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2009年センター試験(英語)の分析・略解

1月
2009
18
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2009年1月17日に行われた大学入試センター試験・英語の解説です。

第1問

A 発音問題 ・・・・ 形式,レベルとも標準的。ただし,問1はカタカナで書くとみな「オー」になるのでむずかしく見えるかも。実は正解の(2)以外はすべてその「オー」にアクセントがあるが,(2)のcómofrt [kʌmfəːt]なのでアクセントがない。発音とアクセントは関連しているのだ。アクセントと発音を別々に覚えてはいけない。

B アクセント問題 ・・・・ これもふつう。設問は「与えられた語と第一アクセント(第一強勢)の位置が同じ語を,・・・選べ。」となっているが,この「第一アクセント」というのはその後の中でいちばん強く読まれる部分のことを言い,ふつうの「アクセント」と同じである(辞書では第一アクセントは[é],第二アクセントは[è]のように表記される)。第二アクセントが大学入試で出題されることはない。

また「同じ位置」というのは「語頭から数えて何番目の音節か」を問題にしていて,ふつうは cal-len-dar のように音節ごとに切って出題されることが多い。この形式での出題は2001年以来なのだが,言葉にとまどってしまったかもしれない。

C 文強勢 ・・・・ これはやさしい。

D 文強勢 ・・・・ この形式は初登場。強く読まれる部分に「●」がつけられ,そのパターンを選ぶ問題。でも,ホントはむずかしくも新しくもない。文強勢の注意点は,

  1. 新情報は強く,旧情報は弱い
  2. 対比されている部分,質問の答の部分,いちばん言いたい部分は強い
  3. 上の1, 2 に該当しなければ,代名詞,助動詞(beを含む),冠詞,接続詞,前置詞(文末に来るものを除く)などは弱い

この問題は,代名詞の It と 接続詞の that には「●」が付かないはずなので自動的に答は1つになる。

 

第2問

A 文法・語法四択問題。全体的には大きな変化はないが,少し選択肢にひねりがあるかな,という感じ。問2の remember Ving 「Vしたのを覚えている」(vs. remember to V 「忘れずにVする」),問3 の in the direction of ~ 「~の方向へ」,問9 fare 「交通料金」などは頻出。

【ピックアップ】

問1 "Did you know that Albert Einstein, the famous physicist, [   8   ] meat?"     正解は(4) stopped eating

現在完了は現在まで続いてきた行為・状態を表すので,すでに死んでいるアインシュタインには使えない。

問4 公式としては spend + 時間 + Ving 「Vするのに~を費やす」。ここでは「時間」がhow long として前に出ている。discussは他動詞で後に前置詞はつかない。discuss ~≒ talk about ~ ここはaboutがないので(1) discussing が正解。

問5 an egg や eggs は,一個一個の卵,(3)の some egg だけが物質名詞としての卵,つまり「しみ」としてネクタイに付いているようなたまご,である。

問6 closeは 1) 一時的な休業,閉店 にも, 2) 廃業 にも使えるが,close down は 2)のみ。ここはその意味での(1)が正解。 in the last month ならともかく, in last month ではおかしい。

問7 Traffic is heavy. は頻出だが,その反対の Traffic is light. は苦戦したかも。

問10 run in the family 「(ある性質が)血統の流れとして受け継いでいる,親譲りである」

 

B 会話文問題。問2,問3はやや難しめの会話表現。

問1 「割り勘にしよう」という内容のものを探す

問2 I’ll tell you what. 「いいこと教えてあげる」「聞いてください」

問3 I couldn’t agree more. 「大賛成です」 (直訳すると,「これ以上賛成することはできないくらいです」。couldは仮定法)

 

C 整序英作文問題。去年よりはややむずかしい。

問1 Everything you eat will have some effect on your body in the future.

関係詞の省略を見破れるかどうか。

問2 Can I book a table for three for 7:00 next Sunday?

book 「予約する」

問3 I could have joined the party had I answered the phone yesterday.

仮定法過去完了。 had I answered = if I had answered。 party のあとにカンマがあればやりやすかったんだけど。

 

第3問

少し前には,センター最難であった第3問だが,ずいぶんとやりやすくなった。Cに多少引っかかりやすい選択肢がある程度。

A まあ大丈夫でしょう。大丈夫であってほしい。

B かなりやさしめ。

C 33 は(1)と(2)で迷うかも。解答の根拠は直後にある making sure the farmers could keep as much of the profit as possible. ここで,profit 「利益」と言っているので,単なる寄付(2)ではなく,商売した上でのもうけが増えることを示している。

 

第4問

A 問2に注意。設問は, The information in the text and the graph suggest that [   36   ]. となっているが,この suggest 「示唆する」「ほのめかす」がちょっとポイント。

設問に,この suggest や imply 「暗に意味する」や can be inferred 「推論できる」などがある場合,「本文に直接書かれていないが,本文から推測・類推可能なものを選べ」ということを示している。本文には「2004年から」ということばはないが,グラフから読み取れる。

B 去年よりやさしい。常識でわかるところもあり,あまり間違わないと思う。

 

第5問

A バトン(baton)が右手か左手か,服のボタンは中央か両脇か,手足が伸びているか,帽子のストライプや羽毛などに注意する。

 

B わかりにくい文だが,最後の However, a bridge of this type encloses the space above the roadway… 「しかしながらこの種の橋は道路の上のスペースを囲んでいる」だけでも,(2)に絞られる。

 

C (1)は,under a table, (2)は taking them to the truck,(4) は Mrs. Johnson was broken-hearted 「落ち込んでいる」に注目すると間違いだとわかる。

 

第6問

それほどむずかしい英文ではないが....。monolingual dictionary が「英英辞典」, bilingual dictionary が「英和辞典(など)」であることが早めにわかる必要がある。equivalent 「それに相当するもの」(ここでは,英単語の意味に相当する日本語)を知っているか,推測がつけば読めるだろう。

内容は,

(1) 大学入学の時に叔母から英英辞典を,その時は英英辞典のありがたみがわからなかった。

(2) 10歳で英語を始めた時は,自分で単語帳(英単語と和訳を書いたもの)を作った。

(3) 高校に入ると,いろいろな情報の詰まった英和辞典を使うようになった。

(4) プロの人は専門用語満載の専門英和辞典を使っている。

(5) 英英辞典の何がいいのか?叔母は英単語に相当する日本語(equivalent)では,英単語のほんとうの意味はわからない,という。どのように定義されているかが重要。

(6) 英英辞典の長所の第2は,passive vocabulary (読めるが使えない)単語を,active vocabulary (会話や作文に自分で使える)語彙に変えていけることだ。

(7) 慣れてくると,「類語辞典」のたぐいも使えるようになる

(8) 「英和」「英英」にはそれぞれ長所があるが,もっと「英英」も利用するよう勧めたい

 

問2 上の(2)(4)と比べた(3)の辞書の特徴

問4 上の(6)の内容。本文からpassive と active ということばが言いたいことを読み取りたい。

問6 (2)~(4)がさまざまな辞書について述べている部分で,これがひとかたまりをなす。

問7 (3)「『英和』の衰退」,(4)「『英英』の後で『英和』でチェック」はどこにも書かれていない。(2)は「英語を勉強し始めたらすぐに」が違う。

 

 

2008年版はここ

 

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by rickie | Posted in 未分類 | No Comments »

発音・アクセント問題 どこまでやるか?

9月
2008
19
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よく思うのだが,大学入試英語問題に,発音・アクセントは不要ではなかろうか。 もちろん音声面はだいじだが,リスニング・テストをちゃんとやればいいはなしで,個々の単語の正しい発音・アクセントを択一形式のテストで成績をつけるということには意味があるだろうか。今のリスニングにもいろいろ問題点はあるが,まともなリスニング問題があれば発音・アクセント問題は不要なのでは?もちろん,英語問題の全体的傾向に対する批判(難しすぎ,非実用的)とか,そもそも入試に英語は必要かとか,はたまた入試そのものが必要か,とかを言い出す向きもございましょうが,そのへんは全部パス。

 

まず,そもそも正しい発音・アクセントなど存在するのかという問題。

英米差もあれば,たとえば同じアメリカでも当然地域差がある。さらに,豪・加英語もあるし,インドやフィリピンやアフリカ諸国の英語だって無視していいいわれはない。ただし,これらは規則的に対応していることが多いので,入試問題的にはあまり重要ではない。dog は /dɑg/(米) と /dɔg/(英) の2種類の発音があるが,/dɑg/ と読むところでは,hot も /hɑt/ と読まれるから,入試問題では矛盾は起きない。

むしろ,個人差の方が問題かもしれない。「語尾が -ee であれば,そこにアクセントが来る」 というのは,教師がよく言っていた「アクセント法則」だが,employée と並んで emplóyee という発音もよく耳にするし,often を /ɑftn/ と発音する人はかなり多い(印象では10人に1人か,せいぜい2人だが。学者なんかでも多い)。

アメリカ英語の標準的な(という言い方にすでに問題があるが)発音は,アメリカ中西部地方の発音だといわれている。イギリスには容認発音(Received Pronunciation: 略してRP。アナウンサーみたいな発音)というスタンダードがある。これらを学ぶことに意味はあるし,特に入門段階ではそれ一本でかまわないと思うが,それ以外は☓だ,などとはとてもいえない。

ことばは時々刻々生成されていて,それらが常に「標準」を求めて無数の争いを繰り広げている。いつ・どこで・何が標準と言えるのかは難しい問題だ。

 

「正しさ」の問題以外にも,ひとつの単語だけを取り出して発音・アクセントを問うことに対する疑義もある。

「次の4つの単語のうちアクセントの位置が異なるものを選べ」というようなものが,定番的問題形式のひとつだ。だが単語というものは文脈の中にしか存在し得ないものであり,文脈によってアクセントやアクセントの強さが変化する場合もある。センター試験がずっと出題している「文強勢問題」は,この点を考慮したもので,長らく評価されてきた。もっとも,これってペーパーテストでやるべきことなの?という疑問はあり得る。

本来,発音・アクセント問題はリスニングとスピーキングのテストをやりたいのだが,実施運営上の難しさゆえにできないので,その代用品というくらいの位置づけしかないのだろう。かなり不完全な代用品なのだから,本気で発音能力を試したいのであれば,むしろ逆に大量に出題した方がいいくらいだ。だが,たとえば最近のセンター試験では,文強勢を除く発音・アクセント問題は2~5題で,これで発音能力を測定できると考える方がおかしい。「発音もいちおう勉強しといてね」という,大学からの弱々しいプレッシャー以上のものではない。

 

上に述べたような問題点には,大学側もとっくに気づいているはずだ。それゆえにであろう,近年は発音・アクセント問題の比重は,入試問題の中で低下しつつある。

1999 3.7%
2000 4.6%
2001 2.7%
2002 3.2%
2003 1.6%
2004 1.8%
2005 2.0%
2006 1.5%
2007 2.1%
2008 1.7%

左は,私立大学の入試問題(英語)の総問題数のうち,発音・アクセント問題が占める割合の推移。データは,この10年間の旺文社の「大学入試問題正解」(いわゆる電話帳)に収録された資料による。「入試問題正解」では読解力(56.8% 2008年データ 以下同様),文法語法(22.9%),会話(10.9%),表現力(6.2%),発音アクセント(1.7%),語彙力(1.2%),聴解力(0.3%)に分類されている。分類基準が明示されていないので何とも言えないが,おそらく大問ごとの分類で,だとすると「語彙力」などは単独で大問を構成することは少なく,たいてい「文法・語法」に組み込まれているから,実数はだいぶ多いはずだ。つまり,発音・アクセントはほとんど分類が無意味なほど少ないということになる。(リスニングの割合が低いのは,出題大学がまだ少ないこともあるが,大問ごとの統計だからだろう。小問数やかかる時間,配点は多い。そして今後は出題大学自体が増えそうだ。)

推移に注目しても,全体的に低下傾向にある。これだけ低いと,これ以上の変化は誤差のレベルになってしまう。

さらに,このデータは問題数上の割合である。配点を考えれば,発音・アクセントはほとんどの場合1点~3点で,記述・論述問題と比べればかなり低い。2008年度の1.7%という数字は,配点ペースでみれば,0コンマ数パーセントのはずである。

早慶上智やMARCHレベルの大学では,発音・アクセント問題はほとんど出題されていない。たまだまある年のある学部の問題に出ることはあっても,毎年恒例で出題する大学は見かけなくなった。発音・アクセント問題がお好きな数少ない学部のひとつは,中央大学経済学部で,2008年の問題は,こんな感じだ。

アクセントがある母音の発音が同じものを選ぶ。

A widespread notion is that computers, the Internet, bioengineering, and so forth represent a (1) fundamental change in human affairs. These (2) recent inventions are sometimes hailed as a "third (3) Industrial Revolution." (…)

(1) 1 calendar   2 calculate  3 elementary  4 elusive  5 punctual

(2) 1 American  2 century  3 certainly  4 disease  5 athlete

(3) 1 intense  2 interference  3 intellectual  4 interested  5 interruption

中央・経済はなぜか文法系問題が伝統的に好きなようだ。

以前はこのような文章付き問題の形式ではなく,ただの4択問題であった。

 

  発・アク 問題数 発・アク 配点 文強勢 など配点
1979 20 20  
1980 10 20  
1981 11 11  
1982 9 18  
1983 10 20  
1984 6 12 6
1985 5 10 10
1986 6 12 6
1987 5 15 6
1988 4 8 6
1989 5 10 6
1990 5 10 6
1991 5 10 6
1992 8 16 4
1993 8 16 4
1994 8 16 4
1995 6 16 6
1996 5 12 8
1997 4 12 6
1998 4 12 6
1999 4 12 6
2000 4 12 12
2001 2 4 16
2002 2 4 12
2003 2 4 12
2004 2 4 12
2005 2 4 12
2006 2 4 12
2007 5 10 9
2008 5 10 6

こちら(右)はセンター試験(89年までは共通一次試験)のデータ。

すべて200点満点。全問題数は昔は70~80問あったが,今は50問程度になっている。

最初の2年間の発音・アクセント重視(総点の10%)ぶりには驚く。いくらか波があるものの全体的には,比重は低下しつつある。ただし,この2年はちょっと盛り返してますね(配点では5%)。2006年からリスニングが導入されていて,そのころは「発音・アクセント問題は消えるかも」といわれていたのだが,翌年からむしろ増えている。リスニング導入で何か反省点があったのか,それとも単なる気まぐれか。上にも述べたが,2問程度では何も測定できないので,少し増やしたということか。

文強勢が減っているが,確かにこちらはリスニングと「かぶる」かもしれない。

ただし,文強勢は,極端に言えば単語の発音・アクセントを間違えて覚えていても解答には影響しない。文強勢は,文の中でどの単語を強く読むべきか,という問題であり,ふつうのアクセント問題は一単語の中のどの母音を強く読むべきかという問題。すごく大事なことではあるが,今回のテーマとは異なっている。

 

発音・アクセントの勉強は?

さて,受験生からみると,発音・アクセント問題問題はどう扱うべきか。

発音・アクセントの勉強にどの程度のエネルギーや時間を傾けるべきか。

 

簡単に言うと,発音・アクセントはだいじ,でも問題として練習する必要はほとんどない,ということだ。

まずふつうに単語を覚える時にできるだけ声に出して,正確な発音で覚えようとすること。すでにどこかにも書いたが,発音できない単語は覚えられない。「僕は単語は覚えてるけど,ちゃんと発音するのは苦手」という人もいるかもしれないが,そういう人は実は自己流の言い方(=発音)で覚えているというにすぎない。どうせ言い方を覚えるなら,正確に覚えた方がいいに決まっている。

覚える時は,音声教材があればそれをまねすればよいが,なければ発音記号を読めるようになる必要がある。

発音記号 – おおざっぱに理解しよう

 

こうして,ふだんの単語学習の際に地道に覚えおけば,それ以上のことはほとんど必要ないだろう。

いちおう自分の受ける大学で出るのかどうかチェックして,どうも不安だったらそこではじめて対策の必要が出てくる。そうでないのなら,特に対策は必要ない。

単語自体はほっておけば意味をどんどん忘れてしまうから,何度もチェックしなければならない。そのついでにもう一度発音もチェックしておこう。単語集には「発音注意」とか「類音」とかのマークがついているものもある。そういう単語は発音を意識して重点的にチェックする必要がある。

 

 

 

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by rickie | Posted in その他(高校生向け), 勉強法の勉強 | No Comments »

慶応大学・経済学部の自由英作文問題の対策

2月
2008
7
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自由英作文問題としては,私大で最高の難問と言っていい慶應・経済の問題 3 。かなり苦戦する人が多いんじゃないでしょうか?特に,2006年から語数が 70 語から 100 語にアップし,かなり時間もとられます。語数アップは慶應がこの問題を重視していることの表れでもあります。どうせ差はつかない,点もたいして取れないんだからと投げてかかっていい問題ではありません。生徒たちがやった問題を添削した経験からも,大量得点とまではいかなくても,結構いい答案を書く人はいくらでもいますから,得点源にすることはじゅうぶん可能です。

自由英作文問題対策についての,一般的な考え方については

自由英作文問題の直前対策

で触れておきましたので,読んでいない人はそれも参考にしてください。

自由英作文にどれだけ重点を置くべきか?

英語の試験時間は100分。2005 年以前(つまり自由英作が100語以上になる前)は,文法問題や,長い会話問題がありましたが,2006, 2007 年はかなり長い長文2題+自由英作(100語)です。

したがって,すべてをまんべんなく解くためには,1 と 2 (長文)で合わせて60 分(最長75 分),自由英作に40 分(最低25 分)という時間配分になります。

1と2がこの時間で終わらない人,またはもともと英語を書くことが不得意で3で高得点は望めない人は,どうしたらよいでしょう?また,ふだんならヨユーで長文が解けるのに,本番ではあせってしまう,ということだってありえます。傾向がガラッと変わることだってありえます。この場合,リスク覚悟で長文に全力を注ぎ,15分前後で英作をまとめるしかテがありません。

 

慶応経済・自由英作文問題の特徴

過去問をやった人は知っているとうり,慶応経済の自由英作文には他の大学の自由英作文には見られない特徴があります。

  • 図・表・グラフ・地図などのデータが与えられており,それらをしっかり分析しないと文章が書けない。
  • 問題にはさまざまな条件が付けられており,条件を見落とすとせっかくの答案がだいなしになる。
  • データの分析を踏まえて,自分の意見を書くわけだが,2002年以降はそれを「提案書」のような形でまとめることが求められている。受験生は,企業や政府の担当者という立場に置かれるという設定。
  • 「提案」は,プランA, プランB のような形で与えられていることもある。
  • 自由英作文問題だから,それらの選択肢のどれを選んでもかまわないし,実際,問題文にも「どの案を選んでもかまいません」と書いてある。しかし,あまり知られていないが,年度によっては選択肢に,「正解」とまでは言わないが,書きやすい選択肢と書きにくい(これを選んでしまうと,よほどのアイデアがない限り論理的にまとめにくいような)選択肢がある場合がある。
  • プランは,理想重視か現実重視か? 短期的利益を追求すべきか,長期的利益を追求すべきか? という選択になっていることがある。

 

どの選択肢を選ぶか?

上で述べた特徴のうち,最後の2点について,各年度の過去問で具体的に考えてみましょう。あくまでも「書きやすさ」を考えて選ぶというねらいです。それ以外のアイデアがあればどれでもかまいません。

 

2007年 エイズ対策のNGOの2010年度までの予算作成(100語以上)

提案選択肢なし。3つの支出パターンが挙げられているが,これらは選択肢ではない。

  1. large budget (予算をふやす)
  2. numerous project (計画をふやす)
  3. many workers (人員を増やす)

これらは「案ではありません」と書かれているところがポイント。つまり,これらを組み合わせてよいと言っているに等しい。こういう問題設定なら,いろんな重点の置き方が考えられ,それほど書きやすい–書きにくいの差は出ません。無難なのは,最初 1+3 ,徐々に2を目指すというあたり。

 

2006年 アフリカの貧国の都市での洪水に対する災害対策(100語以上)

提案選択肢は,

  1. Sianam-led Reconstruction Program(独自の復興計画) — 長期復興計画
  2. Humanitarian Aid Program(人道支援計画) — 短期復興計画
  3. International Appeal(国際援助の要請)

問題文には,「災害対策案の選択肢として」とあるので,「貧困地区の全ての家が全壊」しているのにあまり悠長なことはできず,2 か 3 が書きやすい。

 

2005年 サンドイッチ店出店計画の改善点 (70語以上)

提案選択肢なし。考慮すべきポイントは,

  1. 平均待ち時間(20分)
  2. メニューと値段(サンドイッチ1500円 3種類,ドリンク800円 2種類)
  3. 営業時間(10AM~7PM)
  4. 日曜閉店
  5. 地図 (近くに高校,塾,コンビニ,住宅地)

トリッキーな設定です。見逃しやすいですが,問題文に「お客さんの前でサンドイッチを作る形式のファーストフード店」と書かれています。「20分待たされて,どこが fast food なんじゃい」とツッコミたくなる気持ちを抑えて,この「お客さんの前でサンドイッチを作る」というのは普通のサンドイッチではなく,プレミアムサンドイッチ(?)でしょうから,値段が異常に高いのも理解はできるというものです。「値段を下げる」というのもテですが,近くにコンビニがあることを考えると,値段よりも営業時間や日曜開店やメニューを増やすという方が現実的かも。

 

2004年 駅前のビルを利用した市民用施設の建設案(70語以上)

提案選択肢は,

  1. childcare center
  2. free community space
  3. public library

問題文にはそれぞれの特徴が書かれていますが,「以下の資料および地図は使っても使わなくてもかまいません」とあります。結局制限がないわけで,この年は比較的自由に選べます。

 

2003年 3人の奨学金留学候補生のうちから一人を選ぶ(50語以上)

提案選択肢は,

  1. Hitomi (成績良,英語力高,国連職員志望,国際政治研究目的)
  2. Mai (成績中,英語力低,教師志望,英語力向上目的)
  3. Ryota (成績低,英語力高,映画監督志望,異文化体験目的)

現在の成績で選ぶべきか,将来性を考慮して選ぶべきかという対立が見えます。奨学金は頑張ったご褒美であるという考え方に立てば1, 奨学金は将来社会に役立つ人材に与えるべきという考え方に立てば,1 か 2 。つまり 1 がいちばん書きやすい。

 

2002年 アフリカの貧国の開発プラン(50語以上)

提案選択肢は,

  1. National Park at Jumbi
  2. Copper Mine (銅鉱山) at Urza

1 は利益は多くはないが安定した観光立国志向,2 はてっとり早くがっぽり儲かる短期的利益志向。まあ 1 の方が優等生的ではありますが書きやすいでしょう。1 に道路が必要とありますが,地図を見るとすでに近くには空港も鉄道もあります。必要経費は少なくてすみそうです。1 を実施するために 2 で稼ぐという書き方もアリですが,2 の問題点の「汚染」が観光の足を引っ張るかもしれません。

 

最後に

答案作成の手順は,

データ・問題条件の分析 –> メモの作成 –> 作文 –> 見直し

になりますが,全体で 40 分取れれば,分析・メモに15分,作文に20分,見直し5分 というあたりになるでしょうか。時間がない場合でも,分析・メモに10分,作文に15分がぎりぎりでしょう。とにかく,慶應・経済はデータの分析で勝負は半分決まります。メモの取り方は,自由英作文問題の直前対策を参考にしてください。大ポイントの下に小ポイントを整理するところがミソです。

過去問は2回やってみる

すでに過去問をやった人も,赤本の解説を読んだ上で,または上に書いたポイントを頭に入れた上でもう一度書いてみてください。制限時間を25分くらいにして練習しておくといいでしょう。そこそこ書けるかな,という自信が出てくればしめたものです。

 

 

 

 

 

作成日 2008.02.07    Ver. 0.8

 

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by rickie | Posted in 未分類 | No Comments »

自由英作文問題の直前対策

2月
2008
7
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ここでは,直前対策について考えます。

本来,自由英作文問題は,短い英語なら正確に(妥協すれば,ほぼ正確に)かけることが前提です。この力がまだついていない人は,ふつうの英作文問題で力をつけておきましょう。

それを踏まえた上で,直前期の自由英作文対策を考えていきましょう。

 

あたりまえのことなのに.......

あたりまえのことなのに,案外見落とされる,または気付かれていないことは,

問題の条件を満たす

ということです。

そんなこと簡単,知ってるよ,バカにするな,と思うかもしれませんが,僕の経験では,おそらく答案を書いた人のうちの少なくとも 40% くらいは条件を満たさず,結果, 0 点となる可能性が高いのです。英語としては完ぺきな答案だったとしても。

条件といわれればふつう,

単語数の指定,「賛成か反対意見を書け」とか「例を挙げて」とか「理由を2つ」とか,「本文中の語句を使ってよいが,文をまるごと引用してはならない」などの指示

などのことを思い浮かべます。もちろん,これらも重要です。「X 語程度」という場合は,その語数の 80% ~ 120% あたりが許容範囲で,大学によって基準は異なりますが,50% 以下なら 0 点,50% ~ 80% なら内容が良くても減点というのがよく言われる採点基準です。

でもここで僕が条件というのは,もっと見つけにくいもので,おもにテーマに関することです。たとえば,次の問題を考えてみましょう。書かなくてもいいですから,ちょっと考えてください。

 

次の設問について,50語程度の英文を書きなさい。 (青山学院・文学部 2007)

What is the pleasure of reading books as opposed to enjoying films and TV?

 

さて,何をどう書きますか? as opposed to ~ は「~と対立するものとしての」「~と比較した場合の」という意味ですから,問題文は「テレビ,映画を楽しむことと比較した場合の読書の喜びはなにか?」という意味ですね。

「本とテレビの比較だろ,映像は印象的だが長続きしない。活字は想像力を使わなければいけないが,そのぶん脳が鍛えられ...」なんてことを書こうとしませんでした?この問題では,読書とテレビ・映画との比較を書く,なんてことは求められていません。注意すべきは次の二つです。

  • 「テレビ・映画と比較した場合の読書」と書かれているので,メインは読書の方
  • 2つのメディアの特徴を比較しろなんて書かれていない。「喜びは何か」と聞かれているのだから,「喜び」「楽しみ」に関連付けなければいけない。

だから,読書の特徴として「想像力が必要」ということを思いついたのなら,それを「喜び」につなげていく論理が必要なのです。たとえば,

「映像の世界は与えられたイメージを受け取るだけでよいので,視聴者は楽ではあるが,すべてを与えられてしまい自由ではない。それに対し,読書は想像力を働かせる努力が必要だが,逆に想像力が人間に自由のよろこびを与えてくれる」

のように,「喜び」またはそれに近い語に結びつけなければならないわけです。

ただし,東大・阪大・一橋のように条件が少ない・または見つけやすい大学もあります。逆に,慶應・経済のように条件が多く・わかりにくい大学もあります。

 

さらに,あたりまえのこと

書き始める前に,メモをとる

これもあたりまえなのに,メモを取らない人ってけっこう多いですね。僕は,英語だろうが,日本語だろうが,メモを取らなきゃ書けません。

  1. まず,上に述べた問題の条件を整理した上で,
  2. 思いついたことをかたっぱしからメモし,
  3. そのメモどうしで関連しているものをまとめ,
  4. 大ポイントを2つとか3つ,そのそれぞれの下に小ポイントをいくつかに分け,
  5. 全体をどういう順番で並べるかを考える

といったかんじです。これを本格的にやると「KJ法」という発想テクニックになるのですが,そこまで徹底しなくてもいいでしょう。

ちょっと一橋大学(2007)で試してみましょう。

 

Write 120-150 words of English about one of the topics below. Indicate the number of the topic you have chosen. Also, indicate the number of words you have written at the end of the composition.

1. Japan is not a democratic society.

2. Christmas should not be celebrated in Japan.

3. The school year in Japan should start in September.

 

条件は,120 ~ 150 語で,3つのテーマのうちから一つを選び,その番号を書き,最後に語数を書く,ということだけです。では,1 「日本は民主的社会ではない」でやってみましょう。まず思いつくことをかたっぱしからメモ,です。

  • 投票率が低い
  • みんな,特に若者は政治に関心がない
  • 政治家が腐敗してる
  • 少数意見が無視される
  • 議論が苦手だ
  • 集団主義的だ

まあ,こんな程度でもかまいません。どこかで聞いたようなものばかりで,ぜんぜんオリジナルな意見ではありませんが,入試にオリジナリティなど必要ないでしょう。ここで,「待てよ,問題は democratic nation (民主主義国)じゃなくて,democratic society と言ってたよな」と思いつけばしめたもの。選挙や政治制度も「社会」に関係はありますが,むしろ国民の間に民主主義が浸透していない,社会の中に民主主義的風土が根付いていないということの方に重点を置いた方がいいのでは,と思いませんか。上のポイントで言うと,上から2つめや,下の3つをもっと深めよう,という方針が見えてきます。

  • いじめ問題(人と違うことを恐れたり,違う人を排斥する傾向)
  • 論理よりも感情に流されがち

とりあえず,これらのネタ(小ポイント)を,大ポイントにまとめていきます。

  1. 日本人は集団主義的傾向がある
    1. みんなと同じであることが求められる
    2. 違う人は排除されがちだ –> (例)いじめ問題
    3. ∴ 少数意見が無視される
  2. 論理よりも感情やしがらみを優先する傾向がある
    1. 理屈を振りかざす人は嫌われる
    2. 自分の意見を言いたがらない

最後に,全体のテーマとのつながりを考えて,「民主主義が成り立つためには1や2が必要だが」を最初に入れ,結論として,「だから日本はまだ民主的社会ではない」と末尾に置く。

現実には,わからない単語などが出てくるでしょうから,こんなにうまくはいきませんが。

 

結論を先に言う

今の問題では,テーマ自体が結論として問題文に出ていたので,最後に「だから日本はまだ民主的社会ではない」とつけましたが,一般的には英文では結論を先に言う方がふつうです。日本人の書く文章は,「ああでもない,こうでもない,だから ×× だ」という順序になりがちですが,西洋人の好むスタイルは「 ×× である,なぜなら第一にああであり,第二にこうであるからだ。」という形です。どういう結論にもっていきたいのかがなかなか見えないと,ネイティヴは不安・不満を感じるようです。50語程度の短い文ならともかく,長い文を書くときにはこの西洋風スタイルをお勧めします。

この時,とうぜん重要になってくるのが,論理展開指標( discourse markers ),簡単にいえば,「なぜなら」「それゆえ」「たとえば」「第一に」といったつなぎの言葉です。極論すれば,入試における「論理的な英文」とは,この discourse markers がうまく使えている文章のことだと言っていいでしょう。ぜひ練習を積んでください。

論理展開指標についてはここにリストgoupがあります。

 

過去に複数の大学で出されたテーマ

典型的テーマを出題する大学では,ある程度テーマを考えておく練習をしておいてください。次のリストは,典型的テーマの数例です。

エッセイ型

  • 高校時代にいちばん印象的だった出来事
  • 自分がいちばん影響を受けた本・映画

論文型

  • 死刑制度は廃止すべきか (青山・国際政経,一橋)
  • 成人年齢は18歳に引き下げるべきか[18歳から選挙権を与えるべきか] (早稲田・法,一橋)
  • 小学校から英語の授業を導入すべきか[英語も公用語にすべきか] (早稲田・法,一橋)
  • 少子化の理由や対策

 

 

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早稲田大学・法学部 / 国際教養学部の自由英作文問題(過去問)

2月
2008
6
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早稲田法学部と国際教養学部の自由英作文問題は同傾向です。片方しか受けないのであれば,もう片方が練習用として使えます。

 

早稲田 法

★ 2007年

  Students at many universities in Japan are required to study a foreign language, usually English. Some universities require students to study more than one foreign language. Some people say universities should not require students to study a foreign language at all. Which do you think is the best policy?

Write a paragraph explaining your opinion. Give at least one appropriate reason to support your answer.

 

★ 2006年

These days the sales of printed daily newspapers are declining in many countries.
Do you think newspapers will disappear within the next 10 years?

Write a paragraph explaining your opinion. You must give at least one appropriate reason to support it.

 

★ 2005年

Last year the Japanese Diet voted to introduce a new trial system involving lay judges.

The main points are:
Usually, 6 lay judges will work with 3 professional judges to reach a decision by majority vote.
Lay judges will only take part in trials involving serious crimes such as murder.
Lay judges who disclose information from a trial can be punished by a fine or imprisonment.
The new system will start in 2009.

What is your opinion?
● Are you entirely in favor of the new trial system?
OR
● Do you generally support the new system, but disagree with some of the details?
OR
● Are you completely against the new trial system?

Write a paragraph defending ONE of these three positions, giving at least one appropriate reason to support your opinion.

 

★ 2004年

Under current law, Japanese citizens become adults at the age of 20.

● Do you agree with the current law?

● Or do you think that the age of majority should be reduced ― to 18, for example?

● Or do you think that it should be increased ― to 22, for example?

Write a paragraph defending ONE of these three positions, giving at least one appropriate reason to support your opinion. All answers must be written in English in the spaces provided on the ANSWER SHEET.

 

★ 2003年

現在,日本の多くの高等学校では,生徒が携帯電話を持って来ることを禁止しています。これについてあなたの考えを,以下に,与えられた書き出しに続けて,英語で書きなさい。その際,以下のFORかAGAINSTのいずれかを○で囲みなさい。
I am FOR/AGAINST* high schools prohibiting students from carrying cell phones because ……………………………………………………………………………………………………………………….
………………………………………………………………………………………………………………………..
………………………………………………………………………………………………………………………….
………………………………………………………………………………………………………………………….
*いずれかを○で囲みなさい。

 

 

早稲田 国際教養

★ 2007年

  Write your answer in English within the box provided on the ANSWER SHEET.

  Children are taught not to lie, but in fact sometimes people do. Is it ever a good thing to tell a lie? Explain.

 

★ 2006年

In recent years the Japanese Ministry of Education, Culture, Sports, Science, and Technology (MEXT) has been encouraging public elementary schools to provide English conversation lessons during the periods devoted to General Studies. This has led to widespread discussion concerning whether English should be made a compulsory subject at the elementary level.

What is YOUR opinion?

● Do you think that English should be made a compulsory subject from the first grade of elementary school in Japan?
● Or, do you think that English should not be taught in elementary school at all?
● Or, is your opinion somewhere between these two extremes?

Write a paragraph defending ONE of these three positions, giving at least one appropriate reason to support your opinion.

 

★ 2005年

At present, dual citizenship is not permitted under Japanese law. All Japanese young people who hold a second nationality are required to give up one or the other within two years of becoming an adult ― that is, before they reach the age of 22. What is your opinion?

● Do you agree with the present state of Japanese law with regard to dual citizenship?
● Or, do you think that the age by which people have to choose should be changed?
● Or, do you think that Japanese citizens should be allowed to hold a second nationality?

Write a paragraph defending ONE of these three positions, giving at least one appropriate reason to support your opinion.

 

★ 2004年

At present smoking is only permitted on the Waseda University campus in certain areas that are clearly marked.

● Do you agree with the present policy?

● Or do you think that smoking should be prohibited throughout the campus?

● Or do you think that smoking should be permitted more generally?

Write a paragraph defending ONE of these three positions, giving at least one appropriate reason to support your opinion. Write your answer in English within the box on the ANSWER SHEET.

 

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青山学院大学・文学部の自由英作文問題(過去問)

2月
2008
6
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青山学院大学 文学部の自由英作文問題の過去問です。

  • 1998年および89年以前には出題されていません。
  • 設問はすべて
      次の設問について,50語程度の英文を書きなさい。
    というものです。
  • 方式によって傾向の違いがあるわけではありませんので,自分が受けるものとは違う方式をやるのも練習になります。
  • 「少年犯罪の増加について」のようなやや社会的テーマが出題されたこともありますが,全体的傾向としては,高校時代の生活の中で感じたこと・体験したことなどから導き出せるような話題が中心になっています。

★ 2008年

【1】  Describe the ways you communicate with others (e.g., by mobile phone, email, letter, etc.) and which you prefer.

【2】  If you could take only 3 things to a desert island, what would they be and why would you choose them?

【3】  Composition: Write a well-organized paragraph with specific details.
1. Why do you think so few international students in Japan come from North America and so many from China and Korea? Write about 50 words.
2. Imagine that the government of a certain English-speaking country will choose one Japanese high school student and pay all that student’s expenses for one year of study at one of its universities. Name the country and explain why you should be chosen. Write about 100 words.

【4】  Write about the following topic in 80 to 120 words.
Describe a teacher who had an impact on you when you were in high school. Please explain why.

 

★ 2007年

【1】  What is the pleasure of reading books as opposed to enjoying films and TV?

【2】  What can be done to maintain good health and what are you doing to stay healthy?

 

★ 2006年

【1】  What is the difference between writing a personal letter by hand and sending an email? Which do you prefer and why?

【2】  Of all the movies you have seen in your life, which one has influenced you the most and why? (about 50 words)

 

★ 2005年

【1】  What are some benefits of doing volunteer work for society and for yourself?

【2】  What do you think are the advantages and disadvantages of the five-day school week in Japanese elementary schools?

 

★ 2004年

【1】  If you became the principal of your high school, what would you change about it, and how would you change it?

【2】  What is the most important thing you learned from your parents and why is it important to you?

 

★ 2003年

【1】  Describe the type of teacher you would like to study with.

【2】  Describe a sight or scene you find to be very attractive.

 

★ 2002年

【1】 〔A〕か〔B〕を選んで,日本語の文に続く文を50語程度の英語で書きなさい。

   〔A〕 イギリスに行きたくないわけじゃないのですが,どちらかというとアメリカのほうにもっと興味があります。理由ですか?

   〔B〕 アメリカに行きたくないわけじゃないのですが,どちらかというとイギリスのほうにもっと興味があります。理由ですか?

【2】  次の日本語の文に続く文を50語程度の英語で書きなさい。

以前,女性は「職場の花」と呼ばれ,補助的な仕事しか与えられないのが一般的だった。そんなに昔のことではない。ところが,

 

★ 2001年

【1】  Nowadays, the number of serious crimes committed by teenagers is increasing in Japan. What is the main cause of this problem?

【2】  Describe one of your hobbies. Explain how it enriches you.

 

★ 2000年

【1】  Compare and contrast two different cultures in the world.

【2】  Love is the best basis for marriage. Explain why you agree or disagree.

 

★ 1999年
      Describe the most important difference between your parent’s generation and yours.

 

★ 1997年
      What do we need to study at university to participate in today’s globalized society?

 

★ 1996年
      Do you agree with the proverb, "When in Rome, do as the Romans do"? Why or why not? Explain.

 

★ 1995年
      How will your adult life be different from that of your parents?

 

★ 1994年
      What is the Value of Reading? というタイトルで。

 

★ 1993年
      The Difference between a Good and a Bad Teacher  というタイトルで。

 

★ 1992年
      "What I want to be doing ten years from now" というタイトルで。

 

★ 1991年
      "The most impressive book I’ve read" というタイトルで。

 

★ 1990年
      "My Favorite Season" というタイトルで。

 

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早稲田大学・文学部/文化構想学部 5 番(1文英語要約)の対策

1月
2008
24
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指針

2007年度から学部が再編成された早稲田大学の文学部・文化構想学部であらたに取り入れられた問題形式です。新傾向問題で類題も少なく,受験生はとまどっているかもしれません。対策を考えてみましょう。

設問には,次のように書かれています。

Read the following passage and write an English summary in one sentence in your own words.

つまり,「要約を,英語で,1つの文で,自分のことばで,まとめなさい」ということになります。もちろんこの条件に1つでも違反したら(たとえば,2文になってしまったり,本文の文をまる写しにしたら),0点を覚悟しなければなりません。微妙なのは「自分のことばで」という部分で,まる写しはダメだとしても,本文中のことばをどこまで使えるか?ということです。本文中のキーワードが基礎的なことば(languageとかcultureとか)なら使わずに書くことは不可能でしょうから,使ってOKでしょう。ダメなのは,

  • まるまる抜き出す
  • まる写しではないが,同じ構造で単語を少し入れ替えただけ
  • 本文中の文をつなぎ合わせただけ

これらを避けた上でまとめてみてください。

手順としては,

  1. 本文を読みながら topic(その文章のテーマ), key(テーマの中身) となる部分にアンダーラインを引いていく(ここがうまく選べれば半分以上完成したも同然です)
    • topicは冒頭に現れることが多いが,冒頭は前置きで,but(however, yet)の後ろに topic が来ることもある
    • topicの理由,根拠を述べている部分は入れたほうがよい topicの実例を述べている部分はふつう飛ばすが,「~のような」(like ~, such as ~)で入れるほうが適当な場合もある
    • 途中で時制が変化している場合に注意。過去vs現在の対比や実例vs一般論の関係になっている場合がある。実例よりも一般論のほうが重要度は高い
    • 末尾にもう一度まとめのような文が来たり,must, should, have toや命令文などでtopicに対する対策,指針を述べているような場合も入れておきたい
  2. 日本語のメモでよいから,要約となるような文にしてみる
    本文を読んでいない人でも,あなたの書いた要約文だけ読めば内容が理解できる,というような文を要約文といいます。本当にそうなっているかチェック。
  3. それを,本文のまる写しにならないような言い換えをしながら英語に直す
    ピリオドを打つまでが1文ですから,厳密に言えばコロンやセミコロンは入っても構わないはずですが,まあ避けたほうが無難でしょう。その代わり接続詞,関係詞を用いて長くしてもOKです。

以下の練習問題で,考えて見ましょう。実際に12分程度でやってみることを薦めます。

 

新作練習問題

Read the following passage and write an English summary in one sentence in your own words.

The range and quality of human emotions is potentially the same for all human groups. It is in the course of growing up in a particular culture that the range narrows and becomes shaped to a pattern. Fear, love, anger, hostility, shame, guilt, grief, joy, or indifference become channeled by culture so that they appear in different situations, against different objects and persons, or hardly appear at all. Each culture selects, elaborates, and emphasizes certain feelings about the self, others, and the world as appropriate or not. This is communicated in direct and indirect ways. A boy who learns not to cry may have been told that crying is only for girls. He also is surrounded by males who do not cry. Both experiences help pattern his inner responses to situations.

 

解法

どうでしたか?単語が少し難しいですね。でも,感情と文化の関係について書かれていることくらいは分かるでしょう。「感情と文化の関係?日本人とアメリカ人では喜びや悲しみが違うの?」というような問題意識を持って読めば少しずつ見えてきます。

以下,1文ずつ考えてみます。ただ文の意味を取るだけでなく,文と文の関係(逆説?実例?詳述?)を考えてください。

  1. 「人間の感情の幅や性質は,おそらくあらゆる人間集団に共通のものである。」

    感情というのは潜在的には万人共通だ,ということです。 重要ではありますが,ある意味で当たり前のことだから,この出発点からどう流れていくのか,これを詳しく述べるのか,それとも「しかし」という風に持っていくのか,待ち構える気持ちで次を読みます。

  2. 「その幅が狭まって,ある型にはまってくるのは,特定の文化の中で成長していく途上でのことである。」

    「しかし」とは書かれていませんが,「しかし」があるのと同じだと分かりますか?前文の「あらゆる人間集団に共通」と「特定文化の中で」が対立しているからです。ここは重要ですね。

  3. 「恐怖,愛,怒り,敵意,恥,罪責感,悲しみ,喜び,無関心などは文化によって方向づけられ,その結果さまざまな状況でさまざまな対象・人間に対してその感情が起きたり,まったく起きなかったりする。」

    「文化によって方向づけられ」とありますから,2を詳しく述べていることになります。

  4. 「それぞれの文化が,自己・他者・世界についてのある感情を,これは適切これは不適切とえり分けたり,磨き上げたり,際立たせたりしているのである。」

    これも2の詳述です。でも,3も4も,2で言っていた「成長していく途上」については何も言っていないことを思い出しておくといいです。

  5. 「こうしたことは,直接的に伝承されることもあれば間接的に伝えられることもある。」

    ここで「成長」のはなしが絡んできます。「成長していく途上」におとなから子供へと伝承されるわけです。

  6. 「泣いてはいけないと学習する男の子は,泣くのは女の子だけだと 教わったのかもしれない。」

    これは5で触れた「直接的伝承」の例。直接大人に教わったのかもしれない,ということ。

  7. 「周囲にいる男たちも泣いたりしない。」

    こっちは「間接的伝承」の例。教わってはいないが,周りを見て自分で学ぶのが間接的伝承。

  8. 「この両方の経験によって,状況に対するその男の子の内面的反応を形成するのに役立っているのである。」

    「この両方」とは直接的に学ぶことと間接的に学ぶこと。「内面的反応」(inner response)はfeelingsを言い換えたものです。

現実的には....

しかし,試験場で時間内にこんな詳しい分析をしている時間があるでしょうか。 あるわけないですね。当然,わからない単語だってあるでしょう。ではどうするのか?

文と文の関連だけでも見抜ければ,完璧な答案ができます。この文章は3つの部分からなり,

1 感情は万人共通。

2 ~ 4 しかし,それは成長過程で,文化によって形成される。

5 ~ 8 こどもは直接・間接にそれを学び,感情を形成していく。

そして,これを英文にまとめます。中心はあくまで2 ~ 4の文化による感情形成。5 ~ 8 は感情形成の方法を述べているだけ。

【解答例】

Though human feelings are almost universal among mankind, people, directly or indirectly,  learn and develop the patterns of their feelings through the culture into which they were born.

 

※ 上の文章はもともと青山学院大学・国際政経学部2002の1番の問題で,本来の設問は,「次の文章を読んで,人間の感情と文化の関係について日本語で簡潔に述べてください。」というものです。

※ 上の英文の著作権者の方,または著作権者をご存知の方はご連絡ください。

* If you are (or know) the copyright holder of the passage above, please let me know.

 

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赤本(過去問)をどう使うか?

1月
2008
18
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直前になれば,みんなやっている赤本。でもそれだけでいいの?

なぜ・どのように過去問を使うか?

そもそもなんで過去問をやるのかをちょっと考えて見ましょう。

  1. 本番の予行演習
  2. その大学(学部)の傾向を知る
  3. 傾向を知った上で,自分の弱点を見つける
  4. その弱点を,同じ傾向の問題を集中的にやって克服する
  5. みんなやっているから,やった方がいいかなと思って

5 の「みんなやってるから」というのは意外に無視できない動機です。みんなが解ける問題を自分だけ解けなかったらヤバイですよね。でも多くの人は 1 の予行演習として,本番と同じように時間を計ってやっていると思います。それもすごくだいじなことなのですが,そのやり方は本番での時間配分を体で覚えるためにやることなので,2年分くらいやればじゅうぶんでしょう。

むしろ上のリストでは3と4がだいじです。弱点や苦手なポイントを発見して重点的に対策をとることです。似たような問題を集めて,「自分用問題集」を作る,そんなかんじでやってみるといいですよ。

過去問をやりきってしまったら

赤本に載っている過去問は,センター(英語)で18年分,東大8年分,一橋7年分,東京外大6年分,私大では早稲田7年分(国際教養は3年),などかなりたっぷり収録されている場合もありますが,慶応5~7年分,MARCHは3~4年分,上智などは2~3年分です。第2志望以下や滑り止めならば2~3年分でも十分でしょうし,これさえやりきれない場合だってあるでしょう。でも,もう終わってしまった,もっとやりたいのに,という場合はどうしたらいいでしょうか?

まず,学校・塾・予備校・図書館などで昔の赤本を探して,借りるかコピーさせてもらう,というのがいちばんいいでしょう。あとは,似た傾向の大学をみつけてやりましょう。あくまでも英語のハナシですが,たとえば,

  • 上智 は全学部とも似たような傾向なので,受ける学部以外の問題でも十分対策になる。
  • 慶応SFC は,総合政策,環境情報とも同じ傾向。
  • 英作文問題は,青山・文,中央・法,津田塾,白百合 あたりが同レベル・同傾向。

などが似ているところです。慶応・経済の自由英作文,慶応・文の長文などは独特なのであまり似た問題が見当たりません。

 

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センター試験対策 (2008年1月実施分 向け)

1月
2008
17
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2008年度センターが目の前に迫っています。
2007年度は,前年度と比べかなり傾向が変わったので大きな変更はなさそうですが,油断はできません。難易度は前年度と比べやさしめだったために,2008年ではいくぶん難化する可能性があります。
よく言われているように,センターは基礎~標準レベルの問題を大量に出題するという特色があり,重要なのは時間配分と,手際よく,要領よく解答できるかという器用さが求められます。一つの問題に手間取りそうなら,場合によっては飛ばして(あとまわしにして)次へ進むというような決断が必要なこともあるでしょう。

センターの英語問題は,特別な対策が必要なわけではありませんが,問題量の多さから考えるとすばやく解き進んでいかなければならないので,それなりの準備は必要です。

センター 第1問 B (文強勢問題)の攻略

文強勢とは,文中のどの単語が強く読まれるのか,という問題です。強勢というのはアクセントという意味ですが,ふつうの単語アクセント問題は,一つの単語の中のどの母音を強く読むのかという問題であるのに対し,文強勢は特定の状況のなかでどの単語を強く読むのが自然なのか,という問題です。センター以外ではあまり見かけない問題形式です。

文強勢問題は,2007年度と2006年度以前で出題傾向が変化しています。今年はどうなるのかはわかりませんが,まず文強勢の一般論を概観すると以下のようになります。

  1. 対比されている箇所は,強く読まれる。前に言われている内容を訂正する語も強い。
  2. 対比されていなければ,代名詞,前置詞,冠詞,助動詞,接続詞などは弱く読まれる。ただし,文末の助動詞は強い。
  3. 疑問文の答えは強い。
  4. 新情報(会話の中ではじめて出てきた内容)は強く,旧情報(会話の中ですでに前で述べられている内容)は弱い。

2006年度まではこれらのポイントを押さえれば理屈上は解けるのですが,実際の出題は時々かなりトリッキーな出し方をしています。たとえば2006年には,一連の会話の中で登場人物が次のように言います。
I’m the only one without an umbrella. Everybody else checked the weather report. Why didn’t I check it?
この下線部分でどこを強く読むかというのが出題で,選択肢は (1) didn’t (2) I (3) check (4) it です。実は,いちばん強く読むのは当然 Why なのですが,選択肢にはありません。つまり,2番目に強く読むのはどこかを聞いていることになります。(1)~(4)まですべて旧情報なのですが,ここでは everybody else 対 I の対比がある(みんなチェックしたのに私はチェックしなかった)ので正解は(2)ということになります。まあちょっとズルイ出題だよなあ~。

ところが,2007年度では傾向が変わって,一連の長い会話ではなく,一文の中だけで「太字部分を強く読んだ場合の話者の意図は何か?」という問題になりました。以前と比べるとかなりやさしくなっています。
Can you come to dinner on Friday at eight?
What do you think about my summer plans?
Tom telephoned me very late last night.
の3題です。
考え方としては,その部分を強く読み,さらにしつこく繰り返してみて,どんな状況なのかを想像してみてください。
キミは金曜8時に夕食に来れる?キミだよ,キミ,キミ!」。
「僕の夏の計画についてどう思います。ねえ,どう?どうなの?」
「トムは昨夜すごく遅くに私に電話してきたんです。すごくですよ,すっご~く。」
見えてきません?

センター 第2問 B (会話文問題) の攻略

会話文はけっこう得意の人も多いのですが,かんたんに注意点を挙げておきましょう。

  1. ( ) の部分とその前後(特に後ろ)で,
    • 指示語,代用表現が対応するか?
      たとえば,( )の後ろにitがあれば,それに当たる語が( )にあると考えられる。
      代名詞以外でも,here, there, so, such, too, alsoなどに注意
    • 代動詞のdo(does, did)も前に対応する動詞があるはず。
    • 疑問詞で始まる疑問文は,Yes-No では答えられない。
    • 省略された表現があれば,その直前の表現を補えるはず。それを補える選択肢が正解
  2. 会話の決まり文を覚えておく。
  3. もし,選択肢のどちらでも言えそうかな?と迷ったら,論理的に飛躍がないものを選ぶ。
    英語は日本語よりも理屈っぽい言語なので,飛躍が少ない。たとえば,
    「昨日あのドラマ見た?」に対する答えとしては,「疲れて寝てた。」より,「いいえ,見ませんでした。疲れて寝てたから。」のほうが飛躍が少ない。

センター 第2問 C (整序英作文問題)の攻略

文法系問題ではおなじみの整序英作です。日本語つきの大学も多いですが,過去30年近くのセンターの中では日本語がついた整序英作を出したのは最初の頃の2年くらいだけだったと思います。日本語がないので意味を考えながら文を組み立てなければいけないのがちょっとつらいところ。基本を確認しておきましょう。

  1. まずVを探す。それを使う熟語はないか?そのVの語法はどうだったか?を考える。
  2. 部品を先に作っておく。たとえば,助動詞の次は原形,前置詞の次は名詞。ただし,間に何かが入るかもしれない。
  3. it が選択肢にあれば,形式主語や形式目的語,強調構文を疑う。
  4. 無生物主語構文に注意。(物のS+V(使役系)+人のO….)
  5. S+Vが2組あるのに,接続詞が一つもなければ,関係詞の省略を疑う。(接続詞のthatの省略も多い)

センター 第3問 C (長文の中に文を入れる問題)の攻略

これも2007年度と2006年度以前で出題傾向が変化しています。まずは旧タイプ対策。

  1. まず,挿入する文の中のつなぎ言葉に波線をつけ,指示語をマルで囲っておく。
  2. その文の要点をメモしておくのもよい。(完全に和訳するのではなく)
  3. 長文はパラグラフごとに読む。そのパラグラフが何をテーマにしているかをおおざっぱに読み取り,どの段落にどの文を入れられそうかをこれまたおおざっぱに決める。特にテーマの転換に注意。たとえば,第一段落では長所,第二段落では欠点が述べられているといった程度の把握でよい。
  4. 段落が決まったら,最終的にどの位置に入れるかを絞り込む。この時に使うのが,1でマークしたつなぎ言葉と指示語である。

ここでのポイントは,パラグラフごとにトピックが変わるので,各パラグラフのトピックが何なのかを明確にした上で選択肢に取り組む,ということでした。

そこで2007年度ですが,問題形式は一見全く違うように見えますが,実は各パラグラフに一つの文を入れるという点では昨年以前と共通です。パラグラフのトピック・論点を理解できれば,選択肢の中から選び出すことはそれほど難しくありません。昨年以前のこの第3問Cは,センター英語の最難問だと敬遠していた人が多かったのですが,完答が十分可能な問題になりました。

××センター 第3問 B (文整序問題)の攻略

これは2007年度から簡単な問題に変わったようなので,参考までに。

  1. 選択肢の,指示語をマルで囲う。
  2. 選択肢の,つなぎ言葉に波線をつける。
  3. 指示語の前には,それがさす名詞があるはず。
  4. 全体の話の流れをつかみ,2のつなぎ言葉がどこに来るかを考える。
  5. 空欄の後ろの文がヒントになることがよくある。

過去問でしっかり準備をしてきた人ほど,逆に出題傾向が少し変わっただけでパニクッてしまう人が多いようです。新傾向は誰にとっても新傾向なのだからあわてることはありません。問題を読み直して冷静に対応しましょう。

 

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