社会であるディストピア(dystopia)を描いた作品です。Big Brother と呼ばれる,いるのかいないのかよくわからない独裁者に支配され,国民の行動はすべてモニターされ,もちろん言論・思想は完全に統制されている社会なのですが,言語(舞台はイギリスなので英語)も人工的に「改良」されていて,この新言語はEnglishではなく, Newspeak と呼ばれています。ことばからすべての曖昧性を廃し,むだをなくし,そもそもこの言語を使って考えると Big Brother にさからうような思考ができないような言語をめざしています。ニュアンスなどというものが入り込む余地のない言語で,語彙も制限・「改良」されていて,たとえば great という単語が廃止され代わりに plusgood (good+ ってこと), excellent は doubleplusgood (good++ ってこと)になり,逆に bad は ungood ということばになります。

 

a_ilst093.gif

さて,きょうの話はこの un という接頭辞です。

接頭辞とは,もとの単語(語基とか語根とよばれます)の前にくっつけて新しい単語(複合語)を作るための要素です。日本語でも「可能」(語基)の前に「不」(接頭辞)をつけて,「不可能」という単語が作れます。ちなみに,おしりにくっつくのは接尾辞と呼ばれます。「可能性」の「性」のようなやつ。

un- という接頭辞は「打ち消し」を表す,というのはけっこう有名でしょう。日本語の「不」(「不可能」),「非」(「非常識」),「無」(「無意識」)などと似ています。ただし,un- には異なる二つの un- があるので要注意です。

  1. un + 形容詞・分詞 「~でない」という否定の意味をあらわす [出来上がった単語も形容詞]
    例) unable, unkind, uncertain, unprecedented(前例のない) (ungood ということばはオーウェルの造語)
  2. un + 動詞 もとの動詞と逆方向の動作をあらわす。「~したものを~しない状態に戻す」 [出来上がった単語も動詞]

un1 はわかりやすいと思います。

ただし,否定したければどんな形容詞でも un をつければいいというわけではありません。in(im,il,ir)を使うもの(incapable, impossible, illegal, irregular)やdisを使うもの(dishonest)もあります。もとの形容詞が -ful で終わっていれば,un- ではなく接尾辞 -less を使います。でも in や dis はラテン語系・フランス語系の単語につくので,使い道はunよりも狭く,新しく生まれる単語を否定する時はunが使われることが多くなります。

un2 について解説しておきましょう。

たとえば,fold という動詞は「折りたたむ」という意味ですが,これに un- をつけて unfold にすると「折りたたまない」という意味にな...らなくて,「(折りたたんであるものを)広げる・開く」という意味になります。learn 「学ぶ」に対して,unlearn は「(学んだことを意図的に)忘れる」という意味です(forget とは違って,「わざとがんばって忘れる」こと)。

つまり, V + O 「OをVする」に対して un2 つきV + O は「OをVされる前の状態に戻す」ということです。

  • fold  開いた状態のものを折りたたんだ状態にする 「折りたたむ」
  • unfold 折りたたんだ状態のものを開いた状態にする 「広げる」

 

  • wrap ラッピングしてない状態をラッピングした状態にする 「包む」
  • unwrap ラッピングした状態のものを,ラッピングしていない状態にする 「包みをひらく,ほどく」

 

  • do + O   O(たとえば何かの作業)をしてない状態から,された状態にする 「する」
  • undo + O   Oがなされた状態のものを,なされてない状態にする 「元に戻す」

その他,undress 「服を脱がす」,  unlock 「解錠する」, untie 「結んである(tie)ものをほどく」などいろいろありますが,いちいち覚えようとしなくても,理屈がわかれば推測できるでしょう。

《un2 つき動詞》はこういう意味を持つことから,使える動詞が限られています。まず,他動詞であること,そしてその動作をする前とした後で状態がはっきり異なっていること,です。たとえば *unsee という動詞はありません。何かを見たからといって,目的語に変化は起きないからです。変化が起きなければ「元に戻す」こともできません。

 

さて,以上の2つの un- はun1 は形容詞・分詞につき,un2 は動詞につくわけですから,まったく違うものなのですが,紛らわしくなる場合があります。どんな場合でしょうか?

そうです,《un2 つき動詞》が過去分詞になった時です。たとえば,

unlocked は,《un1 つき分詞》と考えれば「鍵がかかっていない」状態を表し,《un2 つき動詞の過去分詞》と考えれば,have unlocked 「解錠してしまった」のようになります。

  • He left his homework undone. 「彼は宿題をまだやってない」(宿題をなされていないままにする)《un1 つき過去分詞》
  • What’s done cannot be undone. 「後悔先に立たず」(されてしまったことは元に戻せない)《un2 つき動詞の過去分詞》

結局,前後関係で区別するしかなさそうです。

 

この un は生産性が高く(つまり,単語を新造する時にも使える),だからこそオーウェルの小説でも ungood というありもしない単語を使っても理解はできるわけです。

単語は新たに作って,それが広まっていくということはありますが,言語を特定の意図を持って作ったからといって,それがもとの意図通りに使われ広まることはまずありません。「1984」の世界が単語からあいまいさと非効率性を排除することに成功したとしても,それらが使われているうちに1つ1つの単語に新しいあいまいさがまとわりついていき,「非効率的」になっていくでしょう。あいまいで非効率的であることで,ことばの自由,ことばという自由が生まれるのだと思います。

 

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by rickie | Posted in 英語ワンポイント | No Comments »

英単語ゲーム  英語学習情報 [初級~中上級レベル向け]

1月
2009
9
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今回は,ネット上にある英単語ゲームを紹介します。といってもそんなに詳しいわけではありません。詳しい方は教えていただけると助かります。

 

● デジタルスペラ

ひとつめは,「ジーニアス英和辞典」を出版している大修館のサイトにあるゲーム『デジタルスペラ』。 → ここ

ここには2種類のゲームがあります。はじめに17のアルファベットが盤上に与えられ,それを並べて英単語を作り,作った文字数だけ新たなアルファベットが追加されます。全部使い切るか,ギブアップすれば終了で,短時間であればあるほど,作る単語が長いほど高得点になります。

左に各文字のカードの数が示されていますから,これを頭に入れて作っていきます。たいていの英単語は母音が必要ですから,母音を適当に残して置かないと,子音ばかり残ってギブアップというはめになります。コツは,q や z といったあまり使われない字をどう消化するか(quit, quite, quick, squid などqを使うためにはuを残しておく)とか,strap のようにたくさん子音を使う語をうまく利用するとかいろいろありそうです。

レベルが3つに分かれているので,比較的初心者でもできそう。

ここのもう一つのゲームはいわゆる「落ちゲー」(でしたっけ)で,次々と落下してくるアルファベットで単語を作るもの。こちらは積み上がった文字が天井まで届くと終わりですから,結構あせるかも。僕はこっちが苦手かな。

 

● Times Spelling Bee

イギリスの新聞 Times のサイトにあるゲーム。  → ここ

ここも2種類のゲームがありますが,ひとつは間違ったスペリングのものを探す3択問題。もう一つはリスニング問題。

後者は,聞こえてきた単語をキーボード入力するという単純なものですが,日本人向けに作られているわけではなく,ネイティブ向けですからかなりむずかしい単語も含まれています。一応レベルが3つありますが,HARD レベルのものは英検1級以上の単語もごろごろ出題されます。EASY レベルでも,英検2~準1 程度といったところでしょうか。

僕もなかなか完答できなくて,何度もチャレンジさせられました。

これだけで「リスニング力アップ」というわけにはいかないでしょうが,息抜き・暇つぶしにはなります。

 

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身体・病気・医療の語彙  【試験に出ない英単語】

12月
2008
5
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English words and expressions for body parts, diseases, health, and medical science

入試の長文は,たとえば経済学部だから経済の文章が出るとか,文学部は小説が出るなどということはありません。文型学部で理系ネタの長文が出ることもありますし,その逆もあります。法学部は比較的,法や政治といったテーマの文が出やすいような気もしますが,出ても語彙面ではそれほど特殊ではないので,苦労はしないでしょう。専門的な長文が出ても,入試の長文では専門用語などにはふつう注がついていますから,ふつうの単語学習でカバーできます。

ただし,医学(たまに薬学)系は別。慶應とか,北里とか,国公立医学部などは,医学関係の文章が比較的出やすいようです(後は東大後期理系)。

というわけで,体や病気や医学・医療関係の単語を集めてみました。集めているうちに大学受験の範囲を越えてしまったので,別に暗記する必要はないでしょう。

医学用語辞典ではありませんので,専門用語よりも日常語を重視しています。

医療の専門家ではありませんから,間違いがあるかもしれません。教えていただけると,助かります。

このページの pdf   体・病気・医療語彙集pdf

 

(body)  [外側]
体(からだ) body body には,「死体(corpse)」,「物体」「団体」「車のボディー」などいろいろな意味がある。
頭(あたま) head 首から上の頭部全体。
顔(かお) face 頭部のうちの前面。(日本語の「顔」がheadに当たる場合がある。「その他症状・健康に関する表現」参照)
体の,肉体の physical, corporal
脳天(のうてん),頭のてっぺん crown [top] of the head
つむじ whorl of hair 1語で言い表す語はない
額(ひたい),おでこ forehead やや硬い語では brow
こめかみ temple
頬(ほお),ほっぺた cheeks 左右の頬合わせて複数
口髭(くちひげ) mustache 「ひげ」は部位によって単語が違う。日本語でも漢字が異なる。
顎鬚(あごひげ) beard
頬髯(ほおひげ) whiskers ふつう左右両方の頬に生えているので複数
鼻(はな) nose 動物の鼻口部は muzzle,豚の鼻は snout,象の鼻はtrunk
鼻孔(鼻の穴) nostrils
眼球(がんきゅう),目玉(めだま) eyeball
瞳(ひとみ),瞳孔(どうこう) pupil 生徒( pupil )と同じつづり
虹彩(こうさい) iris
網膜(もうまく) retina
眉,眉毛(まゆげ) eyebrow  発音は
睫毛(まつげ) eyelashes, lashes 俗語では winkers
瞼(まぶた) eyelid lid は「ふた」
耳(みみ) ear
耳たぶ earlobe
鼓膜(こまく) eardrum
口(くち) mouth
顎(あご) jaw, chin jawは歯がささっている口の上下の骨格全体,chin jawの先端部分
喉(のど),咽喉(いんこう) throat
喉仏(のどぼとけ) Adam’s apple エデンの園でアダムが禁断の木の実を食べて喉に詰まらせたという伝説から
首(くび) neck
項(うなじ) nape
胴体(どうたい) trunk
肢(し),手足(の1本1本) limb
腹部(ふくぶ) abdomen, belly, stomach 幼児語では tummy (ポンポン)
胸部(きょうぶ) chest, breast bust は女性の着衣状態での胸の輪郭
胸部 thorax
乳房(ちぶさ) breasts
乳首(ちくび) nipples
鳩尾(みぞおち) pit of the stomach pit は「くぼみ」
臍(へそ) navel 口語では belly button
脇腹(わきばら) side, flank
腋の下(わきのした) armpit
肘(ひじ) elbow
前腕(ぜんわん) forearm
二の腕(にのうで) upper arm
陰部(いんぶ) pubic area pubic 「陰部の,恥骨」
鼠蹊部(そけいぶ) groin
股(また) crotch
爪(つめ) nail fingernail 「手の爪」,toenail 「足の爪」,claw 「動物のかぎ爪」,hoof 「蹄(ひづめ)」
背中(せなか) back
腰(こし) waist くびれのあたり。文語loinは生殖器を含む
hips 腰骨付近。「しり」のやや上あたり。
尻(しり) buttocks 俗語で ass
手(て) hand 手首から先の部分
腕(うで) arm 肩から手首までの部分
手首(てくび) wrist
掌(てのひら) palm read one’s palm 「手相を見る」
手の甲(てのこう) back of the hand
拳(こぶし),握り拳(にぎりこぶし) fist
指(ゆび) finger 親指を除く場合が多い。「足の指」は toe
親指(おやゆび) thumb
人差し指(ひとさしゆび) index finger first finger とも。
中指(なかゆび) middle finger
薬指(くすりゆび) ring finger
小指(こゆび) little finger pinkie とも。
足(あし) foot 足首から先の部分
脚(あし) leg 股から足首までの部分
腿(もも),太腿(ふともも) thigh
膝(ひざ) knee
膝頭(ひざがしら)のお皿 kneecap
脛(すね),向こう脛(むこうずね) shin shank とも。
ふくらはぎ calf 複数形は,calves
足の指 toe
つま先 toe
くるぶし ankle
足首(あしくび) ankle
足の甲(あしのこう) instep
足の裏(あしのうら) sole 「靴底」も sole
踵(かかと) heel
舌(した) tongue
奥歯(おくば) molar (tooth), back tooth
前歯(まえば) front tooth
乳歯(にゅうし) milk tooth, baby tooth
永久歯(えいきゅうし) permanent teeth
歯茎(はぐき) gums
口腔(こうこう,こうくう) oral cavity
扁桃(腺)(へんとう・せん) tonsil
声帯(せいたい) vocal cords(chords)
黒子(ほくろ) mole
そばかす freckle(s) 複数で使われることが多い
にきび acne, pimple
えくぼ dimples
内臓・臓器・器官 (internal organs)
呼吸器系(こきゅうきけい) respiratory system 「呼吸器」 respiratory organ
循環器系(じゅんかんきけい) circulatory system 「循環器」 circulatory organ
神経系(しんけいけい) nervous system
消化器系(しょうかきけい) digestive system 「消化器」 digestive organ
感覚器官(かんかくきかん) sense organ
泌尿器(ひにょうき) urinary organs
食道(しょくどう) esophagus, gullet
胃(い),胃袋(いぶくろ) stomach 形容詞「胃の」は gastric
腸(ちょう) intestines, entrails, bowels 俗語では guts
十二指腸(じゅうにしちょう) duodenum
小腸(しょうちょう) small intestine ileum 「回腸」,jejunum 「空腸」
大腸(だいちょう) large intestine colon 「結腸」,rectum 「直腸」
虫垂(ちゅうすい) (vermiform) appendix 病気としての「盲腸」は正式には「虫垂炎」appendicitis
盲腸(もうちょう) cecum, blind gut 「盲腸を切る」という時の盲腸は正式には「虫垂」。
肛門(こうもん) anus 卑語で asshole
脾臓(ひぞう) spleen
肝臓(かんぞう) liver
胆嚢(たんのう) gallbladder
腎臓(じんぞう) kidney(s)
膀胱(ぼうこう) bladder
心臓(しんぞう) heart 形容詞「心臓の」は cardiac
肺(はい) lung
鰓(えら) gill
気管(きかん) trachea, windpipe
気管支(きかんし) bronchus, bronchial tube
赤血球(せっけっきゅう) red blood cell, red (blood) corpuscle 「ヘモグロビン」 hemoglobin
白血球(はっけっきゅう) white (blood) cell, white corpuscle leukocyte とも。
リンパ lymph 「リンパ腺」lymph(atic) gland, 「リンパ節」 lymph node
抗体(こうたい) antibody
血管(けっかん) blood vessel, vascular tract
動脈(どうみゃく) artery
静脈(じょうみゃく) vein vein を「血管」全般の意味に使うことも。
毛細血管(もうさいけっかん) capillary
生殖器(せいしょくき) genitals, generative organ
子宮(しきゅう) womb, uterus
脳(のう) brain 形容詞「脳の」は cerebral
大脳(だいのう) cerebrum
大脳皮質(だいのうひしつ) cerebral cortex
小脳(しょうのう) cerebellum
脊髄(せきずい) spinal cord
神経(しんけい) nerve
シナプス synapse, synapsis
ニューロン neuron
肉(にく) flesh flesh は,(1) 皮・骨に対する「肉(の全体)」 (2) 精神に対する「肉体」
皮膚(ひふ) skin 「皮膚の,表皮の」 dermal
筋肉(きんにく) muscle 形容詞は muscular
二頭筋(にとうきん) biceps
横隔膜(おうかくまく) diaphragm
骨(ほね) bone
骨格(こっかく),骸骨(がいこつ) skeleton
頭蓋骨(ずがいこつ) skull
肩胛骨(けんこうこつ) shoulder blade
関節(かんせつ) joint
髄(ずい) marrow
指の関節(ゆびのかんせつ) knuckle
腱(けん) tendon, sinew
アキレス腱(けん) Achilles tendon
靱帯(じんたい) ligament
生命活動 (vital activity)
唾液(だえき) saliva
つば spittle spit 「つばを吐く,つばを吐くこと」
胃液(つば) gastric juice
胆汁(たんじゅう) bile gall はやや古い語
ホルモン hormone むろん食べ物のことではありません
涙(なみだ) tears shed tears 「涙を流す」
尿(にょう) urine urine が正式な語。piss は俗語「小便,しょんべん」,peeは口語。urine の動詞は urinate,それ以外はそのまま動詞で使える。
大便(だいべん) feces 俗語でshit, turd,動物の糞はdung, droppings,「大便をする(婉曲)move one’s bowels
排泄物(はいせつぶつ) excrement, excreta
免疫(めんえき) immunity 「~に免疫がある」 be immune to
代謝(たいしゃ) metabolism いわゆる「メタボ」は「メタボリック・シンドローム」 metabolic syndrome
消化(しょうか) digestion 動詞は digest
呼吸(こきゅう) respiration 動詞は breathe, respire
循環(じゅんかん) circulation 動詞は circulate
鼓動(こどう),心拍(しんぱく) heartbeat 「鼓動する,脈打つ」 beat, throb, pulsate, palpitate
脈拍(みゃくはく) pulse, pulsation
分泌(ぶんぴ(つ)) secretion 動詞は secrete
排泄(はいせつ) excretion, elimination 「排出」すること一般はdischarge
生殖(せいしょく) reproduction
発汗(はっかん) perspiration, sweating
感覚(かんかく) sense 形容詞は sensory
視覚(しかく) (sense of) sight, eyesight, vision 形容詞は visual
聴覚(ちょうかく) (sense of) hearing, audition 形容詞は auditory
嗅覚(きゅうかく) (sense of) smell 形容詞は olfactory
味覚(みかく) (sense of) taste, gustation 形容詞は gustatory
触覚(しょっかく) sense of touch 形容詞は tactile, tactual
錯覚(さっかく) illusion
幻覚(げんかく) hallucination
視野(しや) field of vision
しゃっくり hiccup(s)
くしゃみ sneeze
あくび yawn
げっぷ belch, burp
いびき snore
おなら,屁(へ) fart, wind, gas 「おならする」break wind, let one go, fart
まばたき wink, blink
細胞(さいぼう) cell
遺伝子(いでんし) gene
染色体(せんしょくたい) chromosome
DNA deoxyribonucleic acid デオキシリボ核酸
膜(まく) membrane
腺(せん) gland
病気・けが (disease & injury)
症状等
病気(びょうき) disease, sickness, illness 「病気だ」は() be sick, () be ill,「病気の~」は()()とも sick  
症状(しょうじょう) symptom
症候(群)(しょうこう・ぐん) syndrome 「病気」のことを婉曲的にsyndrome ということがある。
発作(ほっさ) attack, fit, seizure, bout, stroke
意識不明(いしきふめい) unconsciousness
昏睡(こんすい) coma, stupor
気絶(きぜつ),失神(しっしん) faint(ing), swoon swoonはやや古い語。
重傷(じゅうしょう) serious wound [injury]
軽傷(けいしょう) slight [minor] wound [injury]
重体(じゅうたい) serious [critical] condition
心停止(しんていし) cardiac arrest
容態(ようたい・ようだい) condition (of the patient)
窒息(ちっそく) suffocation, asphyxia(tion) 「窒息する」 be suffocated, choked, stifled
伝染病(でんせんびょう) epidemic, contagious [ infectious, communicable] disease 「~に伝染する」 be infected with , catch ~,「世界的に流行する感染爆発」 pandemic
感染症(かんせんしょう) infectious disease
感染(かんせん) infection, contagion
寒気(さむけ) chill
疲労(ひろう) fatigue, weariness, tiredness, exhaustion 「疲れる」 be tired [ exhausted, worn out ], be weary
動悸(どうき) palpitation, throb
息切れ(いきぎれ) panting, shortness of breath 「息切れする」 be out of breath
悪寒(おかん),寒気(さむけ) chill, cold fit, ague 「寒さなどでふるえる」 shiver
ふるえ trembling, shivering, shuddering, ague 寒さでふるえるのは,shiver。恐怖などで小刻みにふるえるのがtrembleshudder は「戦慄」。
熱(ねつ) fever 形容詞はfeverish I’m feverish. 熱っぽい
麻痺(まひ) paralysis, palsy, numbness be paralyzed
しびれ numbness, pins and needles numb は無感覚になること。have pins and needles はチクチクすること。
炎症(えんしょう) inflammation 「炎症を起こしている」 be inflamed。「~炎」は語尾が -itis
腫れ(はれ) swelling, boil, abscess 「腫れる」swell, be swollen
できもの,おでき boil 「膿瘡」はabscess,「腫瘍」はtumor
めまい dizziness, giddiness 「めまいがする」feel dizzy [giddy]
化膿(かのう) suppuration, infection 「化膿する,うむ」 fester
膿(うみ) pus
かさぶた scab
アレルギー allergy
黄疸(おうだん) jaundice
耳鳴り(みみなり) ringing, singing 「耳鳴りがする」 have a ringing in one’s ears
痙攣(けいれん) convulsion, spasm, cramp, twitch
ひきつけ convulsion, convulsive fit
痒み(かゆみ) itch(ness) 「人がかゆい」 feel itchy,「アトピーがかゆい」 My atop is itchy.
肩こり(かたこり) stiff shoulders
浮腫(むくみ) dropsy, swelling 「むくんでいる」 be swollen
咳(せき) cough
嘔吐(おうと) vomiting 俗語で puke。「吐く」 throw up, vomit
吐き気(はきけ) nausea, sickly feeling 「吐き気がする」 be sick at one’s stomach
ポリープ polyp
湿疹(しっしん),発疹(はっしん,ほっしん) rash, eczema
出血(しゅっけつ) bleeding, hemorrhage
内出血(ないしゅっけつ) internal bleeding
貧血(ひんけつ) anemia 形容詞は anemic
痛み(いたみ) pain, ache, pang 「人が痛みを感じる」 feel pain
痛い(いたい) aching, painful S(部位)が痛い」 S hurts. 「目・耳・喉が痛い」 have sore eyes [ears]. have a sore throat
痛む場所(いたむばしょ) tender spot, sore point
頭痛(ずつう) headache
偏頭痛(へんずつう) migraine
腹痛,胃痛(ふくつう,いつう) stomachache
差し込み(さしこみ) gripes, spasm
歯痛(しつう,はいた) toothache
痰(たん) phlegm
下痢(げり) diarrhea, loose bowels
便秘(べんぴ) constipation
吐血(とけつ) vomiting of blood
酔い(よい) drunkenness, intoxication
乗り物酔い(のりものよい) motion sickness
二日酔い(ふつかよい) hangover
不眠症(ふみんしょう) sleeplessness, insomnia
夜泣き(よなき) night crying
慢性的な(まんせいてきな) chronic
急性的な(きゅうせいてきな) acute
先天的な(せんてんてきな) congenital, inherited, innate, inborn by nature 「生まれつき」
後天的な(こうてんてきな) acquired, learned
悪性の(あくせいの) malignant
良性の(りょうせいの) benign, benignant
陽性の(ようせいの) positive
陰性の(いんせいの) negative, minus
後遺症(こういしょう) aftereffect, sequela
中毒(ちゅうどく) poisoning, intoxication 薬物などの中毒は addiction
持病(じびょう) regular [chronic, recurrent] illness [complaint, health problems]
潜伏期間(せんぷくきかん) incubation time, latent period
予後(よご) recuperation, convalescence
病歴(びょうれき) medical history
細菌(さいきん),黴菌(ばいきん) bacteria, microbe, germ microbe は「微生物」,germ には「胚芽」の意味も。
ウイルス virus
寄生虫(きせいちゅう) parasite
大腸菌(だいちょうきん) colon bacillus
けが・外傷等
骨折(こっせつ) fracture, broken bone
脱臼(だっきゅう) dislocation 「脱臼する」be dislocated
突き指(つきゆび) sprained finger
打撲傷(だぼくしょう) bruise, contusion
かすり傷(かすりきず) scratch, abrasion
擦り傷(すりきず) graze, scratch
切り傷(きりきず) cut, incision, gash gash は「深い切り傷」
捻挫(ねんざ) sprain wrench one’s wrist 「手首をくじく,ひねる」
むち打ち症(むちうちしょう) whiplash (injury)
こむら返り(こむせがえり),(足などが)つること cramp (in the calf), swimmer’s cramp
火傷(やけど) burn, scald scald は熱湯による火傷。「やけどする」be burnt
感電(かんでん) electric shock 「感電死」 electrocution
脳震盪(のうしんとう) concussion (of the brain)
しもやけ chilblain
凍傷(とうしょう) frostbite
ぎっくり腰(ぎっくりごし) strained back
椎間板ヘルニア(ついかんばんヘルニア) slipped [herniated] disk disk が「椎間板」
痣(あざ) birthmark, bruise birthmark は生まれつきの痣,bruise は打撲の痣,目の周りの痣は black eye
疣(いぼ) wart
たこ callous
魚の目(うおのめ) corn
水ぶくれ(みずぶくれ),まめ blister
靴擦れ(くつずれ) blister (from one’s shoes)
虫さされ(むしさされ) insect bite
かぶれ skin rash rash は湿疹
蕁麻疹(じんましん) nettle rash, hives
汗疹(あせも) heat rash
目・耳・鼻・口
近視(きんし),近眼(きんがん) nearsightedness, myopia
遠視(えんし)  farsightedness, long-sightedness
乱視(らんし) astigmatism, astigmia
老眼(ろうがん) aged eye, presbyopia
目やに(めやに) eye mucus mucus は「粘液」
鼻くそ(はなくそ) nose wax, snot
鼻水(はなみず) snivel, nasal mucus 「鼻水を垂らす」 snivel
鼻血(はなぢ) nosebleed
蓄膿症(ちくのうしょう) nasal empyema
ものもらい sty(e) in one’s eye
結膜炎(けつまくえん) conjunctivitis
中耳炎(ちゅうじえん) otitis
鼻炎(びえん) rhinitis
耳垢(みみあか),耳糞(みみくそ) earwax
歯垢(しこう) plaque
虫歯(むしば) decayed [bad] tooth, cavity cavity は虫歯でできた歯の穴
歯槽膿漏(しそうのうろう) pyorrhea
病名等
癌(ガン) cancer
胃癌(いがん) stomach cancer, gastric cancer
肺癌(はいがん) lung cancer
大腸癌(だいちょうがん) colorectal cancer 「結腸癌」 colon cancer
腫瘍(しゅよう) tumor, growth
潰瘍(かいよう) ulcer
胃潰瘍(いかいよう) gastric ulcer
胃痙攣(いけいれん) gastrospasm
胃炎(いえん) gastritis 肺炎以外は語尾が -itis
扁桃腺炎(へんとうせんえん) tonsillitis
肝炎(かんえん) hepatitis
関節炎(かんせつえん) arthritis
虫垂炎(ちゅうすいえん)(盲腸炎) appendicitis
気管支炎(きかんしえん) bronchitis
大腸炎(だいちょうえん) colitis, colonitis
肺炎(はいえん) pneumonia
結核(けっかく) tuberculosis, TB
風邪(かぜ) cold, common cold common cold はふつうの風邪。
インフルエンザ influenza, flu
鳥インフルエンザ(とりインフルエンザ) avian influenza, bird flu
喘息(ぜんそく) asthma
心臓病(しんぞうびょう) heart disease, heart trouble
心筋梗塞(しんきんこうそく) myocardial infarction
心臓発作(しんぞうほっさ) heart attack, cardiac attack
狭心症(きょうしんしょう) heart stroke, angina (pectoris), breast pang
心不全(しんふぜん) cardiac failure
脳卒中(のうそっちゅう) stroke, apoplexy
脳溢血(のういっけつ) apoplexy, cerebral hemorrhage
脳梗塞(のうこうそく) cerebral infarction
高血圧(こうけつあつ) high blood pressure, hypertension
低血圧(ていけつあつ) low blood pressure, hypotension
不整脈(ふせいみゃく) irregular pulse, arrhythmia
動脈硬化(どうみゃくこうか) hardening of the arteries, arteriosclerosis
糖尿病(とうにょうびょう) diabetes
コレラ cholera
ペスト pest, plague plague は「疫病」全体,特に「ペスト」。「黒死病」Black Death とも。
はしか measles
天然痘(てんねんとう) small pox
腸チフス(ちょうチフス) typhoid
百日咳(ひゃくにちぜき) whooping cough
おたふくかぜ mumps, epidemic parotitis
ポリオ,小児麻痺(しょうにまひ) polio, poliomyelitis, infantile paralysis
狂犬病(きょうけんびょう) rabies
梅毒(ばいどく) syphilis
エイズ AIDS, HIV infectious disease AIDS=Acquired Immune Deficiency Syndrome, HIV=human immunodeficiency virus
ハンセン病(びょう) Hansen’s disease leprosy 「癩病」は英語・日本語ともに使われなくなりつつある。
自閉症(じへいしょう) autism
統合失調症 (旧称: 精神分裂病)(とうごうしっちょうしょう) schizophrenia, integration dysfunction syndrome
鬱病(うつびょう) depression, melancholy
躁病(そうびょう) mania
癲癇(てんかん) epilepsy, epileptic seizure
神経症(しんけいしょう) neurosis
ノイローゼ,神経衰弱(しんけいすいじゃく) nervous breakdown
~恐怖症(きょうふしょう) phobia
高所恐怖症(こうしょきょうふしょう) acrophobia, fear of heights
閉所恐怖症(へいしょきょうふしょう) claustrophobia
対人恐怖症(たいじんきょうふしょう) social phobia
リューマチ rheumatism
食中毒(しょくちゅうどく),食あたり food poisoning
痛風(つうふう) gout
結石(けっせき) calculus, kidney stone
痔(じ) hemorrhoids, piles
水虫(みずむし) athlete’s foot
更年期障害(こうねんきしょうがい) menopausal disorder, climacteric disturbance 「更年期」 menopause, change of life
認知症(にんちしょう) dementia, senile dementia senile dementia は「老人性痴呆症」だが,日本では「認知症」という名に変更された。
アルツハイマー Alzheimer’s disease
熱中症(ねっちゅうしょう),熱射病(ねっしゃびょう) heatstroke 「日射病」 sunstroke
生活習慣病(せいかつしゅうかんびょう) lifestyle-related illnesses 旧称「成人病」 adult diseases
花粉症(かふんしょう) hay fever
摂食障害(せっしょくしょうがい) eating disorder
依存症(いぞんしょう) dependence
アルコール中毒(ちゅうどく)の(患者) alcoholic 「仕事中毒の(人)」 workaholic
記憶喪失(きおくそうしつ) amnesia
言語障害(げんごしょうがい) speech disorder
学習障害(がくしゅうしょうがい) learning disability (LD)
失語症(しつごしょう) aphasia
トラウマ・心的外傷(しんてきがいしょう) trauma 形容詞は traumatic
PTSD post-traumatic stress disorder (心的)外傷後ストレス障害(しんてき・がいしょうごストレスしょうがい)
医学・医療 (medical science & service)
解剖(学)(かいぼう・がく) anatomy
生理(学)(せいり・がく) physiology
病理(学)(びょうり・がく) pathology
疫学(えきがく),伝染病学(でんせんびょうがく) epidemiology
循環器(学)(じゅんかんき・がく),心臓病学(しんぞうびょうがく) cardiologycardiovascular clinic
精神医学(せいしんいがく),精神科(せいしんか) psychiatry
消化器学[科](しょうかきがく/か) gastroenterology
老人病学[科](ろうじんびょうがく/か) gerontology
産科(学)(さんか・がく) obstetrics
婦人科(学)(ふじんか・がく) gynecology
産婦人科(さんふじんか・がく) obstetrics and gynecology
眼科(学)(がんか・がく) ophthalmology
皮膚科(学)(ひふか・がく) dermatology
内科(学)(ないか・がく) internal medicine
外科(学)(げか・がく) surgery
耳鼻咽喉科(学)(じびいんこうか・がく) otolaryngology, otorhinolaryngology, ENT ENT = ear, nose, and throat
泌尿器科(学)(ひにょうきか・がく) urology
小児科(学)(しょうにか・がく) pediatrics
整形外科(せいけいげか) plastic surgery 「美容整形」 cosmetic surgery
美容整形科(びようせいけいか) cosmetic surgery
歯科(しか) dentistry, dental surgery
法医学(ほういがく) forensics medicine
薬学(やくがく) pharmacy
内科医(ないかい) physician 「医者」全体を physician と呼ぶこともある。
外科医(げかい) surgeon
精神科医(せいしんかい) psychiatrist
小児科医(しょうにかい) pediatrician, children’s doctor
歯医者(はいしゃ) dentist
耳鼻咽喉科(じびいんこうか)の医者 ENT doctor, otorhinolaryngologist
眼科医(がんかい) eye doctor, ophthalomologist
産婦人科医(さんふじんかい) ob/gyn, obstetrician-gynecologist
獣医(じゅうい) vet, veterinarian
看護師(かんごし) nurse 男女とも。
薬剤師(やくざいし) pharmacist
理学療法士(りがくりょうほうし) physical therapist
鍼灸師(しんきゅうし) acupuncturist
救急救命士(きゅうきゅうきゅうめいし) EMT, emergency medical technician
患者(かんじゃ) patient
代替医療(だいたいいりょう) alternative medicine
民間療法(みんかんりょうほう) folk medicine
漢方医学(かんぽういがく) traditional Chinese medicine
看護(かんご) care, nursing 一般の「~を看病する」は attend on
介護(かいご) care, nursing 日本語の「介護」は主に老人を病院外で看護するというニュアンスがある
予防(よぼう) prevention
対症療法(たいしょうりょうほう) symptomatic treatment, treatment of symptoms
はり(鍼灸)(しんきゅう) acupuncture
終末期医療(しゅうまつきいりょう) terminal care
衛生(えいせい) hygiene
臨床の(りんしょうの) clinical 「臨床医」 clinician
開業する(かいぎょうする) practice, set up practice, be in practice 「開業医」 practitioner (この語は医者以外にも開業している弁護士などにも使える)
治療(ちりょう) treatment 「治療する」 treat
診察(しんさつ) examination 「診察する」 examine
診断(しんだん) diagnosis 「診断する」 diagnose
健康診断(けんこうしんだん) checkup, physical [medical] examination
麻酔(ますい) anesthesia
手術(しゅじゅつ) surgery, operation
入院(にゅういん) stay in the hospital 「入院する」 be hospitalized 「入院させる」 send to the hospital, put into the hospital
通院患者(つういんかんじゃ) outpatient 「通院する」はふつうに go to the hospital (regularly)
隔離(かくり) quarantine, isolation, insulation
摘出(てきしゅつ) extraction, removal
注射(ちゅうしゃ) injection, shot 「接種」 inoculation
マッサージ massage
薬(くすり) medicine, drug 「薬を飲む」はdrinkではなく,take medicine
投薬(とうやく) medication
1回分のくすり a dose of medicine
錠剤(じょうざい) pill
粉薬(こなぐすり) powdered medicine
シロップ syrup
座薬(ざやく) suppository
軟膏(なんこう) ointment
抗生物質(こうせいぶっしつ) antibiotic
万能薬(ばんのうやく) panacea, cure-all
偽薬(ぎやく),プラセボ placebo
処方(しょほう),処方箋(しょほうせん) prescription 「処方する」 prescribe
カルテ chart, case record
輸血(ゆけつ) blood transfusion
移植(いしょく) transplant(ation) transplantation は主に臓器移植,皮膚・骨の移植は graft
透析(とうせき) dialysis (therapy)
聴診器(ちょうしんき) stethoscope
内視鏡(ないしきょう) endoscope
体温計(たいおんけい)
脳波(のうは) electroencephalogram, brain waves 略称 EEG
心電図(しんでんず) electrocardiogram 略称 ECG
血液検査(けつえきけんさ) blood test
CTスキャン CAT scan, CT scan (= computerized axial tomography scan)
MRI MRI, magnetic resonance imaging 磁気共鳴断層撮影
CPR,心肺機能回復措置(しんぱいきのうかいふくそち) cardiopulmonary resuscitation
蘇生(術)(そせい・じゅつ) resuscitation
レントゲン, X線 X-ray
インフォームド・コンセント informed consent
麻薬(まやく) narcotic, drug, dope
覚醒剤(かくせいざい) stimulant, excitant
毒(どく) poison ヘビなどの毒液は venom
有毒の(ゆうどくの) toxic, poisonous
モルヒネ morphine
消毒(しょうどく),殺菌(さっきん) disinfection antiseptic
包帯(ほうたい) bandage
ガーゼ gauze
湿布(しっぷ) compress 「湿布薬」 poultice
ギプス plaster, cast plaster は「石膏」
入れ歯(いれば),義歯(ぎし) artificial tooth, false tooth, denture
松葉杖(まつばづえ) crutches 「松葉杖をついて」 on crutches
車椅子(くるまいす) wheelchair
義手(ぎしゅ),義足(ぎそく),義眼(ぎがん) artificial arm [leg, eye], false eye 「義手義足類」 prosthetic devices
補聴器(ほちょうき) hearing aid
献血(けんけつ) blood donation
救急治療室(きゅうきゅうちりょうしつ) ER, emergency room
救急車(きゅうきゅうしゃ) ambulance
誕生と死 (birth & death)
卵子(らんし) egg (cell), ovum
精子(せいし) sperm
月経(げっけい),生理(せいり) menses, menstruation 「生理がある」 have one’s period
受精(じゅせい) fertilization
受胎(じゅたい) conception
妊娠(にんしん) pregnancy 「妊娠している」 be pregnant, be expecting (a baby)
胎児(たいじ) embryo, fetus embryo は受精後8週未満,それ以後がfetus
悪阻(つわり) morning sickness
分娩(ぶんべん) delivery
出産(しゅっそん) delivery, (child)birth 「出産する」 have a baby, give birth to a baby
流産(りゅうざん) miscarriage
安産(あんざん) easy [smooth] delivery
帝王切開(ていおうせっかい) Caesarean operation
人工授精(じんこうじゅせい) artificial insemination [fertilization]
代理母(だいりはは) surrogate mother
双子(ふたご) twins
三つ子(みつご) triplets
四つ子(よつご) quadruplets
五つ子(いつつご) quintuplets
六つ子(むつご) sextuplets
避妊(ひにん) contraception
産児制限(さんじせいげん) birth control
中絶(ちゅうぜつ),堕胎(だたい) (artificial) abortion
死(し) death 動詞「死ぬ」は die (「事故死・戦死する」ではbe killed がよく使われる),形容詞はdeadで,be dead 「死んでいる」はbe alive 「生きている」の反対の状態。
死去(しきょ) decease
亡くなる(なくなる) pass away, breathe one’s last
故~(こ),亡き~(なき) deceased , late
余命(よめい) remaining days
平均余命(へいきんよめい) life expectancy
寿命(じゅみょう) life span
安楽死(あんらくし) euthanasia
脳死(のうし) brain [cerebral] death
生活・健康 (life & health)
栄養(えいよう) nutrition
栄養物(えいようぶつ),滋養(じよう) nourishment
タンパク質(タンパクしつ) protein
脂肪(しぼう) fat
炭水化物(たんすいかぶつ) carbohydrate
デンプン starch
ビタミン vitamin
ミネラル mineral
糖(とう) sugar
アミノ酸(アミノさん) amino acid
コレステロール cholesterol
カロリー calorie, calory
身長(しんちょう) height, stature
体重(たいじゅう) (body) weight
胸囲(きょうい) chest measurement
座高(ざこう) sitting height
体温(たいおん) (body) temperature
体脂肪(たいしぼう) body fat 「体脂肪率」 body fat ratio
血圧(けつあつ) blood pressure
心拍数(しんぱくすう),脈(みゃく) heart rate 数値としての。
肺活量(はいかつりょう) lung capacity
血糖値(けっとうち) blood sugar level
中性脂肪(ちゅうせいしぼう) neutral fat
サプリメント supplement
頭痛薬(ずつうやく),鎮痛剤(ちんつうざい) aspirin, painkiller aspirin は元々商標だが,アメリカでは痛み止めを aspirin ということが多い。
胃腸薬(いちょうやく) medicine for digestion
強壮剤(きょうそうざい) tonic
うがい gargle, gargling
歯磨き(はみがき) brushing one’s teeth
練り歯磨き(ねりはみがき) toothpaste
発がん性物質(はつがんせいぶっしつ) carcinogen
アレルゲン allergen
抗菌の(こうきんの) antimicrobial, antibacterial, bacteria-resistant
はげている bald
肥満(ひまん) obesity 形容詞「肥満した」は obese。その他,「でぶの」fat,「かっぷくのいい」 stout,「重すぎの」 overweight,「ぽっちゃりした」plump
太鼓腹(たいこぱら) paunch, potbelly
鳩胸(はとむね) chicken breast, pigeon breast
大根足(だいこんあし) plump legs
扁平足(へんぺいそく) flatfoot
盲目(もうもく) blindness 形容詞は blind 婉曲的には visually impaired [handicapped]
聾唖(ろうあ) deaf-mutism 形容詞「耳の聞こえない」が deaf,「口がきけない」は dumb だが,dumb には「ばかな」の意味があるため speech-impairedなどにすることが多い。
色盲(しきもう) color blindness
吃音(きつおん) stuttering 「どもる」 stutter (一時的なら stammer
身体障害(しんたいしょうがい) physical handicap, physical disability 形容詞的「障害を持った」には handicapped, impaired, disabled, challenged など,たくさんある。
その他症状・健康に関する表現
意識(いしき)が朦朧(もうろう)とする be stupefied.
髪が薄い His hair is thin.
窓から顔を出す put one’s head out of the window × put one’s face …
目がしょぼしょぼする have bleary eyes
盲目になる go blind
喉が痛い have a sore throat 直訳は,「腫れた喉を持つ」
耳が遠い be hard of hearing
耳鳴りがする My ears are ringing.
鼻をかむ blow one’s nose
肩が凝る have stiff shoulders
歯を抜いてもらう have a tooth pulled out
ひげをはやす,はえる grow a beard [mustache] cultivate だと「ひげをたくわえる」
おなかがいっぱいだ I’m full.
おなかがゆるい have loose bowels
おなかが鳴る My stomach growls.
おなかが張る My stomach feels bloated.
足がつる have a cramp
足がしびれる My legs go to sleep. go numb
びっこを引く limp
膝が笑う My knees shake. My legs tremble.
トイレを流す flush a toilet
余命幾許もない(よめいいくばくもない) His days are numbered.
とげが刺さる have a splinter in
太る put on [gain] weight
痩せる lose (some) weight
ダイエットする go on a diet
体温を測る take one’s temperature
医者に診てもらう see a doctor, consult a doctor

 

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by rickie | Posted in 未分類 | No Comments »

単語を覚えるとはどういうことか?(3)

5月
2008
15
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1個の単語を「覚えた!」と言えるための最低条件は,(1) その単語をヘタでもいいから正しく発音できる (2) その単語の意味を日本語で言える の2つでしょう。ただし,(2) では,品詞に注意してください。explain という単語の意味を聞かれて,「えーっと,『説明』だ!」と答えたのでは×です。正解はもちろん『説明する』で,名詞と動詞の違いですね。品詞を間違って覚えたのでは,読むときや,文法問題に対応する時に困ってしまいます。(3) として,その単語を正確につづることができる,という条件 もできるだけクリアしてほしいところです。日本語を見て英単語を思い出して書く,というのは,これらの中ではなかなか難しいですが,ここまでできれば,とりあえずその単語は「覚えた」と言えるでしょう。

さて,たとえば「メインテインってなーんだ?」と聞かれて,「えーっと,つづりは maintain,意味は『維持する,主張する』,品詞は動詞」と答えられたとします。もちろん正解です。大学受験生としては,とりあえずここまででいいのですが,本当は目標はこの先にあります。

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この「単語を覚えるとはどういうことか」シリーズで私が言いたいのもここなんです。ただしここから先は入試を超えたレベルの話です。

その英単語に対応する日本語を覚えることは,単語を覚えることの第一歩だが,第一歩にすぎない,ということです。その単語に触れたときに,いちいち日本語に直さなくても意味がすーっと頭に入って来る,本当はそういう状態を作ることが「単語を覚える」ことであるはずなんです。「そんなのムリっ!」というかもしれません。確かにすべての単語でそれができればネイティブになってしまいますし,ネイティブだってすべての単語を知っているわけではありませんから,わたしたち非ネイティブの人間にはかなり難しいことです。でも,難しいけどできないわけではありません。たとえば, It’s beautiful! という文を見て,「beautiful の意味は,えーっと」って考えますか?いちいち「美しい」という日本語を思い出してから全体の意味を考えたりしなくてもわかるでしょ。そういう「日本語を思い出さなくても理解できる」という状態が「単語を覚えている」という状態なんです。dog とか run とか簡単な単語ならできるはずのことを,簡単でない単語でもできるようにする,最終的にはこれが単語を覚えることです。

なぜこれが必要になるかというと,そうしないとスピードについていけないからです。会話やテレビ・ラジオの英語のリスニングだけでなく,長文を速読する際にも,1個1個の単語をいちいち日本語に変換してから理解していくのでは,いくら時間があっても足りなくなります。リスニングなら理解しないうちに次の文に進んでいるし,会話なら相手にムッとされてしまいます。よく「英語で考える」とか「英語脳を身につける」とか言ったりされますが,その実態は「日本語に変換しなくても理解できる」ということです。ただし繰り返しますが,すべての単語・すべての文でこれができるわけではありません。ネイティブにとっても難しい言葉やむずかしい文はあるのですから。

では,この力を身につけるためにはどうしたらいいのでしょうか。英英辞典を使うべきだと考える人もいます。英単語を英語で説明した辞典なのですから,日本語変換を経ないで単語を理解する上では,それも必要になって来ます。でも,理解することと身につけることは少し違っています。結局は,たくさん読んだり,たくさん聞いたりしてなじんでいくしかないだろうとわたしは考えています。

よく,「日本語を自然に身につけたように,英語も自然に身につけていくべきだ」という人がいますが,わたしの考えではそれができるのは上級に入ってからの話で,中級まではかなり意識的な学習(つまり,単語に対応する日本語の意味を無理やり覚える,文法を理屈で理解する)作業が必要です。そのレベルをクリアすれば,大量の英語に触れる土台ができるので,そこからは「自然に」「楽しみながら」学習できます。少なくとも日本にいて日本語で生活しながらの学習は,その方が近道でしょう。

さらに欲を言えば,ひとつひとつの単語のニュアンスや雰囲気,微妙な違いなども知っていかなければならなくなります。そうしないと,ギャグを聞いて(身振り・表情がおかしいギャグではなくて,ことばのギャグ)を笑うことも,美しい表現に感動することもできません。

結局,単語を覚えることに終わりはないのです。あたりまえですね。日本語の単語だってそうなのですから。一つ一つの単語には重みや個性や歴史があって,それを一瞬のうちに肌で感じ取ることができる,それが理想です。あまりに高いので実現不可能な理想でしょう。でも,ネイティブと同等になるというのはそういうことのはずです。ただし,もういちど言いますが,大学受験ではそこまで求められていません。そういう問題もないわけではないですが,それができなくても合格は可能です。

 

シリーズ [単語を覚えるとは] のもくじ

  1. 単語を覚えるとはどういうことか?(1)
  2. 単語を覚えるとはどういうことか?(2)
  3. 単語を覚えるとはどういうことか?(3)

 

 

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by rickie | Posted in 高校生向け | No Comments »

単語を覚えるとはどういうことか?(2)

5月
2008
7
この記事の印刷用バージョン

暗記用単語集を使って無理やり強引に単語を覚えていく,というのは外国語の学習にとってかなり不自然なことであるのは間違いないでしょう。しかし,そもそも現在の大学入試で求めている英語力・単語力は相当高く,その一方現在の高校生の大半は,あたりまえの高校生活をしているとその実力はあまり高くないのがふつうです。たとえば指導要領を作っている側が高2の時点までにつけるべきだと考えている実力と,現実の高2終了時点の生徒の実力には大きな落差があります。その落差を高3の1年間で埋めなければなりません。それを入試に課される全科目でやらなければならないわけですから,もともと無理があります。つまり,大半の受験生にとって,受験というもの自体が不自然な仕組みであって,不自然なことに対応するには,単語を無理やり詰め込むといった不自然な勉強法も仕方ないのだと思います。

book-07.gif

単語を覚えるという作業は,これしかないっ!というような魔法の方法があまり見当たりません。「これであなたも単語が楽に覚えられる」という営業トークはどこにでもありますが,そんな方法を探しているヒマがあれば1つでも2でも覚えた方がましです。「この〇〇法で覚えられた」という声を聞くこともあるでしょうが,そういう人は結局「その方法でがんばれた」というだけであり,他の方法でもがんばればできたはずです。

次の方法は昔からみんなやってきたことで,ごくごくあたりまえのやり方ですが,最近の高校生の中にはこういう当たり前のことが共有されていない人が結構たくさんいますから,あえて念のために確認しておきます。

  • 単語とその意味を頭の中で繰り返し念じるように覚える
  • メモ用紙やノートなどに何十回も書きながら覚える
  • 右側の意味欄を下敷きなどで隠して,単語だけ見て意味が言えるようにする

これらをちょっと高級化(?)して,パソコンやCDやMP3ブレーヤーを使ってもいいですが,それはメディアを変えただけでやることは大して変わりません。

むしろだいじなのは,繰り返し方や繰り返すタイミング,いつ次へ進むかなどですが,これはその人の個性によって何が最良かが変わるかもしれません。一般的には,

  • 上の方法を単語5個~10個くらいまとめてやって,それをワンセットとする。
  • ワンセットが終わったらもう一度そのセットの始めに戻る。
  • ワンセットにつき3回くらいやれば,覚えにくい単語が見えてくるので,それをマークして,それだけをもう2回くらいやる
  • 次のセットに進んで同じ繰り返しをする
  • 3セットくらい終わったら,また最初のセットに戻って,その3セットを通しでやり直し。覚えていると思ったのに忘れていたら,追加マーク。
  • 最後に,マークのついたものを2回くらい

これで,5個ずつなら3セットで15個,10個ずつなら30個を覚えたことになります。でも,しばらくしたらまた忘れているはずです(それがあたりまえです)。できれば翌日,妥協しても3日以内にもう一度やりなおします。セットごとにやるのは同じですが,

  • 1度通しで全部チェックし,忘れているものにマークをつけなおす。
  • 覚えているもののマークを線で消す(消しゴムで消さない)。
  • もう一度マークのものだけ覚えなおし。
  • それが終わったら,復習は終わりで,その日の分の新しい3セットに進む

これを繰り返し続けていきます。50~100個くらい終わったら,一度全部復習してみるといいでしょう。単語は忘れるものです。覚えるというのは繰り返すこと,なのです。

なお,単語を必ず何度か発音してください。別の項目にも書きましたが,発音できない単語は覚えられず,発音できなくても覚えていると主張する人は,テキトーな発音で覚えているということです。テキトーな発音で覚えるくらいなら,ちゃんとした発音で覚える方がいいにきまってます。きれいな発音である必要はないので,正しい発音で覚えてください。この点では音声データ付きの単語集が有利です。少なくとも発音記号は読めるようにした方がいいでしょう。

 

シリーズ [単語を覚えるとは] のもくじ

  1. 単語を覚えるとはどういうことか?(1)
  2. 単語を覚えるとはどういうことか?(2)
  3. 単語を覚えるとはどういうことか?(3)

 

 

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by rickie | Posted in 高校生向け | No Comments »

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